希望を大切にする新しい心理療法のテキストを翻訳出版したい

希望を大切にする新しい心理療法のテキストを翻訳出版したい
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は7月31日(金)午後11:00までです。

寄付総額

850,000

目標金額 970,000円

87%
寄付者
33人
残り
40日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は7月31日(金)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼自己紹介

はじめまして。琉球大学人文社会学部の小泉 誠です。専門は臨床心理学です。 大学で研究・教育に取り組みながら、精神科クリニックや学校、児童福祉施設など様々な現場で心理支援に携わってきました。

 

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▼今、心理療法について思うこと

これまでの心理療法では、「心の病」や「心の苦痛」をいかに対処するかに焦点がおかれてきました。それも心理療法の重要な役割です。

 

一方で、それだけではうまくいかないということも経験しています。心の苦痛に正面から向き合うことは、それ自体が大変苦しいことです。クライエント(被支援者のことを私たちはこう呼ぶことが多いです)の苦痛を扱うタイミングや向き合う方について、私たちはいつも悩み、カウンセラーであってもときにクライエントを傷つけてしまうこともあります。

 

そんなときに大切になるのは、「苦しみ」や「絶望」といった側面ではなく、“希望”や“成長”といった側面に注目する姿勢です。ただし、クライエントを褒めればよいというものでもありません。不用意に期待させたり、安易に持ち上げたりすることは、逆効果になることさえあります。

 

では、クライエントの“希望”や“成長”の側面をどのように支えていけばよいでしょうか。その問いを正面から扱ってるのが希望を大切にする新しい心理療法 《間主観的自己心理学》(Intersubjective Self Psychology 以下、ISPです。

 

 

▼希望を大切にする新しい心理療法~ISPとは

20世紀初頭、ジグムント・フロイトは精神分析という心理療法を創始しました。

 

その後、多くの支持を得て、精神分析はさらに複数の学派に分かれ、発展していきます。その一つに、自己心理学があります。これはアメリカの精神分析家ハインツ・コフートが創始しました。自己心理学では<自己愛>と<共感>を重視します。

 

フロイトは<自己愛>を病理と捉えていました。一方で、コフートは、<自己愛>を病理的なものではなく、人間が生きる上で重要な、空気のようなものであると考えました。「誰かに認めてほしい」「愛されたい」「自分は価値ある存在であると感じたい」と願うことは、むしろ自然なことです。そして、重要な他者に「認めてほしい」という思いが満たされなかった体験が心の病理につながり、自己愛の修復こそが精神分析的治療であると考えられました。

 

コフートの考えをさらに発展させ、現代精神分析の最先端のアプローチの一つとなっているのがISPです。ISPは現在、アメリカニューヨーク州にある間主観的自己心理学訓練研究所(Training and Research in Intersubjective Self Psychology: TRISP)が拠点となっています。

 

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ISPは、二つの新しい治療概念を提供します。それは、トレイリング・エッジ」と“リーディング・エッジ”です。

 

これらの二つの概念は、体験における「恐怖」“希望”という重要な二側面を表現しています。

 

トレイリング・エッジ」は、現状に留めようとさせる恐怖や恐れを潜めています。

 

リーディング・エッジ”は、希望や成長促進的な要素を指します。ISPでは、治療関係で生じる体験をこの二つの側面から丁寧に理解していきます

 

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例を挙げましょう。

ある人が「大切な人とうまくつながりたい、でもうまくいかない」という葛藤を抱えているとします。

 

カウンセリングの場面では、「カウンセラーさんとの関係もうまくいかず、結局カウンセリングが無駄になってしまうかもしれない」という失敗の恐れ(トレイリング・エッジ)が語られます。

 

しかし、この語りの背後には、「ここでカウンセラーに自分の本心を打ち明けて、『うまくつながれる』という実感を得たい」という希望(リーディング・エッジ)も潜んでいるのです。ISPでは、このリーディング・エッジを見出し、それを治療的にささえていくためのプロセスが丁寧に記されています。

 

これは、病院、学校、福祉施設、矯正施設など場所を問わず、心理支援のあらゆる現場で活用されるべき知見であると考えています。

 

 

▼ 「ISPの入門書を翻訳したい!」~本プロジェクトの立ち上げ~

2019年、ISPの入門書が刊行されました。私は、同僚たちとともにこの本を精読し、このアプローチの理解を深めていきました。

その体験を通して私たちは、この本を日本に広く紹介する意義を強く感じるようになり、翻訳出版する計画を立てました。 

 

 

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原著Intersubjective Self Psychology A Primer

 

 

 そうしたなか、この本の出版に大きな期待を寄せてくださったのが京都の出版社「木立の文庫」です。

 

木立の文庫

木立の文庫webサイトより https://kodachino.co.jp/

 

私は、ある学会で「木立の文庫」代表取締役 津田敏之* さんと出会いました。

 

(*株式会社「木立の文庫」津田敏之様から①本プロジェクトを行うこと、②本ページに名称と画像掲載すること、③リターンの内容について承諾を得ています。)

 

その後、津田さんは私たちの出版企画に関心を持ってくださり、直接お話しする機会もいただきました。そこで本書の翻訳への思いを伝えました。津田さんは、本書の意義を深く理解してくださり、出版に向けて前向きに話し合いを進めていくことになりました。

 

The image shows a Zoom video conference screen, with Japanese text indicating a meeting scheduled for February 6th at 2:45 PM, and a speaker's dialogue in English.

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

木立の文庫 津田さんとのオンラインミーティングの様子

 

 

しかし、そこで大きな壁となったのが、出版業界を取り巻く厳しい状況でした。

 

昨今では残念ながら、専門書は売り上げを伸ばすことが難しくなり、出版企画も厳選されています。なかでも翻訳企画はさらに高いハードルがあります。というのも、翻訳出版では、印税が原著者と訳者で二重に発生します。そのうえ、現在の円安の影響を受け、版権使用料が高騰しています。そのため翻訳書は、幸い出版される場合でも高額になって、さらに読み手に届きにくくなるという現状なのです。

 

そうしたハードルを前にしながらも、私たちは木立の文庫さんと話し合いを重ね、一定の資金が集まることに希望をつなぎ、出版の実現にチャレンジすることになりました。

 

こうした経緯をへて、琉球大学クラウドファンディングを通して皆様からご支援を賜るべく、本プロジェクトが立ち上げました。 

 

▼プロジェクトメンバー

 

このプロジェクトのメンバー**を紹介します。 一緒に翻訳を進めている同僚です。

l 宮本 淳(愛知医科大学医学部)

l 池 志保(福岡県立大学人間社会学部)

l 井ノ崎敦子(徳島大学キャンパスライフ健康支援センター)

l 荻野基介(公益財団法⼈復光会 垂⽔病院)

l 外山 敬(公益財団法人慈圭会 慈圭病院)

 

(**上記の5名および琉球大学財務部企画課スタッフから①本プロジェクトを行うこと、②本ページに名称と画像掲載すること、③リターンの内容について承諾を得ています。)

 

いずれも臨床実践経験豊富な公認心理師・臨床心理士です。また、私も含め全員が日本精神分析的自己心理学研究会の正会員であり、自己心理学の観点から研鑽を積み、研究を進めてきました。

 

 

そして、今回、木立の文庫の津田さんも本クラファンプロジェクトのメンバーとして積極的に加わってくれています。 メンバー間で情報共有し、相談しながら(今、まさにこの文章についても)進めています。  

 

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プロジェクトメンバーとのミーティングの様子

 

▼クラウドファンディングについて

本クラファンプロジェクトは、All or nothing方式となっております。

そのため、目標金額に達しない場合は、本出版企画を実現することができません

 

本書は、新しい心理療法アプローチの入門書です。できる限り多くの方に手に取っていただきたいと考えております。しかしながら、先にお示ししたようなハードルのため、書籍の価格が高くなってまいます。そうなると、学生はもちろん、心理支援に携わっている多くの方にとって手の届きにくい本になってしまいます。

 

本プロジェクトでご支援いただいた金額はすべて出版費用に当てられます。そうすることで、出版を可能にすることはもちろん、流通価格を抑え、日本の心理療法家あるいはその訓練をしている学生たちにできる限り手に取りやすい形でこの本を届けたいと考えています。

 

< 目標金額 >

 目標金額:97万

 < 資金使途 >

 出版にかかる直接原価費用の一部(印刷・製本費・翻訳出版権料など)

 <出版スケジュール>

 2026年7月〜9月:版権交渉・邦訳原稿の精査

 2026年10月~12月:訳稿の完成および全体の編集作業

 2027年1月-2月:フォーマット・組版・校正(初校)

 2027年3月~6月:校正(再校・念校)・文献・索引など総合仕上げ

 2027年7月~8月:印刷・製本・流通調整および販売促進

 

※上記スケジュールはプロジェクト進行状況により前後する可能性があります。 

 

翻訳書を出版することが私たちのゴールではありません。

 

この本を通じて、これからの日本社会におけるISPの意義を広く伝える営みとともに、さまざまな場で学術的な交流を深めていきたいと考えています。具体的には、間主観的自己心理学のセミナーを実施し、本書をそのテキストにしたいと思っています、心理職養成機関に所属している者は、心理療法の指導に活用することも考えています。 

 

▼リターンついて

<全ての支援者> 5千円コース

①「寄付金領収証

本クラウドファンディングは寄付金控除の対象です。詳細は次項「寄付金控除について」をご覧ください。

②「お礼メール

私からお礼のメールをお送りさせていただきます。

③「本書へのお名前の掲載

出来上がった書籍に、感謝の意を表して支援者のお名前を掲載させていただきます(掲載箇所は「巻頭:別丁扉ウラ」を予定しています)。法人は法人名となります。掲載に際してはイニシャル表記も対応します。なお、掲載の辞退も可能です。

「木立の文庫」webサイトへのお名前の掲載

「木立の文庫」webサイトの当該書籍ページにお名前を掲載せていただきます。③と同様、イニシャル表記対応、掲載辞退も可能です。

 

<1万円コース以上> 1万円コース

①~④に加え

⑤「メイキングオブISP入門

本書が出版されるまでの進捗を定期的にメール配信します。本書制作の裏側(校正、「朱入れ」実況、版面・装丁デザイン案の共有など)もお伝えします。

完成までの道のりを私たちと一緒に楽しんでいただければ幸いです。

 

<2万円コース以上> 2万円コース・3万円コース・5万円コース・10万円コー

①~⑤に加え

⑥「本書贈呈

公刊した当該書籍を贈呈します。

コースによって贈呈する冊数が変更されます。

2万円コースは1冊

3万円コースは最大2冊

5万円コースは最大3冊

10万円コースは最大5冊

 

国立大学法人琉球大学クラウドファンディング実施要項第10条に従い、返礼品は支援金額の3割以下となります。

 

▼寄付金控除について

琉球大学へのご寄附については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。

※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。

※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。 

※領収書の日付は、READYFORから琉球大学に入金のある2026年9月10日の日付となります。 

※領収書は2026年10月中旬頃に送付予定です。   

 

<個人の皆様> 

■所得税(所得控除)

寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額

※控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。   

■住民税

本学に寄附をいただいた個人で、寄附をした翌年1月1日現在沖縄県内にお住まいの方は、以下の金額が住民税の税額控除の対象になります。 

 (寄附金額 - 2,000) × 410 = 住民税控除額

※控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です

※上記の計算式4~10%について 都道府県が指定した寄附金は4%、市区町村が指定した寄附金は6%となります。 (都道府県・市区町村の双方が指定している場合、10%となります) 控除対象の地域については、お住いの住民税担当課にお問い合わせください。   

 

 <法人様>

寄附金の全額を損金算入することができます。 

 

 

▼ご留意事項

・ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

・ご寄附確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

・ご寄附完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。

・ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

・本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

・その他ご寄附に関するご質問は、こちらをご覧ください。

 

プロジェクト実行責任者:
小泉 誠(琉球大学)
プロジェクト実施完了日:
2027年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

本プロジェクト成立後、出版社「木立の文庫」から当該書籍が出版されます。スケジュールについては「▼クラウドファンディングについて」内に記載してあります。調達資金は出版に要する直接原価費用(印刷・製本・用紙費、翻訳版権料など)に充てられます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
出版に必要な金額と本プロジェクト目標金額の差額は、出版社「木立の文庫」が確保することで、了承を得ています。本プロジェクトは出版費用を全額賄うのではなく、あくまで費用の補助による出版の実現が目的となっています。

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5,000+システム利用料

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5千円コース(お礼メール)

・お礼メール
・本書へのお名前掲載(イニシャル表記または辞退も可能)
・「木立の文庫」webサイトへのお名前の掲載(イニシャル表記または辞退も可能)
・寄附金領収書

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2027年10月
10,000+システム利用料

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1万円コース(メイキングオブISP入門)

・メイキングオブISP入門(本書出版までの進捗を定期的にメール配信)
・お礼メール
・本書へのお名前掲載(イニシャル表記または辞退も可能)
・「木立の文庫」webサイトへのお名前の掲載(イニシャル表記または辞退も可能)
・寄附金領収書

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2027年10月
20,000+システム利用料

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2万円コース(本書贈呈1冊・メイキングオブISP入門)

・本書贈呈(1冊)
・メイキングオブISP入門(本書出版までの進捗を定期的にメール配信)
・お礼メール
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11
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2027年10月
30,000+システム利用料

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3万円コース(本書2冊贈呈・メイキングオブISP入門)

・本書贈呈(最大2冊)
・メイキングオブISP入門(本書出版までの進捗を定期的にメール配信)
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申込数
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制限なし
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2027年10月
50,000+システム利用料

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5万円コース(本書3冊贈呈・メイキングオブISP入門)

・本書贈呈(最大3冊)
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2
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制限なし
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10万コース(本書5冊贈呈・メイキングオブISP入門)

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2027年10月

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