こんにちは、クロスフォリオ事務局です!

今月の「小説」特集では事務局おすすめの5名のクリエイターによる珠玉の作品をご紹介いたします。

この特集を通して、あなたにとって新たな出会いや発見があることを願っております📚





『鈍色の国』スイカ

キーワード

#御曹司 #ふしぎな国 #主従

あらすじ

なぞのながれもの子ども、サメちゃんは鈍色の国というふしぎな国にたどり着いた。
運よく優しい人々に迎え入れられ、サメちゃんの鈍色の国での暮らしが始まる。
けれど、この国にはふしぎなルールがあった。それを破ると——

事務局レビュー

「サイレンが鳴ったらすぐに建物の中に入って、そしてもう一度サイレンが鳴るまで絶対外に出ちゃいけない」
不思議なルールのある国で、無垢で不思議な子ども「サメちゃん」と、財閥の御曹司「薄氷」、そして彼の護衛である「曇天」をはじめ、個性豊かな人々が繰り広げる日常が魅力の小説です。
不思議な世界観ながら、読みやすい文体ですっと物語の世界に入り込むことができます。「薄氷」や「サメちゃん」、そしてこの世界の秘密がどう描かれるのか……これからが楽しみな一作です!




『酒好き社畜の独り言』影都千虎🍏📚

キーワード

#酒 #社畜 #華金(?)

あらすじ

脳内がうるさいタイプの社畜が酒に思いを馳せる残業した日の話

事務局レビュー

華金の夜——残業をこなした後にひとり晩酌を楽しもうとするも……ずっと楽しみだったはずの帰宅後の自由時間や休日。いざその時になってみると存分に楽しめない主人公に、感情移入すること間違いなしの短編作品です。
おつまみとお酒を買い込んだはいいものの、おつまみばかりを先に消費し、お腹いっぱいになってお酒を存分に楽しめなくなる。そんな日常のワンシーンを、主人公の内省とともに、ぜひお楽しみください。




『わたしの星のお姫さま』藤田まりあ

キーワード

#百合 #現代 #バトル

あらすじ

高校一年の少女・立山諒香は夏に一家で田舎の祖母宅へ帰省する。田舎の美しい星空の下で出会った幼い少女・スイはしかし、人ならざる者であった。諒香の家族へ暗示をかけ、家に押しかけてきて……奇妙な共同生活が始まったばかりでなく、諒香はスイを狙う闇の勢力との戦いに巻き込まれてゆく——!!

事務局レビュー

鬱屈とした感情を抱える主人公が、帰省先の田舎で少女と出会って始まる牧歌的なガール・ミーツ・ガール……と思いきや、手に汗握る伝奇バトルが始まる要素てんこ盛りの小説です。
ヒロイン・スイを巡ってめくるめく移ろうアグレッシブな展開に、あっという間に物語に引き込まれました。
スイの秘密と、主人公・諒香のこれからに目が離せない一作です!
是非ご一読ください!




『鮭の村』苗純蓮夏

キーワード

#駆け落ち #村の言い伝え #許嫁

あらすじ

村の外れには、池があった。風も吹かない暗い水面の縁の山は静謐を湛えていたが、時折ぴちゃんと音がした。
「この村はね、お鮭に護られているんだと。川のお鮭が住み着くほど良いお池があるのよ。流れもないのに」
というのは、村中の言い伝え的常識である。十七になると成人の証として池の鮭を噛み下す習慣があった。特に近い卵を抱えた雌を噛むと縁起が良いとされた。

事務局レビュー

圧倒的な文章力で紡がれる、少し不思議な言い伝えのある村を舞台にした恋愛小説。
文章が非常に巧みで、世界観の演出や心情の描写だけでなく、思わず唸ってしまうような気の利いた表現が印象的な作品でした。
丁寧な筆致で描かれる主人公の心情や世界観に、どっぷりと浸ってしまうこと間違いなし。比較的短い作品ながら、とても濃密な読書体験を味わうことができました。ぜひご一読ください。




『〆切と二人』唯 彰

キーワード

#部活 #締め切り間際 #修羅場

あらすじ

〆切に追われる部長と部員、二人のやり取り。

事務局レビュー

部誌の〆切を目前に、残り3ページを埋めようと死力を尽くす部長と部員の、コミカルなドタバタが魅力的な短編小説です。
複数人での創作活動でしか味わうことのできない、〆切目前の「根拠のない全能感」や「一体感」がありありと伝わってくるような作品で、感情移入せずにはいられません。
〆切直前のヒリついた楽しさ(?)が味わえる一作でした。
部長と部員は万策尽きずに部誌を発行できたのか——思いを馳せずにはいられません!




他にも沢山の小説が投稿されていますので、是非素敵な作品に出会ってみてくださいね!

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