Trauma-Informed Society Platform
トラウマを「個人の問題」から「社会の構造課題」へ。KOTOTiはTrauma-Informed(TI)アプローチの知識と視点を、組織と社会に届けます。仕事の現場でも、家族や身近な人間関係でも、はじめの一歩は「学ぶこと」から。
What is KOTOTi
KOTOTiは、Trauma-Informed(TI)アプローチの普及・研修・啓発に特化したプラットフォームです。臨床心理士・公認心理師・弁護士の三資格を持つ専門家が、それぞれの組織の言葉と文化に合わせてTIを届けます。
What is Trauma-Informed
「Trauma-Informed(TI)」はまだ多くの組織に知られていない概念です。しかしその視点を持つだけで、これまで「解決できなかった問題」の見え方が根本から変わります。
01
事故・暴力・虐待・災害などの体験が、脳と体に「今も続く恐怖」として刻まれた状態。これを「狭い意味のトラウマ」と呼びます。さらに広い意味では、いじめ・親の別居・貧困・家族の精神疾患なども含まれます。「弱いから」「忘れられないから」ではなく、記憶の処理メカニズムに起きた変化です。
02
国内調査では、国民の約60%が生涯に1回以上のトラウマを経験しています。さらに複数の研究は、精神科臨床の現場ではトラウマ曝露率が極めて高いことを報告しています。「特別な人の話」ではなく、あなたの組織のスタッフ・患者・クライアントの多くがトラウマの影響を抱えている可能性があります。
03
TIの核心は問いの転換です。問題行動を「性格・怠慢・意志の弱さ」で説明するのではなく、「その人の背景に何があったのか」という視点に立つ。遅刻を繰り返すスタッフに叱責するより「何か困っていることがあるか」と問いかける——それだけで状況が動き出すことがあります。
TIを実践するための4つのステップ(4つのR)
理解する
Realize
トラウマの広範な影響と回復の可能性を理解する
気づく
Recognize
トラウマの影響で出現しているかもしれない症状のサインに気づく
対応する
Respond
トラウマの知識を統合して、適切な対応をとる
防ぐ
Re-traumatization
支援のプロセス自体が再トラウマ化にならないよう注意する
トラウマケアの3段階
トラウマに特化するケア
EMDR・トラウマ焦点化認知行動療法など。トラウマの影響を受けている人が対象。
トラウマに対応するケア
フラッシュバックや危機場面への対応。リスクを抱える人が対象。
Trauma-Informed(TI)
KOTOTiが担う領域。すべての人が対象。トラウマの影響についての理解を持って関わる。
Key Concept
Trauma-Informedは、トラウマ体験があると分かっている人にだけ特別なケアを提供するものではありません。すべての人にトラウマ体験の影響があるかもしれないと考え、その視点——「トラウマのメガネ」——を普段の関わりの中に持ち続けることが大切です。
トラウマを「確認してから対応する」のではなく、「誰にでも起きているかもしれない」という前提に立つことで、私たちのケア・組織・社会は少しずつ変わっていきます。
Learn More
トラウマインフォームドを、さらに深く学ぶ
「TIとは何か」のページで体系的な解説をお読みいただけます。実際に学んでみたい方は、無料のFoundation Courseで15〜20分のマイクロラーニングをご利用ください。
Research & Evidence
以下では、トラウマ・ACEに関する統計データをご紹介します。数字が重く感じられる場合は、ゆっくりお読みいただくか、いったん次のセクションに進んでいただいても構いません。
精神疾患リスクの上昇
ACE4項目以上で精神疾患リスクが約4倍に上昇。早期のTI介入がリスクを大幅に低減。
自殺企図リスクの上昇
ACE4項目以上で自殺企図リスクが約12倍。組織・制度レベルの介入が「命を救う」投資になります。
成人のACE保有率
成人の3分の2以上が1つ以上のACEを経験。「特別な人の話」ではなく社会全体の課題です。
出典:日本版ACE研究、米国CDC ACE Study
これらの数字は「遠い世界の話」ではありません。今あなたの組織にいるスタッフ、支援している方々の中に、ACEやトラウマの影響を受けている人が必ずいます。
問題は、それを「個人の問題」として処理し続けてきた組織・制度の側にあります。
Our Services
「まず知る」ことから「組織に根づかせる」「社会を変える」まで、段階に合わせてご支援します。
Training Program
管理職・人事・現場スタッフ・支援職など、それぞれの立場と言葉に合わせたTrauma-Informed研修を提供します。「TIという言葉は聞いたことがあるが、うちの組織にどう関係するのかわからない」という段階からお気軽にご相談ください。
Online Learning Platform
人と関わる、すべての仕事のために。15〜20分のマイクロラーニングで、自分のペースで学べるオンライン学習プラットフォームを提供します。誰もが学べる無料のFoundation Courseから、職種別のProfessional Courseまで段階的に展開します。
Organizational Consulting
「研修をやって終わり」にしないために。TIの理念を組織の制度・文化・日常業務に埋め込んでいくプロセスを、専門家が継続的にサポートします。採用・評価・ハラスメント対応フロー・相談窓口の設計など、組織の実情に合わせてご提案します。
Policy Advocacy & Research
個々の組織の変革にとどまらず、法制度・行政ガイドライン・教育カリキュラムへのTI導入を目指した政策提言・学術研究活動を行います。トラウマとパブリックヘルス、BHR(ビジネスと人権)との接続も探求します。
For Whom
「TIを組織に取り入れたい」「まず学んでみたい」——どの立場・規模・段階からでも始められます。
Corporate / HR
ハラスメント研修を繰り返しても根本が変わらない。なぜ同じことが起きるのか、背景から理解したい。
Government / Public
DV・虐待対応職員が疲弊している。支援のプロセス自体が被支援者を傷つけている可能性がある。
Medical / Healthcare
スタッフが燃え尽きている。患者・利用者への無自覚な再トラウマ化が気になる。
Education / NPO
子どもや支援対象者の問題行動の背景にトラウマがある可能性を感じているが、どこから学べばいいかわからない。
Legal / Judicial
トラウマを抱えたクライアントへの接し方がわからない。DV・性被害・犯罪被害の方に関わる際、どう対応すればよいか迷う場面が多い。
Individual / Family
家族・パートナー・子育てなど、身近な人間関係のうまくいかなさの背景にトラウマがあるのではと感じている。自分自身について理解を深めたい。
About KOTOTi
KOTOTiという名称には、「ことのは(言の葉)の継承」「社会的事象(KOTO)への実装」「Trauma-Informed(Ti)」という三層の意味が宿っています。
ことのはグループは、臨床心理士・公認心理師・弁護士の三資格を持つ代表・芝池俊輝を中心に、「個人の回復」から「社会制度の変革」まで、トラウマに関わるすべての営みを一貫したビジョンのもとに束ねています。
KOTOTiはそのグループの中で、TIアプローチの普及・啓発・学習という「入口」を担います。研修を通じて組織が問題の背景を理解し、専門的な治療や法的支援が必要になったとき、グループ内の関連機関へスムーズに繋ぐことができます。
KOTOTi(コトティ)← 現在のサイト
TI普及・研修・eラーニング・政策提言(Level 1)
ことのはカウンセリング&サポート
トラウマ専門治療・WAIS検査・心理的支援(Level 3)→ サイトを見る
ことのは総合法律事務所
法的支援・第三者委員会参画・DV・BHR(Level 2)→ サイトを見る
How It Works
STEP 01
知る
KOTOTiの研修・啓発で組織がトラウマを「知る」
KOTOTi
STEP 02
気づく・繋ぐ
組織が困難を抱えた個人に気づき、適切な支援に繋ぐ
KOTOTi コンサルティング
STEP 03
回復する
ことのはCSで個人が専門治療(EMDR等)を受け回復する
ことのはカウンセリング&サポート
STEP 04
制度を変える
法律事務所・政策提言で制度・社会そのものを変えていく
ことのは総合法律事務所 / KOTOTi
Contact Us
研修・コンサルティング・eラーニング——
貴社・貴組織のご状況に応じてご提案します。
ご相談・資料請求を承ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。