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めちゃくちゃに納得できる記事。見つけてよかった。
私もこの5年間で職場でのポジションが3回上がり、
それに伴って求められる視座がどんどん高くなった。

「リーダー」と呼ばれる立場になって痛感するのは
たいていの仕事は1人でする方が楽だし、
人に頼むより自分でやってしまった方が簡単なのだが、
それだとできる量と速さと範囲の限界が近いということだ。
技術というのは専門的になればなるほど役立つ場面が限られるし、
あらゆる専門知識をすべて身につけることも難しい。
どれだけ優秀であっても身体はひとつしかないので
複数の作業を同時にこなすことはできない。

となると、他の人をうまく動かして並行処理できる人の方が
短時間で大きな成果を上げることができるのは当然だ。
(このあたりは「ピクミン」を思い浮かべるとわかりやすい)
しかし「他の人をうまく動かす」のはなかなか難しく、
その作業に向いている人を正しく見極め、
相手が理解できるわかりやすい説明と
意欲を損なわない言い方で指示する必要がある。

単に上から言われた指示をそのまま下に流したのでは
わかりにくい部分や情報不足の部分が修正されないし、
理不尽な指示から部下を守る盾の役目も果たさない。
優秀なリーダーとは、やるべき作業の解像度を高め、
コストに見合わない業務を排除できる人のことだ。

さらに言えば、その業務に求められるのが
スピードなのか緻密な品質なのかを的確に見極め、
関わった人たちがもっとも評価されるゴールを
確実に実現するためのチェックや指示を行うべきだ。
また、トラブルが起きたときには
犯人探しや責任の所在を考えるのではなく、
どうすれば被害が最小限に収まるかを素早く判断して
目指していたゴールになるべく近い形で着地させることを優先する。

迷惑をかけた関係者には謝罪をしつつも
同じトラブルが起きないような仕組みを考え、
今後、似た状況で成功率が上がるように工夫していく。
(管理職といえば謝罪や責任を連想する人が多いが、
それ自体には何の価値もないので重要ではない)
そのあたりを意識しながら
リーダーシップを発揮する機会を何度も経験すると
徐々に他の人を巻き込んで業務を片付ける腕が上がっていくし、
「この人と仕事をするとうまくいく」という印象が周囲に広がっていく。

そうなるとあらゆる場面で協力依頼が飛んでくるようになるし、
特別高い知識や技術があるわけではないのに
組織の中での評価はどんどん上がっていく。
リーダーが優秀だと業務の速度と成功率が高まるからだ。
1人で仕事をしたり、指示を聞いて動くだけの方が楽なのだが、
だからといってリーダーになる機会を避けていると
このあたりのスキルが身につかないため、
年齢が高かったり勤務歴は長いのに
周囲に対する影響力が低い存在になってしまう。

現場で働く中堅社員の中には
リーダーや管理職になりたがらない人も多いが、
単純作業の集合体である現場で
若手に負けないよう第一線を維持するのは難しい。
むしろ社内での人脈が広く、
いろいろな業務の関係性を知っているリーダー職は
若手や新任にはそう簡単に真似できないわけだから、
こちらを目指す方が生き残りやすいのだ。

リーダーシップを発揮する機会があれば
多少自信がなかろうと積極的に引き受け、
早いうちからリーダー経験を積むことをオススメする。
一度やってみると、これはこれで
やりがいのある面白い役目だとわかるはずだ。
mclover.hateblo.jp
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