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    <title>近藤銀河</title>
    <description>アーティスト/美術史研究 
研究と創作をしています。自分が難病で車椅子を使うセクシャルマイノリティであることなど、アイデンティティから見えるものをどう形にするかが今一番興味のあること。お仕事の依頼はHPからどうぞ。https://gingakondo.wordpress.com/</description>
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    <copyright>近藤銀河</copyright>
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    <lastBuildDate>Fri, 21 Aug 2026 09:48:45 +0900</lastBuildDate>
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      <title>2025年もクィア、Magic : The Gatheringやってる</title>
      <description><![CDATA[<p name="30f7cd5d-f471-4db5-a4ca-f1240b9ad385" id="30f7cd5d-f471-4db5-a4ca-f1240b9ad385">2025年は激動の年だった。私生活では指導教官が変わったり休学したりとかもあったし、仕事では書くことだけでなく講座や講演などで喋ることが増えていったりした。政治的社会的なことは書き出すときりがないけど、来年には同性婚の最高裁判決が出るのでそのことが気がかりだ。</p><p name="8a1a7171-69ec-4894-aaf0-73a83ed1bd8e" id="8a1a7171-69ec-4894-aaf0-73a83ed1bd8e">さて、そんな2025年だけど私がハマっていたのは相変わらず『マジック:ザ・ギャザリング』(以下、MTG)というカードゲームだった。MTGはいわゆるトレーディングカードゲームと呼ばれるジャンルの元祖で、もう30年以上も続いているゲームだ。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nf44570cf19e8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 05 Dec 2025 18:34:37 +0900</pubDate>
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      <title>春から(フェミニズム)美術を学ぶためのブックガイド</title>
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      <description><![CDATA[<p name="95bf95f1-55c9-4009-abd3-4a94f18d4451" id="95bf95f1-55c9-4009-abd3-4a94f18d4451"><br></p><h2 name="50589f83-c2c2-4ae5-a534-216a241d723b" id="50589f83-c2c2-4ae5-a534-216a241d723b">はじめに</h2><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nab952f80ff7e'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 04 Apr 2025 17:54:16 +0900</pubDate>
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      <title>美術制度の中の人種・女性差別　照明と演色性と肌の色</title>
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      <description><![CDATA[<h2 name="YdSgv"><b>序</b></h2><p name="CufvC">花王が美白という表現を取りやめることを公表した。<br><a href="https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70408840W1A320C2TJC000/?" target="_blank" rel="nofollow noopener" tabindex="-1">https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70408840W1A320C2TJC000/</a><br>化粧では「日本人の肌」に合わせた化粧といった売り文句も使われたり、従来から問題のある表現が無批判的に使われたりもしていた。けれど、肌の色は単一ではないし、その基準も単一ではない。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n3d6bf9566425'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 28 Mar 2021 17:20:29 +0900</pubDate>
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      <title>飯田将茂《double》 さいたま国際芸術祭２０２０ 身体性から身体の動きへ 身体の無根拠さと日常の虚構性</title>
      <description><![CDATA[<p name="H9EdS">舞踏家の最上和子さんの名前を知ったのは、人形が好きだったあの時に、人形作家の井桁裕子さんを経由してだった。井桁さんは人形にむき出しの生身を刻み込むような独特の人形作家で、私はその端正ではない佇まいが好きだった。</p><p name="XkKJp">肖像彫刻もよく作るアーティストで、その中の一つに最上和子さんの肉体を写した作品があった。ハッとして調べるうちに、最上和子さんのブログに行き当たり、独自の文章による語りに私はハマった。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nbfee31e13db7'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 02 Mar 2021 23:05:37 +0900</pubDate>
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      <title>メーディアと黒塚の鬼が手を取り合って国家を滅ぼすときに</title>
      <description><![CDATA[<p name="kG3S5"><br>　プラトンの『饗宴』はソクラテスを囲む宴会を描いた対話集であり、愛についての哲学を語った著作だ。『饗宴』といえば、両性具有者アンドロギュヌスは有名だけど、それと同じく語られる同性具有者のことはあまり知られていない。プラトンの『饗宴』では宴に招かれた喜劇作家アリストパネスがこの物語を語る。<br>　ソクラテスのファンであるアポロドロスは、この宴でアキレウスとパトロクロスの恋仲においてどちらが年長者の役であったかを問う。彼はアイスキュロスによる詩劇の解釈を批判し、自分のパトロクロスとアキレウスの関係性の解釈を語ってみせる。<br>　愛と同性愛、そして演劇がギリシャにおいて近かったことを思わせる箇所だけど、日本も事情は同じだったのかもしれない。<br>　日本の衆道文化や、芸能との関わりは、今さら論じるまでもないし、井原西鶴の『男色』シリーズは翻訳や漫画化がなされ大きな人気を博している。<br>(渋谷智幸、畑中千晶「全訳 男色大鑑〈武士編〉」文学通信、2018や、「男色大鑑-武士編-」KADOKAWA/エンターブレイン、2016など、BL文脈からの再評価が始まっている。)<br>　その意味において、日本の芸能とギリシャ演劇の相性は良いものがあるのかもしれない。男性の色気への偏愛は、日本の芸能の特色であり、音楽においてもジュリーのような男性で化粧をする歌手がいち早く現れたのも日本だった。近年再評価が進む小説家の赤江瀑は、そうした歌舞伎や能の男性同性愛の魅力を鋭く描き出した作家だ。彼はまたギリシャ演劇にも耽溺し日本を舞台にギリシャ風の悲劇を展開させもした。赤江瀑だけでなく三島由紀夫や中井英夫といった面々もギリシャと日本の古典を愛好したが、それは、ギリシャと日本の男性同性愛が持つある種の共通性への憧れだったのかもしれない。<br>　だが、そこにおいて無視されていたものがある。それは女性の存在だ。ギリシャの少年愛は女性への嫌悪をベースにした理論が組み立てられたし、日本もそれは変わらない。井原西鶴の『男色大鑑』はそこここで女性への嫌悪をむき出しにするし、上田秋成による『雨月物語』もそうした一面をもつ。<br>　ギリシャ演劇はまた直接的に「残酷な場面」を描くことを避け、それを発見や過去の報告という形で処理をした。アリストテレスも『詩学』の中で発見こそを劇的なものという地位に据える。なぜならそれは一貫した時間を模倣する中で、もっとも登場人物の心情に影響を与える瞬間だからだ。彼はまた、不快なものを直接見るのは苦痛だが、それを描いたものを見るのは快でもあるとしている。生身の人間による死体の模倣は、模倣を超えたあるいは模倣不能なものを模倣する危険な行為だったのだろうか?<br>　演劇は、ギリシャの社会機構を支えるものであり、その点において危険な表現は排除されなければならなかったのではないか。<br>　ギリシャにおける少年愛もそれは変わらない。それは年長者が年少者に対して行う行為だった(こうしたギリシャの同性愛と女性嫌悪の在り方に関してはフラスリエール、Rによる「愛の諸相―古代ギリシアの愛」訳戸張智雄、岩波書店、1984に詳しくまとめられている)。私はここを何度強調しても足らないと思うけど、ギリシャも日本も、男性同性愛というものは女性嫌悪に支えられていたし、それは年長者と年下という階級制の一端をなすものだった。<br>　だがもちろん、今や演劇は社会の機構ではなく娯楽となり、私たちは残酷な表現や残虐な表現を楽しく享受している。その上で私たちはどのような悲劇を模倣すれば良いのだろうか?私はその1つの手段として女性と言うものを考える。<br>　もちろんギリシャ演劇にも歌舞伎にも、魅力的な女性たちは多く登場する。多くに悲劇に見舞われながら、権力を持ち男性と戦おうとしたメディア、家と国家に逆らい自身の信じる法を貫いたアンティゴネ、弟と共に戦ったエレクトラ、といった面々はギリシャの国家や家に反逆した魔女たちであり、英雄だった。彼女たちは英雄だったが、それにゆえに魔女にされた。今でも彼女たちはフェミニズムの中で扱われる人物たちでもある。<br>　日本の源氏物語だって、女性を描くためのものであり、光源氏のひどい有様は、紫式部が女性の反応を描こうとした結果だったとも言える。日本の古典芸能はまた強い老女がたくさん登場する。私は出来るなら脱衣婆になってハラスメント罪人の衣をひっぺがしたいと思うし、黒塚の鬼も素敵だと思う。雪姫のように魔術で戦うのもいい。<br>　だが、彼女たちはほとんど、同性の友人に巡り会えなかった。アキレウスにとってのパトロクロスを、メディアは持てなかった。光源氏にとっての中将を、八百屋お七は持てなかった。この女性の分断と孤立こそ、最も危険な力を暗示する。女性と女性の連帯、これが無視されてきたという悲劇。<br>もちろん私たちにはサッフォーがいるし、「うちはらふ　友なきこおろの　寝覚めには　つがひしをしぞ　夜半に恋しき」と詠んだ紫式部は女性同士のケアを求めていた。プラトンの『饗宴』にも「世に同性愛の女というのは、この部類から生まれたのだ」とあり女性同性愛者たちはいることにはいた。もっとも近代に至るまでその記録はほとんどない。<br>　だから私は夢見る。たとえば、歌舞伎の心中ものを両方女性にして、明治の女学校を舞台にしてみたらどうだろうか？もっとも最後は死ななければならないのでは、パトリシア・ハイスミスが『キャロル』を書いた時代から大した変化はないことになる。それを危険なものに演出する方法はたくさんあるだろうけども。<br>　ならばもういっそ、メディアと黒塚の鬼が共に手を取って世界を滅ぼすような物語はどうだろうか？王谷晶や李琴峰に書いてもらえれば最高だろうし、ルー・ヤンなんかに映像化してもらったらきっと素敵に違いない。<br>　エレクトラと六条御息所が友達になり、対等に互いに罵り合い戦う時──。それこそ、ホモエロティックな東西の芸能の中で、女たちとクィアが無視されてきたという千年にわたる壮大な悲劇が、ようやく語られだす瞬間なのだ。それは、私と言う政治主体を構成するのに必要な機構の1つであると私は思う。<br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nf43ec52487c6'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 28 Sep 2020 18:29:12 +0900</pubDate>
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      <title>展覧会「彼女たちは歌う」歌を聴き議論をしよう　抹消に抗う越境が抹消するものと、置かれた状況の希望と絶望</title>
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      <description><![CDATA[<p name="4egkW">    東京芸術大学陳列館で開かれている「彼女たちは歌う」は同学教授の荒木夏美氏がキュレーションし、女性アーティストを集めた展示だ。</p><p name="NbSmR"><a href="https://listen-to-her-song.geidai.ac.jp/" target="_blank" rel="nofollow">https://listen-to-her-song.geidai.ac.jp/</a><br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nba65ad90b742'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 30 Aug 2020 19:49:05 +0900</pubDate>
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      <title>ILMとUE4が目指すもの「すべての映画はゲームで作られる」……か？</title>
      <description><![CDATA[<p name="Lxrdt"><br>　SWシリーズを手掛けるILMにより米ディズニーのGalaxy's EdgeをモチーフにしたVRゲーム『Star Wars Tales from The Galaxy's Edge』が発表された。<br><br></p><figure embedded-content-key="emb32c2b0394539" embedded-service="youtube" contenteditable="false" style="visibility:visible" name="oNQKT"><div class="fude-iframe-container"><div class="fude-iframe-container-youtube"><div class="widget-cover"><span><div style="left: 0; width: 100%; height: 0; position: relative; padding-bottom: 56.25%;"><iframe src="https://www.youtube.com/embed/sTzlkygCSq4?rel=0" style="border: 0; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; position: absolute;" allowfullscreen="" scrolling="no" allow="encrypted-media; accelerometer; gyroscope; picture-in-picture"></iframe></div></span></div></div></div></figure><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nc7b550055656'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 27 Aug 2020 22:36:08 +0900</pubDate>
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      <title>失敗する「女と女」　『女人吉屋信子』が描き出す連続しない同性愛?</title>
      <description><![CDATA[<p name="05KWd"><br><b>『女人 吉屋信子』</b>は、今のところ、吉屋信子のレズビアンとして、そしてフェミニストとしての姿を伝えるほとんど唯一の書籍として知られてる。吉屋の長年のパートナーだった門馬千代から託された、本人の日記や手紙を使って作られたこの本は、吉屋信子の人生を生々しく伝え、吉屋が持っていた女同士の絆を信じようとするレズビアンでフェミニストな姿を伝える……という収まりがいい本では決してない。私はむしろ初めて読んだときに結構な絶望を感じた。吉屋の生き方に、ではなくその語られ方に。いまはそうでもないのだけど。<br><br>この本は著者の吉武輝子の思想と主観が剥き出しになっているし、むしろ本はそうした一貫性を偽装しようとしすぎているあまりに、それに失敗し、<b>レズビアン-フェミニズム-シスターフッド-百合</b>といった女と女をめぐる諸概念の断絶と現実をまざまざと見せつけてくる。<br><br>『女人 吉屋信子』を書いた<b>吉武輝子</b>は女性解放運動の書き手として知られていて、国会選挙にも出馬したことがある。というかこの国会進出とその失敗が、『女人 吉屋信子』の成立に深く関わっていることを本人はこの本の中で語っている。<br><br>吉武輝子は<b>「女は女とやさしくやりあわなくてはね」</b>と信子に言われ感激し<br>「長年にわたって女を信じ、支えられ」けど選挙活動で「女にたいする失望感」「自己嫌悪」を受けた。女と女の関係はまやかしなのか？苦悩した吉武は、久方ぶりに再読した<b>『花物語』</b>に女性同士の連帯を見出し、救われ、吉屋の伝記を書くことを決意する。<br><br>私はそれを百合によってシスターフッドなものに救われた<b>私の姿と重ねちゃう</b>(こんな矮小な人間に重なられても吉武氏は困るだろうけども)。<br><br>でもそんな彼女は徹頭徹尾<b>同性間の性欲を否定し続ける。</b>あからさまに性的な暗示のある吉屋の手紙を載せながら、直接会った吉屋とパートナの千代の姿を「エロス」を感じるとさえ描写しながら、それを絶対に否定する。<br><br>吉武による本自体が抱える、この矛盾と強い女性間の感情への想いを通してしか私たちがレズビアンとしての吉屋信子に触れられないという不可思議さ。同性愛をフェミニズム的視点から称揚しつつ、性愛を一切否定する吉武の姿勢は、とっても70-80年代的なもの、かもしれない。<br><br>吉武の本には、80年代のフェミニズムが抱えるシスターフッドへの希求と、そこから生まれたレズビアンという生身への憧れと間違ったホモフォビックでさえある恐れがある。かつて、フェミニストの中にはレズビアンになることが正しいと信じた人たちがいたし、彼女たちは女性同士の性は異性愛的であってはならないと信じていた。そこから更に同性間の愛情を非肉体的な恋愛として脱現実化して、理想化することは──<b>それはいいレズビアンと悪いレズビアンを弁別し差別の言い訳に使う権力となんら変わらない過ち</b>──は吉武たちにとって必要だった、のだろう。と思う。私はその姿勢に傷ついたしうんざりしたけど(なぜ「うんざり」なのかというのも大事)。<br><br>だけど大正昭和をセミオープンなレズビアンとしていきた吉屋信子の姿もまた複雑だったりする。<br>私生活における姿と作品の矛盾がそこにあるし、さらには吉屋自身の女性の連帯への憧れと、作品の中のある種の女性に対する嫌悪という矛盾が更にある。その奥にはまた、吉屋のフェミニズムと、ある種の横暴(？)な男性的振る舞いの矛盾がある。それはきっと、吉屋のそうした姿を記録した吉武の思想とは縁遠いものだったであろうことも窺える。<br><br>吉武は吉屋のこうした点を門馬のインタビューで出てきた「やっぱり女同士(中略)相手の自我を踏みにじるなんてことは、決して決してありませんでしたもの」という言葉を引いてまとめるけど、レズビアンカルチャーを知る私にはそんな簡単に、理想の恋愛関係としてまとめてしまっていいものとも思えない(もっとも、ここでは私には当時の日本のレズビアンカルチャーがわからないという問題があるのだけども)。<br><br>吉武は、吉屋の同性愛を通して、フェミニズムの女性同士の連帯のありようの理想を語ろうとし、それによって吉屋に連帯しようとする。<br>だが、そうすればそうするほど、そこではぬぐいきれない断絶が現れ、吉武がその断絶に躊躇わず無視するほどに、断絶は危ういものになっていく。吉武が吉屋信子の同性愛を良いものとして称賛するほどに、その裏返しの悪い同性愛を語ろうとするようでもある。<br><br>百合、シスターフッド、レズビアン、恋愛、それらが一体となって加速しつつある今、<b>何度も立ち止まり重なりつつ重ならない歴史と名前を持つことの意味を考える必要があるのではないか？</b>状況は違うけれどこんな過ちを繰り返してはいけない。<br><br>『女人 吉屋信子』で吉武も、吉屋も、それでもなお、同性愛という言葉を選びつつづけたことは、私に勇気を与えてくれる。それだけではない。吉屋の女性との交流、吉屋のレズビアンとしての生き方、吉屋の男性との向き合い方、それはどれも勇気をくれる。吉武も同じだっただろう。<br><br>少なくとも、彼女たちはその政治性と社会性を忘れなかったし、忘れなかったからこそ女性にも男性にも絶望しかけたのだ、と私は思う。<br><br>百合は好きだ。シスターフッドも好きで、レズビアンも好きだし、恋愛も好き。だからこそわたしはそこの断絶をもっと語りたい。その違いと違うとされてきた理由と歴史を語りたい。連続しない不連続さに分けられてきた歴史をきちんと語りたい。そしてその中での発言に絶望したい。『青鞜』の中の同性愛に対する不穏さを忘れて青鞜を語りたくない。かつてシスターフッドがトランスを踏みつけたことを忘れたくないし、アドリエンヌリッチがブッチに向けた姿勢を忘れたくない。越境なんて簡単にできないことをずっと考えいし、引き受けざるを得ないことを考えたい。<br><br>『女人 吉屋信子』は私を勇気づけ、同時に私にその失敗を思い出させる。でもその<b>失敗と断絶こそ</b>、私が語りたい女と女の希望なんだと、そう言いたい。<br><br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n5bd2a1259608'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 02 Aug 2020 23:03:11 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n5bd2a1259608</link>
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      <title>『「百合映画」完全ガイド』書評　革命のための複数で安全じゃない危険で転覆的な百合の語り方 そして残念ながら全てを台無しにするほんの一文(2020年7月4日追記　謝罪声明が出されました)</title>
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      <description><![CDATA[<p name="AKX1R">　ふぢのやまい氏を中核とし複数の評者によって編まれた『「百合映画」完全ガイド』(以下、本書)は1931年から2020年までの312本の映画を取り上げた評論集であり、<br>映画のジャンルという権力構造を百合という概念でもって撹乱する試みであり、<br>百合というジャンルをその複数声によって解体する試みでもある。<br>　これは明らかに安穏たるガイドではなく、革命のためのガイドとして作られている(ただし最後に述べるように残念ながら見逃せない最悪の一文が紛れ込んでしまっている　<a href="https://t.co/25SOCe7mTC?amp=1" target="_blank" rel="nofollow">2020年7月4日：追記　</a>謝罪声明が出されました)。</p><p name="Ajfav"><br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/ncc9f0dbdc1d6'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 03 Jul 2020 23:57:28 +0900</pubDate>
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    </item>
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      <title>反『美術館女子』女性の主体性と連帯の可能性、それを無視するな</title>
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      <description><![CDATA[<p name="7G2Z0"><br></p><p name="YeIO8"><br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nb9638d1a3446'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 14 Jun 2020 17:10:47 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/nb9638d1a3446</link>
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      <title>車椅子とオルタナティブスペースあるいは私は避難できるのか</title>
      <description><![CDATA[<p name="4vkOk"><br></p><p name="6DnMI"><b>※この話には出口もないし希望もない避難所もない</b></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n4184dcf2a4df'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 09 Jun 2020 17:58:16 +0900</pubDate>
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      <title>だって私たちはリスカしないと作れない 塩田千春展で思ったこと</title>
      <description><![CDATA[<p name="gpgUo"><a href="https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/shiotachiharu/" target="_blank">2019年の塩田千春展</a>は壮大な歴史の展示だった。「女」が文化と対峙する時に必然的に流される血がある。塩田千春展では見てるこっちが泣いて痛くなる、<b>この血の歴史が展示</b>されていた。でもほとんどの人はそれに気づかなかったし、その血を<b>無邪気に消費</b>しているだけだった。<br>そんな預言者じみたことを突然、しかも今更言われても困ると思うけど、今だから書けることなのでつらつら書いていく。</p><p name="EnG2T">こんなうんざりするところから始めるのも嫌だけど、グリゼルダ・ポロックたち70年代のフェミニズ美術史家たちが、<b>美術館の中に女性が描かれていても女性の作家がいないと</b>、指摘してから一体どれだけ月日が流れた？これだけの月日が流れてもみんなそのことの意味を理解していない。<br>美術館に行けば『誰々の掠奪』なんて言う大層なの邦訳タイトルがつけられたレイプの絵が(原題はどれもレイプだ)、たくさん飾られている。別に私は、そうした絵が飾られていることを問題視しているわけではない(歴史を今から示すのがミュージアムの役割で、どういう今を担保するかの責任はあるけど、歴史を飾るのは役割だ)。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nb9d4b5a0b41b'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 11 May 2020 19:12:30 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title>個展　ARによる『グラデーションの美学』のためのエスキース　あるいは難病を持つアーティストにとってのポストコロナとAR作品集</title>
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      <description><![CDATA[<p name="juQC0"><b>個展　ARによる『グラデーションの美学』のためのエスキース　を開催しています。</b></p><figure embedded-content-key="embb587dfd916ac" embedded-service="twitter" contenteditable="false" name="dvnY8" data-identifier="null" style="visibility:visible"><div class="fude-iframe-container"><div class="fude-iframe-container-twitter"><div class="widget-cover"><span><twitter-widget class="twitter-tweet twitter-tweet-rendered" id="twitter-widget-1" style="position: static; visibility: visible; display: block; transform: rotate(0deg); width: 500px; margin: 10px auto; max-width: 100%; min-width: 220px;" data-tweet-id="1258685481161613314"></twitter-widget><script async="" src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></span></div></div></div></figure><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n1f3e3a6ff793'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 10 May 2020 17:48:12 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n1f3e3a6ff793</link>
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      <title>推しを四人紹介して！といわれたので紹介する</title>
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      <description><![CDATA[<p name="rj47g">Twitterで推しをを四人紹介するバトンという古のネット呪術を受けたので、紹介していきます。<br>好きなものについて語るのは楽しいから、ある種のストレス解消として。<br>この長い夜のおともにでも。</p><h2 name="HDWpF">
<br>推し1　ChouChou<br><br>
</h2><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n4ba21099a4c9'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Fri, 24 Apr 2020 18:08:30 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n4ba21099a4c9</link>
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    </item>
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      <title>二人で過ごすためのソーシャルディスタンスAR</title>
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      <description><![CDATA[<p name="Qv70H">コロナウイルスの感染拡大を防ぐために必要であるとされる<b>『ソーシャルディスタンス』</b>を図るためのARスケーラーを公開しました。<br><b>二人以上で使うときに使いやすいよう</b>に、直径1mの円を二つ並べ、その中心に人が座るとちょうど2mの距離が取れるように作ってあります。<br><br></p><p name="EvQih">スマートフォン(iOS 11以上Safari推奨、Androidは未確認)から下のURLからアクセスしてください。<br><a href="https://kondoginga.github.io/ARex/socialdistance.html" target="_blank" rel="nofollow">https://kondoginga.github.io/ARex/socialdistance.html</a><br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nd0b3ecdbc18f'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Wed, 22 Apr 2020 19:38:14 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/nd0b3ecdbc18f</link>
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    <item>
      <title>押井守監督の女性観への反論　19世紀と子のディストピア</title>
      <description><![CDATA[<p name="dsB6a" style="text-align: center;"><b>私は今ショックで冷や汗ダラダラしている。『押井監督の女性観について教えてください』<a href="https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_9d6af97a-df0f-4fab-90f1-ad4c24cc19ad.html" target="_blank" rel="nofollow">(https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_2_9d6af97a-df0f-4fab-90f1-ad4c24cc19ad.html </a>)というあまりにも凶悪な記事が出てきたからだ。ここで語られる女性観は端的にいって酷いし破綻している。</b></p><p name="UnOLZ"><b><br>このnoteでは押井守ファンの一人として、押井守のインタビュー記事(以下女性観インタビュー)に反論を加えるものである。</b></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n52c525a18324'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 17 Mar 2020 17:19:34 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n52c525a18324</link>
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    </item>
    <item>
      <title>#国際女性デー　東京芸術大学のミスコンであったこと　ミスコンがある大学に戻らないために</title>
      <description><![CDATA[<p name="51EEX">国際女性デーということで、二年前に私が所属している東京芸術大学で起きたことについての記事を投稿します。これはほん部さま(https://twitter.com/tuabookb)の雑誌『東京藝大裏ガイド２』に掲載されたものを一部改変したものです。</p><p name="0L91h">二年前に、東京芸術大学では「普通のミスコン」が開催されようとしていましたが、学内で反対の声が上がり、話し合いの場が持たれ中止になりました。このことはHuffPosでも取り上げられていたのですが(https://www.huffingtonpost.jp/2018/06/23/what-is-beauty-contest_a_23466172/)、正確な経緯はネットでは読むことができませんでした。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nb8e0121ebd8b'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 08 Mar 2020 15:39:33 +0900</pubDate>
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    </item>
    <item>
      <title>テッド・チャン『息吹』 センスオブジェンダーとして、あるいは錯誤からの回復</title>
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      <description><![CDATA[<p name="jRhFV">テッド・チャンの『息吹』は優れた短編集である。と言うのは別に私が今更言うまでもなくもっと優れた書き手が何度も述べていること。<br>ただ問題なのは、いかに優れているかと言うことであり、このことに関して私は少し違う角度から、息吹を見ることができるのではないかと思った。</p><p name="qjcK5">つまり、テッド・チャンの『息吹』をとても繊細な「センスオブジェンダー」として読むことについて。<br>テッド・チャンのこの作品では、多くの場合、主人公が思い込んだ「ほんとうにちょっとした」自身の優位性や、都合の良い相手に対する考え、が崩される瞬間がある。<br>それは「テクノロジーと記憶」に関わっていて、つまりは私達の思考のベースが崩される瞬間を描いている。ある短編では、恋愛について都合の良い思い込みをしていた男性が、その少しだけの思い込みと格闘することが、テクノロジーとの関わりと並んでドラマとして展開する。ここでは、この繊細なドラマを通して、他者を尊重する関わりが困難であること(同時にたとえ「他者」が身近な人間でも新種の存在でも同じく困難で、考え続けないといけないこと)が示される。<br>また別の短編では「良き親」であろうとした努力が、記憶を通して語り直される姿が、言語と植民地主義、テクノロジーとその受容、といったテーマと並行して語られる。<br>登場人物は概ね、善良であろうとしているし、善良さを弁えている。そこに破壊的な悪意はほとんどない。驚くほどこの短編集は優しい。作品の中には、自分の「ある属性」に基づく優位性を疑っていなかった、そして疑っていなかったことにショックを受ける緩いフェミニスト的女性も登場する。<br>私達はたとえ善良であっても、それでもなお、思い込みによる錯誤を犯す。この短編集が語るのは、そうした錯誤に気づく瞬間であり、私達の無自覚的なそして根本的なマッチョさが、「テクノロジーによって」ふっと明らかになる瞬間である。<br>そしてこの作品集の中ではそれは劇的なドラマの中心にはならない。むしろ焦点になるのは、「錯誤に気付いた後に私たちはどうするか」。<br>テッド・チャンが問いかけるのは、この錯誤からどう回復するか、どうそれを受け止めるかで、その語り口は限りなく繊細で優しい。そしてそれは、まるでこの「錯誤に気付いた後に私たちはどうするか」という問いに答えることこそ「テクノロジーとどう付き合うか？」の答えである、と作家が示しているようでもある。<br>だから短編を一つ読むたびに考えないといけない。「私達はどんな錯誤を犯している？私たちはそれとどう向き合える？その錯誤はなんで生まれたんだ？」そしてテクノロジーと絡み合うこの問いかけは、繊細なセンス・オブ・ジェンダーだと思う。<br></p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/nee8756f2e290'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Tue, 17 Dec 2019 22:39:44 +0900</pubDate>
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    </item>
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      <title>『キャット・パーソン』 クリステンルーペニアン 欲望に身を投げること/欲望の後の生き方ってなに</title>
      <description><![CDATA[<p name="8sFlb">『キャット・パーソン』 クリステンルーペニアン</p><p name="ymt57">欲望というものは語り得ない。語り得ない欲望というものを語りの中に置き直す時に、私たちは社会と向き合うことになる。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n97006e5ab110'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Thu, 08 Aug 2019 19:29:30 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n97006e5ab110</link>
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    </item>
    <item>
      <title>表現が不自由であること、美術について語れなくなったこと</title>
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      <description><![CDATA[<p name="m7h1S">表現が不自由であること</p><p name="SgyGd">中山可穂の小説「愛の国」では、政権による黙認の下、同性愛者に対するヘイトが高まった日本で、同性愛を扱う演劇を上演するシーンがある。そこでは同性愛を表現する事が命をかける必要のある世界での、表現というものの緊張と狂気が語られる。劇団員に投げつけられる礫、塩酸、暴言、暴力。その中でなお表現が必要であることの理由。あるいは、そこまでする必要なんてない理由。<br>2015年の作。中山可穂はそれまで政治の話をしないレズビアンの恋愛をメインに描く作家だった。政治も、レインボーフラッグも、興味がないとまで言い切った作家が、それを描いた。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/ncd797fbed853'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 04 Aug 2019 22:31:21 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/ncd797fbed853</link>
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    <item>
      <title>李琴峰「五つ数えれば三日月が」エアポケットから溢れる虹</title>
      <description><![CDATA[<p name="vIyjp">中学の頃からの私の古い友人が結婚する。いつも二人で美術の話をして、お互いの不幸をなげきあい、世界を革命する力を求めていた。<br>結婚、と聞いても実感はなかった。相手の男の話は聞いてたけど、あったことも見たこともなかった。彼女は、結婚する程度で変わるような人ではないけど、その上に知らない文化が積もっていくのかと思うと少し寂しかった。<br>彼女の結婚は、彼女にとってまた一つの闘争だし、世界を革命する手段なのだと私は思った。私はパンセクシャルではあるけど、その関係は友情だけで繋がる関係で、私は心から応援したいとおもった。ただ、今現状の社会では結婚とは無縁にすぎる私にとって、それhsはあまりに遠かった。<br>海を隔てた隣の国では、同性婚がある程度成立した。日本の右隣も左隣も、それは変わらない。<br>結婚、家制度、戸籍、全ては痛みを伴いあまりに近くゆえに遠かった。<br>ただ時間に置き去りにされるような感覚だけが私に揺蕩った。</p><p name="wj5Q3">李琴峰の「五つ数えれば三日月が」を読んだのはそんな時だった。女性同士の主題をメインにプロとして文芸創作を続ける作者は、日本の文壇には珍しい書き手で、初期からずっと作品を追い続けている。<br>新作も当然のように手にとった。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n28f869a24e0e'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 16 Jun 2019 18:15:12 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n28f869a24e0e</link>
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    </item>
    <item>
      <title>「TheMISSING-J.J. マクフィールドと追憶島-」 トランス(越境/変容/透過)な物語と体験と、私の知ってるクィアな痛み</title>
      <media:thumbnail>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10168736/rectangle_large_type_2_cf77d8b4728f6bca5a7b90b05344e1a1.jpeg?width=800</media:thumbnail>
      <description><![CDATA[<p name="HpCsM">以下の文章には「THE MISSING JJマクフィールドと追憶島」に関する重大なネタバレが含まれています。</p><p name="4UoV1">私がSWERYさんのゲーム、「THE MISSING JJマクフィールドと追憶島」をクリアしたのは12月31日の深夜2時ごろ、30日の誕生日が終わった後のことだった。ちょっとした集まりが終わって、何となくさみしさを感じて、私はふと途中までで終わっていたこのゲームをやってみたのだ。集まりで、「やがて君になる」なんて百合アニメを見たり、セクシャリティについて話したりしていたのも、動機の一つだったかもしれない。<br>体は重く、少しぼうっとしていた。疲れていたのもあるし、誕生を祝ってもらうということを、本当に久々にしてもらってどう反応したらいいかわからなかったのもある。プレゼントなんて言うものを受け取ったのも、十年以上ぶりだった。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/na8e572039c00'>続きをみる</a>]]></description>
      <note:creatorImage>https://assets.st-note.com/production/uploads/images/6101770/profile_830ea9e54be6c6569e5dbfbdd275dd89.jpg?fit=bounds&amp;format=jpeg&amp;quality=85&amp;width=330</note:creatorImage>
      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 24 Feb 2019 23:53:51 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/na8e572039c00</link>
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      <title>東山彰良の「僕が殺した人と僕を殺した人」に殺された人　二重写しのアイデンティティ</title>
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      <description><![CDATA[<p name="O53zf">東山彰良の「僕が殺した人と僕を殺した人」</p><p name="BqYTr">とても高度に計算され尽くした小説だった。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/naa32f6e42320'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Mon, 19 Nov 2018 21:56:43 +0900</pubDate>
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      <title>東大制作展Dest-logyに行ってきた！！行ってきた🎶</title>
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      <description><![CDATA[<p name="RUMmK"><br></p><p name="ZXUtQ">最近気になっていた、<b>テクノロジーの背後の欲望の構造と関係性</b>について、色々考えさせられる展示で、ついつい見てきたままの勢いで気になった作品についての感想をnoteにまとめちゃったのが以下です。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n9caaba873a20'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 18 Nov 2018 11:20:01 +0900</pubDate>
      <link>https://note.com/gingak/n/n9caaba873a20</link>
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      <title>入間人間「佐伯沙弥香について」リリカルなレズビアンアイデンティティ形成</title>
      <description><![CDATA[<p name="5pyln">「佐伯沙弥香について」</p><p name="fMvxi">ある少女が自分は「女の子に恋することしか出来ない」ということを、理解し納得するまでの物語を追った小説。小中高と展開される断念的な3つのスケッチによって、その納得への道筋が語られる。</p><br/><a href='https://note.com/gingak/n/n3b57c574aff8'>続きをみる</a>]]></description>
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      <note:creatorName>近藤銀河</note:creatorName>
      <pubDate>Sun, 18 Nov 2018 00:13:36 +0900</pubDate>
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