マスク不足で困る母親に 見知らぬ女性が待っていた理由
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コロナ禍に高熱の娘が病院前で嘔吐 途方に暮れた母親に起きたこと読者から寄せられたエピソードを漫画化している、西山ともこ(nishiyama_tomoko07)さんの作品『コロナ禍の優しさ』をご紹介します。

母のマスクが『めちゃモテ♥マスク』だったと気づいた娘の反応新型コロナウイルス感染症の流行以来、日常生活で必要不可欠なアイテムになったマスク。 しかし、2023年5月8日に5類感染症に移行したことによって、感染症対策が個人や事業者の判断に委ねられるようになりました。 マスクの着用...






新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が海外のみならず日本でも流行する中、マスク不足が深刻化しています。
マスクを入荷する店があってもすぐに売り切れとなり、必要とする人々の手に行き渡っていません。
1児の母親であり、アーティストの前田真実さんは2020年2月23日にブログを更新。子供のマスクが買えず、困っていた時の心温まる出来事を投稿しました。
子供用マスクはどこも売り切れ…困り果てた母親
娘さんが風邪をひいてしまったため、マスクを買おうと近所のドラッグストアを回っていた前田さん。しかし、マスクはどこも売り切れていました。
当時、感染拡大への不安から、開店前から店頭に列を作る人が各地で相次いでいた時期です。子供用・大人用を問わず、棚からマスクが消えていく状況が続いていました。
店員に確認すると「テレビの報道が酷くなるたびに開店前から列を作る人が増えている。初めのうちは子供用のマスクはまだあったのだけれど、最近はもうなんでもいいからと買っていく人が増えた」とのこと。
子供のサイズに合ったマスクは大人用と異なり、代わりになるものを見つけにくいのが実情です。娘さんのために何とかしたいと思いながらも、前田さんは手ぶらで店を出るほかありませんでした。
心にしみた人の優しさとマスク
子供用マスクを手に入れられず、前田さんは困ってしまいました。そのまま店を出ると、1人の女性が声をかけてきます。
女性は、店員と前田さんの会話を聞いて、持っていた子供用マスクを渡しにきてくれたのです。
店内での会話をたまたま耳にした見知らぬ女性が、自分の手持ちのマスクを差し出すために出口で待っていた。「開封してあるので気になるかなと思ったのですが」という一言に、相手への細やかな配慮が表れていました。
女性の優しさに、涙が出そうになるほど感動した前田さんは、ブログで次のように感謝の気持ちをつづっています。
「仏様のような人だ」読者から共感の声
投稿に心動かされる人が続出。「仏様のような人だ」「買い占めたり、フリマサイトで法外な値段で売ったりする人もいる中、そういう人がいるのは嬉しいことですね」「世の中、こうありたいものです」などのコメントが寄せられています。
自分にできる範囲で、困っている人の手助けをする…その大切さに改めて気付かされますね。人々の優しさが連鎖していくことを願ってやみません。
[文・構成/grape編集部]