Mar
26
BPStudy#211〜チーム開発のプロセスを改善し、成熟度を高めよう
株式会社ビープラウドが主催するIT勉強会
Organizing : 株式会社ビープラウド
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| Registration info |
(リモート:zoom)一般参加枠 Free
FCFS
(リモート:zoom)登壇者枠 Free
FCFS
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|---|---|
| Attendees | View Attendee List |
| Start Date |
2025/03/26(Wed) 19:30 ~ 20:30
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| Registration Period |
2025/03/10(Mon) 08:31
〜 |
| Location |
リモート(zoom) オンライン |
| 出席登録 |
(イベント開始時間の2時間前から終了時間まで、参加者のみに公開されます)
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Information for Attendees
Description
zoomを使ってのリモート開催です。zoomのURL等は、当ページの「参加者への情報」欄に記載されています。別途、参加者にメールにてお知らせします。
アジャイル開発に取り組んでいるが、現場では混乱と属人化が加速し、チームが疲弊している──そんな経験はありませんか?
✅ 品質が安定せず、毎回リリース直前にバグ修正に追われる
✅ ふりかえりをしても同じ問題が繰り返され、改善されない
✅ キーマンの離脱でチームが機能しなくなり、開発が停滞する
このような課題に共通するのは、アジャイルのプロセスが形骸化し、属人化していることです。
確かにアジャイル開発は個人の自律を尊重するものですが、それに偏りすぎると、開発が場当たり的になり、結果としてアジャイルは単なる「混沌とした開発手法」と化し、スピードも品質も維持できなくなります。
ここまで極端ではなくても、次のような疑問を抱いたことはないでしょうか。
「改善しようにも、どこをどう改善すればいいのか?」
「改善するにしても、どのようなレベルを目指せばよいのか?」
このような疑問に対する一つの答えであり、基準となるのが CMMI(Capability Maturity Model Integration:能力熟成度モデル統合) です。
CMMIは、組織のプロセス成熟度を明確にし、どのレベルからどのように改善すべきかの基準を提供するフレームワークです。
CMMIは、以下のように開発チームの成熟度5段階を示しています。
🔴 レベル1:初期(混沌)
場当たり的な開発。チームやプロジェクトの成否は、個々のメンバーのスキルや努力に依存し、予測不可能。
🟠 レベル2: (各プロジェクトでしっかりと)
各チームやプロジェクトは自分たちの方法で、計画・実施・測定・制御を実施。実施すべきことは一通り実施しているが、品質やパフォーマンスにばらつきが存在。
🟡 レベル3:定義された(標準化)
組織として定めた目標や標準を各チームやプロジェクトがテーラリングして使用。効果的・効率的なプロセスを実践し、品質やパフォーマンスの底上げとばらつきの減少を実現。
🟢 レベル4:定量的に管理された(統計的技法を活用したプロジェクト管理)
各チームやプロジェクトが、顧客や組織が要求する品質目標や生産性目標などの達成のために、統計的技法を活用してプロセスを定量的にコントロール。
🔵 レベル5:最適化 (統計的技法を活用した組織パフォーマンス改善)
統計的技法を活用して組織全体で継続的な改善を行い、変化する事業目標を継続的に達成できる最適なプロセスを実現。
アジャイル開発にCMMIの考え方を取り入れることで、以下のような効果が期待できます。
- チームの成熟度を可視化し、ふりかえりでどこを改善すべきかの基準を持てる
- プロセスの標準化で、場当たり的な対応を減らす
- リスク管理を組み込むことで、リリース前のトラブル対応を最小限に
- 属人化を防ぎ、キーマンに依存しない開発体制を構築
今回のBPStudyでは、CMMIの導入支援を手がける株式会社SI&CのCMMコンサルティング部 部長、小林浩 氏を招き、CMMIについてご説明いただきます。
第1部 CMMI:「やるべきことを知り、どうやるか考え、やり抜き改善し広める」力の向上のためのリファレンスモデル
(19:30〜20:30)
株式会社SI&C Principal、CMMコンサルティング部 部長 小林 浩 氏
システムやプロダクトの開発、サービスの提供に従事している方々の中で、以下のような悩みを抱えている方はいませんか?
- 自分たちはやるべきことをやっているか?ポイントを押さえているか?
- プロセスを定義しても定着しない、あるいは時が経つと廃れてしまう。どうすれば定着・継続できるのか?
- ずっと同じやり方で仕事をしているが、改善できるはず、しかしどこから始めればよいのか?どこまでやればよいのか?
- 各チームで良い経験や教訓があるはずだがチーム内に留まっている。どうしたら組織で共有して横展開できるか?
そのような方々のお悩み解決にはCMMIがお役に立ちます。
当勉強会でお話しすること
- CMMIの概要(モデルの構造、成熟度の定義など)
- CMMIに基づいた「やるべきことを知り、どうやるか考え、やり抜き改善し広める」力を向上するためのポイントと、そのアジャイル開発での適用方法
- CMMIに関する情報の入手方法(無償の公開情報から有償のモデルまで)
- なぜ私は「いまこそCMMIを日本に広げたい」と思っているか
当勉強会では、参加者の方々が、単なる知識の獲得ではなく、明日から実際に使えるヒントを得ていただくことを目指します。
参加していただきたい方
- アジャイル開発に取り組んでいる方
- アジャイル開発に限らず、プロセスの属人化や形骸化に悩んでいる方ならどなたでも
アジャイル開発に取り組んでいる方々へ
CMMIはどのような仕事に従事している人にも改善のヒントを提供できます。しかしながら私は、特にアジャイル開発に携わる方々には是非知っていただき、少しでも使用していただきたいと思っています。その理由は次の通りです。
アジャイル開発では、チームが自律的に仕事を進めること(自己管理的・自己組織的な管理)が求められ、また多能工的なスキルが求められます。従って、従来型の開発と比較して、メンバーは開発から管理までより幅広い分野の知識を身に着ける必要があります。CMMIを参照することで行うべきことと、行う際のポイントを、開発から管理まで幅広く押さえることができます。
CMMIについての補足
CMMIとは何か
CMMIはソフトウェア開発のプロセス改善のモデルとして世界中で広く使われていますが、特に若い方々の中には馴染みの無い方も多いかもしれません。CMMIの正式な定義は開発元のISACAのサイト:What is CMMI?にありますが、私は自分の言葉で次のように説明しています。
「CMMIは、システム開発やサービスを提供している優れた組織が、何を行っているかを“プラクティス”として定義し、整理したものです。優れた組織のプラクティスと、自分達のやり方を比較する、つまりベンチマーキングすることで、幅広い領域で改善点を見つけることができます。」
更に、多くのお客様でのCMMIの効果を見てきて、最近では上記の説明に加えて以下のように説明するようになりました。
「CMMIは、組織やチームの目標達成へ向けて、“やるべきことを知り、どうやるか考え、やり抜き改善し広める”ために必要な力を向上するために役立つリファレンスモデルです。」
CMMI V3.0
現在のCMMIはソフトウェア開発組織のみならず、サービス提供組織を含めたあらゆる組織の能力向上に役立つモデルに進化しています。2025年の2月末にCMMIの最新バージョンV3.0の日本語版がリリースされましたが、カバーするドメインは以下の通りです。
- 開発
- サービス
- 供給者
- セキュリティ
- セーフティ
- データ
- ピープル
- バーチャル
CMMIについては「ウォーターフォール開発用」、「大きな組織用」、「大規模プロジェクト用」、「レベルの認証のためだけのもの」といった数々の誤解があります。当勉強会でこれらの誤解を払拭し、皆様に「使わないと勿体ない」と思っていただければ幸いです。
自己紹介
小林 浩
株式会社SI&C Principal、CMMコンサルティング部 部長
CMMI高成熟度リードアプレイザー(開発,サービス,供給者管理)
AgileCxO認定APHコーチ・アセッサー・インストラクター
SAFe SPC/LPM、 Scrum Alliance認定ScrumMaster、PMI認定PMP
SE4BS検討メンバー、QA2AQ翻訳メンバー、匠Method User Groupメンバー、スマートエスイー DXゼミ講師
IBMとアクセンチュアにてエンジニア、PM、品質管理等を経験後、現在はSI&Cにて組織能力向上を支援するコンサルティングサービスを提供。

発表者
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