2023年6月13日火曜日

スーパーナロー・ハンバーガードラム計画 ①

Image


左39mmスーパーナロー
右39mmナロー

39ナローにはハンバーガードラムが入るんやけど
スーパーナローにはスプールしか入らん..


Image


Fブレーキなんかチョッパーにはイランのじゃ!!!!!!
という御意見もあるが‥

欲しいという意見も多々ある。

作ってみたい、、


Image


上、39ナロー
真ん中はアイアンの鉄の33
下39スーパーナロー


Image


上のでハンバーガードラムがギリなんやな。


Image


33より幅の狭い39スーパーナロー


Image


スプールかミニドラムしか入らん。

ミニドラムは73mmらしい。


Image


ナローより32mmも狭くなってる


Image


国産の125のブレーキなんか研究してたんやが・・


Image


確かKシリーズの片ハブドラムならブレーキシュー細いなー


Image


Vツインのカタログを・・


Image


ほとんどの部品が出るんやなぁ。
アルミのバッキングプレートは欠品らしい。


Image


部品の事はまったく分からんから、熊本のGOOD MOTORCYCLESさんに教えてもろた。

右がハンバーガードラムのブレーキシュー
左がKの片ハブ

ハンバーガーは旋盤でよっぽど当たりを調整せんと効かんけど、
Kのブレーキシューはアイアンのケツと同じやから効くと思うけどな


Image


中身は揃った。

補修パーツが出るのはホンマありがたいな。


Image


このVツインのスプールと同じ幅でドラムブレーキを作る。

アルミのバッキングプレートはよく割れるから鉄の削り出しとする。

まぁリアの話やけど。


鉄は補修が効くし100年は使える様にしたいわな。

まぁ死んでおらんけど。


Image


39スーパーナローに収まるブレーキの断面図


質感や雰囲気はハンバーガーのあの感じを出さなアカンなぁ。

しかしそのまんまのRじゃ幅が収まらん。

バッキングプレートのRが、、

Rが肝やなぁ。


ちょっとスポークのとこ狭いか。

この辺は変更やね。


難しいなー

なんせギリギリやな。

でもホンマに出来たらおもろいんちゃうかなぁ。

幅の狭いハンバーガードラム


第一弾はここまで









 

2022年10月5日水曜日

MAKOTO KAJI 69FLH 2022 Born Free


Image


LA郊外にショップを構える日本人ビルダーであるKAJIさんが
2022年のボーンフリーに出展した69のアーリー


Image


Fのマスターシリンダーはネックの前に
インナースロットルを回すとブレーキが掛かる仕組みみたいやねー

すごいシンプル!


Image


39ナローが装着されている
6インチオーバーにディスク仕様製

鉄製のアウターの厚みが純正の33と同じ4mmなんで、サポート等の溶接も問題なし


Image


フレームは70sシングルのレプリカベースに手を加えてる。


Image


F21のR18インチ雪の結晶ホイール
マフラーは2インチ

今回は39ナロー装着だが・・


Image


39のスーパーナローも購入してくれているので
どんなのになるか楽しみにしてます!



 

2021年12月30日木曜日

横浜ホットロッドショー 2021年 ベストモーターサイクル と 39ナロー鉄アウター



あの39ナロー鉄アウターなんやけど‥


Image


今年の横浜でSURE SHOTさんのバイクに装着されてた。
今年は横浜に行けんかったんで無理にお願いして画像を送って頂きました。


Image


あ。
よく見ないと分からなかった。

でもよくよく見るとこの部品の強みが最大限生かされている。
後で説明するね


Image


ノー加工の鉄アウターは黒塗りになって‥これはRブレーキ板かな?


Image




Image


歪むのを避ける為に溶接無しでキャリパーサポートが出来てる。


Image


キャリパーと色も同じっぽい。セルコートらしい。
アクスルからサポート取ってアウターにトルクロッドをクランプしてる。

素材はA2017


Image


ホイールもワンオフですね


Image


Rサスがこんなトコに


Image


BTなのか。


Image




Image


ステップもすごいね


Image


鉄仮面ならぬアルミA6063で出来てるそうやわ。


Image



Image


凄いな!


Image


まとまりがある


Image


まさしくあの41や39のトップブリッジ!
手作り感のあるRと削り出しとの組み合わせなのに違和感が無いなぁ。


Image


三又もちらりと見える。


Image


サスの動きを夢中で見てしまいそうな位置にあるなぁ。
おかま注意ダ!


Image


ロング鉄アウターが効いてる。
オイルシールの膨らみが無い分、カバーも細く出来るんやね。

インナーチューブはXL1200Nのを3インチカットして旋盤でねじ切りして使ってるんやて


Image


この幅のナローグライドでは通常ドラムブレーキしか装着出来ないが
ビレットスポーク部分を右側にオフセットしてホイールセンターを出しつつ
キャリパーとスポークの干渉をクリヤしてるんだそうやわ。

こういう苦労はやったモンやないと分からん話やで。
そういう積み重ねで出来てる事を肝に命じて最後の文面を読んで欲しいんやけどな。


Image


レーシーやなぁ。


Image


この後ろ回りも圧巻やねー


Image


凄いな!


Image


美しい


Image




Image




Image




Image


油圧システムの収まりもいいね!

自分ももしミニディスクとか付けるのなら鉄管使うか
途中までワイヤーで引く

マスターはキャリパー上にアウターに沿わしてセットするかな。


Image



Image


信号待ちでもイジリやすい位置にあるね


Image


生き物みたい


Image


カスタムというよりコンプリート車両みたい
この完成度の高さならベストモーターサイクルというのも納得ですね。

しかしこの創り込み、
命削ってるな。

ビルダーは本当に大変やわ。。
ビンテージ寄せ集めでアワード取ってる連中とは別世界の生き物やなぁ。
同じ会場で並べてるのも正直失礼な話やと思うわ。

あ。
また嫌われる!

ペコリ


Image


当初、設計者の意向とは違う使い方をしたと気に病んでおられたけど...。
確かに想像外やった!

 
Image


車体姿勢というか佇まいもいい、、

当初はスプリンガーも候補やったそうやけど
グライドフォークの方が主張せず合ってると感じている、、

想像を超える使い方で度肝を抜いてくれて逆に感謝してる
ホンマ天晴れやなぁ。。。

フォーク作った黒田屋も喜んでたよ


二年連続ベストモーターサイクルおめでとうございます!