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事業アップデート

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Datachainの事業に関して、その背景なども含めて、詳しく解説します。
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記事一覧

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預金とは?トークン化預金を語る前説

こんにちは。 Datachainでプロダクトマネージャーを務めている山崎 遼介です。 私に関してはこちらの入社エントリー記事をご覧ください。 ところで、私はトークン化預金関連事業という事業に所属しているのですが、大抵の人は私の担当事業を聞くと「?」が頭に浮かぶ顔をなさいます。 それはそのはずで、トークン化預金自体に対する一般的な理解はまだまだ広がっていないと感じています。 そのため、今回はトークン化預金についての噛み砕いた説明をしてみようと思います。 しかし、トークン

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技術で動かす、次の金融インフラ ─ Datachainの挑戦

金融領域で新しい事業をもう1つ立ち上げます今回、新たな金融新規事業に取り組むことを発表しました。 トークン化預金実装を推進する取り組みです。 お金はあらゆるサービスのインフラとなっています。そのスケールはとてつもないものであり、国際送金市場は2023年時点で年間の流通額は約190兆ドル(約2京8,500兆円) 、2030年には290兆ドル(約4京3,500兆円)という規模です。日本国内の銀行間の送金だけでも2023年で約3,800兆円と言われています。(*1) Data

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「誰も思いつかないアイデアはもうない」から面白い。技術の変化に張り続け、日本初のデカコーンへ

Datachainの久田です。 2024年9月に発表したSwift(国際銀行間通信協会)と連携したプロジェクト「Project Pax」が、2025年中の商用化に向けて大詰めを迎えています。 Project Paxは、手数料が高く時間もかかるという国際送金の問題を、Datachainのブロックチェーン技術を活用して解決していこうというプロジェクトです。実現するとグローバル金融のあり方が大きく変化することになるため、日本だけでなく世界の金融関係者からも注目いただいています。

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銀行が使える国際送金システムをなぜブロックチェーン技術を活用してつくるのか?

※この記事は2025年3月時点の情報です 国際送金とは、“異なる国や地域間で金銭をやり取りする仕組み”です。 私たちが海外へ留学する際の学費や、海外旅行先での決済など、個人レベルでも活用の機会がありますが、実はもっと大きな役割があります。それは、国際的な貿易や事業取引を支える基盤という点です。 例えば、身近なスーパーに並ぶ輸入食品や海外ブランド製品も、その裏では大規模な国際送金が行われ、スムーズな商品の流通が支えられています。一方で、銀行や中継機関を複数挟むため、時間・

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クロスチェーンブリッジ「TOKI」がβメインネットをローンチしました!

本日プレスリリースを出しておりますが、Datachainが開発を支援するクロスチェーンブリッジの「TOKI」が本番環境での稼働を開始しました! こちらのnoteでは、今回のリリース内容の解説と今後TOKIが目指す方向、そしてDatachainの事業との関連についてお話しさせていただきます。 リリース内容についてクロスチェーンブリッジの「TOKI」は異なるブロックチェーン間でのトークン交換を可能にするサービスです。 TOKIを使用することで、EthereumとBNB Ch

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『ヒトノワ』#02:ディープテックスタートアップの創業期に参画して7年目の今感じる面白さ

明けましておめでとうございます。 Datachainでマーケティング及び採用のリードを務めている吉田(@motokiyoshida)です。 このnoteは昨年9月から毎週更新をスタートし、累計で20記事に達しました。新年最初の記事では、Datachainの創業間もない2018年に一桁目の社員として入社し、7年目を迎えた私が感じる「Datachainで働く面白さ」についてお話しします。 結論から言うと、各フェーズにそれぞれの面白さがありますが、「今が一番面白い!」と自信を持

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2024年のDatachainの開発組織のトピックまとめ

エンジニアリングマネージャーの新田です。 年の瀬も迫ってきましたが、Datachainは今年大きな変化を迎え、多くの発信を行ってきました。 開発組織に関係する発信をまとめてみましたので、ぜひご覧ください。 2つの事業が本格的に動き出すこれまでの技術のR&Dの成果によって、2つのプロダクト開発が商用化に向けた推進フェーズになりました。また、そのうちの1つはローンチ直前となっています。 2024/9/3 TOKIテストネットローンチのスケジュールの発表 https://n

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190兆ドルの市場が変わる、ステーブルコイン技術で実現する世界と収益構造

この記事は、ステーブルコインを用いた国際送金事業について、代表の久田が説明した動画の抜粋記事です。 これまでも、このプロジェクトへの情熱やその可能性については、以下の記事などで紹介してきました。 しかし、同事業の収益構造や具体的な数値を示したのは、今回の動画が初めてです。サマリーをテキストで確認したい方はこの記事を、より詳細を知りたい方はぜひ動画をご覧ください。 1兆円を超える収益の可能性ステーブルコイン事業の主な収益は、ステーブルコインの担保となる法定通貨の運用益です

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Datachain会社紹介資料アップデートの裏側

※この記事は2024年11月時点の情報です エンジニアリングマネージャーの新田です。 先日、会社紹介資料をアップデートしました! 今回、この記事では資料アップデートの裏側と、資料内容の一部をご紹介していますが、詳しい内容が気になった方はぜひ会社紹介資料を読んでいただければ幸いです。 事業と技術の範囲が大きく変わった会社紹介以前の会社紹介資料を作成した約3年前からは、事業・組織フェーズが大きく変化しました。 R&Dに加えて、2つの重要事業を推進していること Data

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Swiftと連携したステーブルコインPJでグローバル市場を取りにいく話

Datachainの久田です。  Datachainは本日、Progmatと共に、Swift(国際銀行間通信協会)と連携し、ステーブルコインを使ったクロスボーダー送金基盤の構築に向けたプロジェクトを発表しました。 Swiftの名前は、ウクライナに侵攻したロシアへの経済制裁の手段として耳にされた方も多いでしょう。国際的な金融取引を独自のメッセージ通信網を使って実行している組織で、世界200以上の国と地域にある1万1000超の金融機関を結んでいます。 世界の国際金融取引を事

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【速攻解説】「Progmat Coin」、”検討段階”ではなく、マルチチェーン上のスマートコントラクト実装完了段階ですという話(技術ポイントまとめ)

こんにちは、プログラマブルな信頼を共創したい、Progmat(プログマ)の齊藤です。 2024年5月31日に、本年7件目のプレスリリースを発信しました。 タイトルは、「ステーブルコイン事業協業による、標準機能のコントラクト共同開発完了およびテストネット環境における複数ブロックチェーン間の移転取引成功について(Progmat-and-Datachain-Collaborate-on-Stablecoin-Business-Completion-of-Joint-Develop

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web3のマスアダプション | デジタルアセット化する未来

Datachainの久田です。 異なるブロックチェーン間をつなぐ、インターオペラビリティにフォーカスしたスタートアップをしています。 今回は、web3の文脈の中でも、実はあまり詳しく語られていない、分散金融と伝統金融の融合という、金融領域でのマスアダプションについて、触れていきたいと思います。 2021年末頃から、web3という言葉を、さまざまな機会で見ることが増えましたが、特に日本国内においては、暗号資産やNFTなどへの言及が多いと感じています。 後述もしますが、ブ