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  • 暇と退屈の倫理学 (新潮文庫)

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暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) Paperback Bunko – December 23, 2021

4.3 out of 5 stars (2,009)

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【東大・京大で1番読まれた本】
2022/2023年1月~12月文庫ランキング(全国大学生協連調べ) 
【累計50万部突破のロングセラー】

暇とは何か。人間はいつから退屈しているのだろうか。
答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。 著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう。
現代の消費社会において、気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー。2011年朝日出版社刊『暇と退屈の倫理学』、2015年太田出版刊『暇と退屈の倫理学 増補新版』にあとがきを加え、待望の文庫化。

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【文庫】暇と退屈の倫理学
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【文庫】中動態の世界 意志と責任の考古学
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【新書】目的への抵抗―シリーズ哲学講話―
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【新書】手段からの解放—シリーズ哲学講話—
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【新潮社】國分 功一郎 作品 暇とは何か。人間はなぜ退屈するのか。スピノザ、ハイデッガー、ニーチェら先人たちの教えを読み解きどう生きるべきかを思索する。 能動でも受動でもない歴史から姿を消した“中動態”に注目し、人間の不自由さを見つめ、本当の自由を求める新たな時代の哲学書。 自由は、目的を超える。『暇と退屈の倫理学』がより深化。東京大学での講話を収録! 「何かのため」ばかりでは、人生を楽しめない――。見過ごされがちな問いに果敢に挑む、國分哲学の真骨頂!

Product Details

  • Publisher ‏ : ‎ 新潮社
  • Publication date ‏ : ‎ December 23, 2021
  • Language ‏ : ‎ Japanese
  • Print length ‏ : ‎ 512 pages
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101035415
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101035413
  • Item Weight ‏ : ‎ 1 g
  • Dimensions ‏ : ‎ 5.94 x 4.17 x 0.75 inches
  • Amazon Bestseller: #423 in Japanese Books (See Top 100 in Japanese Books)
  • Customer Reviews:
    4.3 out of 5 stars (2,009)

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國分 功一郎
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哲学ちゅうもんはオモロイなぁ!
5 out of 5 stars
哲学ちゅうもんはオモロイなぁ!
ざぁ~と眼を通しただけで読んだつもり、哲学ってこんな学問つうことを知ったつもりになれる一冊、年寄り向き。
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  • 5 out of 5 stars
    暇を楽しめるようになります
    Reviewed in Japan on September 20, 2025
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    めっちゃ面白かったです。お堅そうな本なのに小説のようにすらすら読めます。退屈だなぁとか、暇だなぁと感じたことが誰しもあると思いますが、私はその捉え方が変わり、じゃあこうしようとかいう気分になれました。普段本を読まない方にもおすすめできめす。

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  • 4 out of 5 stars
    普段一般の人々が考えない・考えまいとしていることを鋭く指摘してくる本。まあまあ楽しめた。星4.1。
    Reviewed in Japan on May 16, 2026
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    中年になってから思想・哲学に興味が出てきて、現在の哲学者が書いた本はどのような代物なのか知りたいこともあり、購入。冒頭は消費社会の批判から始まって、「現代経済社会への批判の本か?」と思っていたところ、だんだんと思想色が濃くなっていき、頻繁に有名哲学者の思想が引用されるようになって、最終的にはきちんと著者としての結論が語られる、という内容だった。「自由時間をどう感じるかは人それぞれ」と言っては元も子もないだろうが、自分も本書で論じられている通り、暇と退屈に苦痛を覚えるタイプの人間であり、ハイデッガーの批判がドンピシャで当てはまっていたので、これはまあ、痛いところを突かれましたなあ、という感じ。もちろん、本書でも言及されている通り、本能に基づいている側面もあるだろうが、自分の場合は「若い頃に思い描いていたのとかけ離れた自分(の人生)」を突き付けられるから暇や退屈を苦痛に感じると自覚していて、意識して依存先を求めている状態であるから、まさに著者含め先人の哲学者たちに論じられる典型的な人間になってしまっている、ということのようであった。本書の結論を十分に理解できた訳ではないが、鳥や犬など、動物に類した精神性の獲得こそが自分の目指すべき姿だという思いもあるので、特に新しい発見はなかったが、自分を顧みる良い機会となった。また、一次情報としての哲学書は到底自分には読みこなせないので、このように現役の哲学者が、一般向けに内容を噛み砕いた本を書いてくれるのはありがたいと思った。あと、本書を読んで、あらためて哲学や歴史など、若い頃には実学からは一番遠いと思っていた学問こそが、人文科学の中では最も実学と呼べるものなのだ、と再認識した。自分はそのことに気づくのに40年近くかかったが、新卒の時からその事実に気づいている人もいるのだと思うと、つくづく彼らのことを羨ましく思う。どうせ大学の専門とかけ離れたことを仕事にするならば、もっと普遍的なことを勉強しておきたかったという後悔の念が強い。本書が読みやすかったので、著者の別の本も読んでみようと思った。

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  • 5 out of 5 stars
    暇と退屈の倫理学
    Reviewed in Japan on June 15, 2025
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    【評価】★★★★★(4.5/5)

    【パッケージと仕様】

    ・形式:文庫版

    ・ページ数:512ページ

    ・出版社:新潮社

    ・発売日:2021年12月23日

    ・価格:990円

    【良かった点】

    ・哲学的深淵の探究:スピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーら先人の叡智を縦横無尽に繙き、「暇」と「退屈」の根源的意味を掘り下げる論考が圧倒的に刺激的

    ・実生活への架橋:現代の消費社会で陥りがちな「忙しさによる不安」と「退屈の回避願望」を鋭く批判し、時間の本質的な使い方への気づきを促す構成

    ・文庫化の工夫:あとがきを加えた文庫化により、原著のエッセンスを損なわず手軽に携帯できるサイズ感で、通勤・通学の隙間時間にも読み進めやすい

    【改善してほしい点】

    ・ボリュームの重さ:512ページの文庫は読む量が多く、哲学的論考の密度も高いため、気軽に手に取るにはやや腰が重く感じられる

    【総評】

    「暇」と「退屈」という誰もが直面する普遍的なテーマを、歴史的・哲学的視座で深く掘り下げた意欲作。読み応え十分ながらも、実生活への示唆に富み、日々の時間の使い方を見直すきっかけを与えてくれる。じっくりと腰を据えて考えたい読書好きや、生活の質を高めたいビジネスパーソンに特におすすめしたい一冊。

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  • 5 out of 5 stars
    勉強になりました
    Reviewed in Japan on November 8, 2025
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    哲学書であり、一つの知見が手に入ります。

    決して時間のやりくりが上手になるライフハック書レベルのものではありません。

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  • 3 out of 5 stars
    自意識の檻を抜け出すための「浪費」のレッスン
    Reviewed in Japan on May 5, 2026
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    「人間の不幸などというものは、どれも人間が部屋にじっとしていられないがために起こる」―パスカルのこの痛烈な指摘は、現代を生きる私たちの胸に深く突き刺さる。 忙しく動き回り、常に何かに熱中していなければ「自分」を確認できない。私たちはいつから、何もしない時間の静寂をこれほどまでに恐れるようになったのだろうか。國分功一郎氏の『暇と退屈の倫理学』は、私が抱えていた「自意識過剰に自らを苦しめてしまう」という悪癖の正体を、人類史という壮大なスケールで解き明かしてくれた。

    本書が鋭く指摘するのは、私たちが「暇」を得た一方で、その中で「退屈」することを極端に嫌うという事実だ。 暇を埋めるために用意された快楽に身を委ね、消費社会が提示する「これがあなたの欲しいものだ」というモデルを無批判に受け入れる。 私が感じていた、頑張りすぎて自らを追い詰める感覚は、単なる性格の問題ではない。退屈という苦痛から逃れるために、あえて「苦しみに満ちた熱中」を無意識に選択してしまう人間の悲しい構造に起因していたのだ。 「興奮できれば、その内容は不幸であっても構わない」というラッセルの洞察は、自ら苦境を招き寄せてしまう自意識の暴走に、冷徹な論理の光を当てている。

    しかし、著者はここで「もっと努力せよ」とか「決断せよ」といった精神論を説くわけではない。むしろ、そうした「しゃきっとしなさい」という態度の限界を指摘する。 重要なのは、自分の問題意識を「いかに楽しむか」ではなく、「いかに楽しみをもとめることができるようになるか」へと進化させることだ。 私が「自分で自分を苦しめていないか」と振り返る時、それは単なる反省ではなく、内側から溢れ出す「痛む記憶(サリエンシー)」に対峙し、それを癒やすための知的なプロセスへと昇華されるべきなのである。 思考を深めること自体が、実は「退屈の倫理学」の実践そのものに他ならない。

    「人はパンだけで生きるべきでもない。私たちはバラももとめよう」。 本書の結びに響くこの言葉は、自意識の檻に閉じ込められた私たちへの救いである。自然に振る舞えば自らを苦しめてしまう人間という存在だからこそ、意識的に「贅沢(浪費)」を取り戻す訓練が必要なのだ。それは得られることのない満足を終わりなく求め続ける「消費」のゲームを降り、受け取ることに限界がある物事(例:衣食住を楽しむこと、芸術や芸能や娯楽を楽しむこと)を過剰に受け取り、満足を知るという贅沢である。 頑張りすぎる自分を一度手放し、バラを愛でるような無目的な豊かさに身を浸す。その勇気こそが、退屈と共生しながら「人間であることを楽しむ」ための、唯一にして最強の武器となるに違いない。

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  • 5 out of 5 stars
    しっかり考えられる
    Reviewed in Japan on April 2, 2025
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    よくあるビジネス書のような「暇と退屈を感じないためにこれをやれ!」と言う内容ではない。過去の哲学を参照しながら、「退屈とは何か」「なぜ退屈を感じるか」が詳細に論じてある。長いが勉強になると感じた。ビジネス書では結論から読むことが多かったのだが、「結論から読んでも意味がない」と記載してあった。確かにその通りで、結論だけ読んでも意味が分からなかったが、通読すると結論の章で頷くことができた。面白かった。

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  • 4 out of 5 stars
    退屈を恐れる現代人についての本
    Reviewed in Japan on May 24, 2026
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    「なぜ人間は、じっと引きこもっていることが一番幸福なはずなのに、わざわざ外に出て退屈を紛らわし、不幸になろうとするのか?」

    この哲学的な問いに対して、極めて明快で納得感のある答えを提示してくれる本です。

    自分が熱中している趣味や娯楽が、実は広告によって消費させられているだけかもしれないという指摘には、ハッとさせられるものがありました。私たちは「暇」を恐れるあまり、資本主義のシステムに踊らされているのではないかと、深く考えさせられるとともに、知的好奇心を刺激してくれる一冊でした。

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  • 5 out of 5 stars
    前半は良書、後半は佳作。読み物としては面白い。
    Reviewed in Japan on July 22, 2025
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    私は幸いにして、心身ともにまず健康であり、金銭においても当面は心配がなく、時間も人よりは幾分か自由に使う事ができる境遇に恵まれている。

    その私の目下の課題は、さしあたっての課題がないという事。つまり退屈である事だった。

    本書はそんな私にとって、ズバリ自身が直面している状況を取り扱う内容に思われた。

    序章+7章+結論で綴られる本書は、まず暇と対比しつつ退屈とは何かを分析し、次に退屈がどう分析されてきたかを分析し、最後に過去の分析への反駁を行いつつ作者なりの結論に至るという構成だ。

    特に序盤の退屈の苦しみ、退屈でない状態を希求する際に生じる矛盾、暇と退屈とはなんであるかを過去の哲学者の仕事から縦横に引用しつつ舌鋒鋭く語る部分は大変エキサイティングで、楽しく読ませてもらった。

    ただ、問題提起たる前半こそ丁寧な論理展開が行われているが、後半の結論部分へ近づくに従って本書は「果断な」論理展開が多用されるようになっていく。

    特に環世界論のくだりは(単体の話としては魅力的だが…)丸ごと削ったとしても、それ以前に語ってきたパーツで本書の結論部分は十分に組み立てうるように感じられる。

    余計なパーツが種々挟まれる事は、結論に対する著者の自信のなさの表れでもあろう。

    問題提起は筆が乗って楽しいが、広げた話をまとめるのは一苦労であり、物書きの端くれとして勝手に共感させてもらえば、後半はその苦しみが伝わってくるようだった。退屈への対処で手一杯になり暇というもう一つのテーマへの掘り下げが不足のまま終わる点もそれを感じさせる。

    オチで読者を唸らせられるのは超一流の仕事だ。そして残念ながら本書はそこには至っていないと思う。

    これが一過性の娯楽であれば道中楽しませてもらっただけで大満足だったが、読み味が軽いとはいえ一応哲学書という事なので、そこは少し気になった。

    これだけだとオチをくさしているだけなので、自分なりに本書から受け取った結論でも書いておこう。

    本書を読んだ自分なりの結論。それは退屈とは種族人間の高い問題解決能力が正しく待機状態にある証であるから、何も思い悩む必要はないという事だった。

    退屈を異常信号だと思うから人は苦しむのだ。

    退屈がただの生化学的な、そして正常な機能だと捉えられれば、後はそれを楽しむか、または適当な仕事を与えてやって大人しくさせるかはその時の気分次第で好きにすればよい。

    別に魂を賭けて挑まなければならないような深刻な問題などではないのだ。そうして退屈から感情をろ過すれば、暇が手に入る。

    本書は三つの結論を述べるが、一つだけで良いように思われた。

    ただこの一つは本書から得られた学びには違いない。だから評価は星5にさせていただく。

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