こんにちは!ラクです。
突然ですが…
「感情労働」という言葉、聞いたことはありますか?
もしかしたら
あまり馴染みのない
言葉かもしれません。
でも、
管理職として働いている方なら
きっとその響きから、
なんとなく想像がつくはず。
トクコえぇ…何なんそれ。感情労働?肉体労働の親戚?



だとしたら、頭と心を使い過ぎる労働ってことか??



…うーん、割と近いかも…
今日は、そのちょっと
少しつらい話をしようと思います。
今回も、いつも通り
ラク・トクコ・バウの3人も
一緒にお話ししていきます!
管理職は「感情のプロ」を求められている


感情労働というのは、
社会学者の
アーリー・ホックシールドが
提唱した概念です。
簡単に言うと、
です。
客室乗務員が
笑顔を保ち続けることや…
クレーム対応で
どんな理不尽にも
穏やかに接すること。
そういった
「感情のコントロールを仕事にする」
行為のことを
感情労働と呼びます。
では、
管理職はどうでしょう…?
部下が失敗しても、感情的になってはいけない。
本社から無理な指示が来ても、「分かりました」と伝える。
チームのムードが沈んでいても、自分が率先して前向きでいる。
顧客にクレームを受けても、落ち着いて謝り続ける。
トクコ「…なんか聞いてるだけで疲れてきた。」



なんかワシ、聞いてるだけで疲れてきた



私も💦



管理職って、思えばそういうことばかりですよね



感情を職場に持ち込むなとか言うけど…でも人間だろ



そうなんですよね
感情は、
消えてなくなる
わけじゃない。
押さえているだけで、
どこかに溜まっていく…
そんな感じ、しませんか?
「怒れない、泣けない、弱音を吐けない」


管理職の感情労働が
特につらいのは、
三つの禁止事項がある、
ということです。
部下に強く言えば
「パワハラ」と言われかねない…
そんな時代です。
正直に怒りを表現する場所が、
どんどん狭まっています。
だから、怒りはどこへ行くのか。
…自分の中に、しまわれていく。
マネジャーが「しんどい」と言ったら、
チームが不安になる。
「自分がしっかりしないと」
そんな責任感が、
弱音を飲み込ませます。
誰かに頼れる立場じゃない…
そう感じている人も多いはず。
これは特に
男性の方に多いかもしれません。
「40代の管理職が感情的になる
…そんなこと許されない…」
そんな自分の中の抵抗感。
「みっともない」と感じてしまう、
その感覚。
それ自体がすでに、
感情労働の産物です。



でもさ、この3つやってる人、ぜったいいるやろ…



いますね、確実に



ワシも全部いっぺんにやってきた。怒りも悲しさも、全部腹ん中に収めてきた。まったく不健康もいいとこだぜ…



…それはウソやろ



なんでじゃ!



だってバウさん、どう見ても「自分に素直」やん



ふっ…若いな。敢えてそう見せてるのさ



ウソですね



……ワシの味方はおらんのか
外資系・板挟みの管理職の「特殊な消耗」


個人的な経験ですが、
外資系企業で働く
中間管理職の方には
独特のしんどさがある、と
私は思っています。
海外の本社から来る指示は、
日本の現場の文化や
事情とかみ合わないことが多い。


それを部下に
「やれ」と言い続けなければいけない。
自分自身が
「これは無理じゃないか」と思っていても。
私も自分のメモで、
こんなことを書き残していました。
これは…
感情労働の典型的な場面です。
自分の気持ちとは真逆のことを
「仕事として」
言い続けなければならない。
その乖離が、
じわじわと人を蝕んでいく。



なんか悪いことをしてるような気すらするんちゃうかな…



なりますね。だから消耗するのではないでしょうか。感情が、「嘘をついてる」って感覚になる



でも、そいつが悪いわけじゃないんだよな。仕組みがそうなってんだしよ



そのとおりですね
誰かを動かして何かを成し遂げても…


これも、
管理職特有の感情です。
部下が成果を上げた。
プロジェクトが動いた。
顧客が喜んだ。
でも…
自分は何を
感じているのか
分からない
嬉しい気持ちはあるんです。
でも、同時に
何か空っぽな感じもある。
以下も、私も辛かった時に
書き残していたメモです。
当時、自分がこう思うことに、
どこか「弱い自分」を感じていました。
でも、
今となっては、
そうじゃないと私は思えます。
管理職という役割が、
自分の感情を
「チームのため」
「組織のため」に
使うことを
求めている。
だから、
自分個人としての達成感や喜びが
行方不明になってしまう。
感情を道具として使い続けた結果、
自分の感情に鈍くなって
しまうことがあります。



なんか…めっちゃ怖い話なんやけど。感情が無くなっていくってこと?



無くなるのではなく、「どこにあるのか分からない」感覚です



なんか、あれじゃね?タイヤが摩耗してすり減っていく、みたいな。感触が無くなってくる、みたいな



…よい例えですね
感情労働の疲弊は、「甘え」じゃない


「管理職なんだから、これくらい耐えられて当然」
そういう言葉を、
もしかしたら自分自身に
言い聞かせていませんか。
でも、
感情労働の研究は明確に示しています。
感情を抑制
し続けることは、
確実に心身に
負担をかける
燃え尽き症候群
(バーンアウト)のリスクが高まる。
共感疲労が起きる。
自分の感情への感受性が鈍くなる。
これは根性の問題でも、
気持ちの問題でもない。
消耗の仕組みが、そこにあるんです。



じゃあどうしたらいいんだよ?



それが、カンタンな答えは無いんですよね…1つの方法としては「自分の思考のクセ」などを見直すことでしょうか…
この辺りにご興味のある方は、
ぜひ以下から👇
今夜は「疲れた」と気づくだけでいい


この記事を読んで、
何か解決策が見つかった人は
少ないかもしれません。
でも、もしも
「そうか、自分が消耗しているのは感情を使いすぎているからなんだ」
と気づいてもらえたとしたら、
それだけで十分です。
感情労働は、見えない。
筋肉痛のように
「ここが痛い」とは言いにくい。
でも確実に、
摩耗している。
それを
「自分の弱さ」と捉えてしまうと、
さらに自分を責めることになる。
でも、
そうじゃない…
そう言いたいのです。
あなたは、毎日、
たくさんの感情を
「仕事として」
使っている。
それはちゃんと、
消耗することです。



今日は…これくらいにしましょうか



ちょっと重かったけど、なんとなく分かる気がしたかな…



まぁ重たいところに、ホントのことがあるんじゃねぇかな…
今日も、お疲れさまでした。
できれば今夜は、
自分の感情に少しだけ
正直になってみてくださいね。
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