Microsoft Copilot の新機能 | 2026 年 9 月
※本ブログは、米国時間 9 月 30 日に公開された ‛What’s New in Microsoft Copilot | September 2026’ の抄訳です。 What's New in Microsoft Copilot の 2026 年 9 月号へようこそ。毎月、Microsoft 365 をご利用のお客様に向けて、ユーザーが日常的に使用するアプリでの生産性と効率の向上に役立つ Copilot の最新機能をお届けするため、新機能や機能強化をご紹介しています。 先週は、ユーザーが日々頼りにしているツールと、職場全体で AI を構築、カスタマイズ、拡大していくために必要となる次世代の機能を結び付ける新しい Copilot について、大きな発表を行いました。まだご覧になっていない方は、こちらで発表内容をご確認いただけます: Introducing the new Copilot with Home, Code,… Read more
Office 2021 サポート終了、中小企業の「AI 準備」は今が分岐点
クラウドへの移行で、AI 活用の土台を整える 2026 年 10 月 13 日、Office 2021 のサポートが終了します。サポート終了と同時にアプリが使えなくなるわけではありませんが、セキュリティ更新プログラムや不具合修正、テクニカル サポートは提供されなくなります。現在ご利用中のお客様は、サポートされる製品への移行を進めてください。[1] サポート終了への対応では、安心して業務を続けられる環境への移行が必要です。その移行を、メールや会議、共有ファイルまでを一体で整える機会にすることで、日々の共同作業の改善と、AI 活用に向けた準備をあわせて進められます。 「AI 準備」とは、今すぐ AI を導入することだけではありません。必要な情報をチームで共有でき、適切な権限で利用できる環境を整えることも、その第一歩です。マイクロソフトは、Office 2021 のサポート終了を機に、Microsoft 365 Business Standard (以下、Business Standard) および Microsoft 365 Business Premium (以下、Business Premium) への移行を提案します。使い慣れたアプリと共同作業のサービスを組み合わせ、これからの業務を支える基盤を整えていきましょう。 これまでの Office 活用から一歩先へ サポート終了後に新たな脆弱性が見つかった場合、Office 2021 ではそれに対処する更新を受け取れなくなります。アプリが動作することだけで継続利用を判断せず、サポートされる環境へ移行することが重要です。[1] 移行を進める際には、日々の仕事の流れにも目を向けてみてください。Word や… Read more
Microsoft Defender でエージェント時代の SOC を再構想する
※本ブログは、米国時間 9 月 23 日に公開された ‛Reimagining the SOC for the agentic era in Microsoft Defender’ の抄訳です。 サイバーセキュリティを取り巻く力学は変化しています。security operations center (SOC) も変わらなければなりません。 サイバー攻撃者はエージェントを利用し、かつてない規模で攻撃の実行を自動化しています。以前はチーム全体で取り組む必要があったことも、今では1人のオペレーターとエージェント フレームワークで実行できます。 この変化によって、厳しい現実が明らかになりました。保護と運用が別々のシステムとして構築されている限り、セキュリティ対策はAIの速度で機能するできません。引き継ぎ、統合、境界の一つ一つが防御側の動きを遅らせ、その複雑さはエージェントにも引き継がれます。 エージェント型セキュリティを実現するには、業界に新たなモデルが必要です。環境全体を見渡せる広がりと、調査して行動できる深さを備えた最新のサイバー スタックが求められます。セキュリティ運用とネイティブな保護は、1つのシステムとして機能しなければなりません。これがIntegrated Security Operations Center (ISOC) です。 本日、Microsoft Defender のIntegrated Security Operations Center (ISOC) を発表します。これは、Security Information and Event Management (SIEM) と脅威保護の主要なソリューションを統合した、エージェント型セキュリティのための基盤です。個別のシステムを運用する複雑さを伴うことなく、人とエージェントが共通の基盤を通じて環境全体を可視化し、理解し、行動できるようにします。 Microsoft… Read more
Integrated Security Operations Center in Microsoft Defender
※本ブログは、米国時間 9 月 23 日に公開された ‛Integrated Security Operations Center in Microsoft Defender’ の抄訳です。 AI は攻撃者の活動モデルを変革し、脅威をかつてない速度と規模で加速させています。しかし、多くのセキュリティ オペレーション センターは、依然として分断されたデータ、ツール、インテリジェンス、ワークフローに依存しています。アナリストは、システム間でコンテキストを再構築し、対応を調整するために貴重な時間を費やしており、SOC 運用の経済性を維持することはますます困難になっています。セキュリティ運用には、保護と運用を統合し、大規模な防御に必要な共通コンテキストを人とエージェントに提供する、新しい運用モデルが必要です。 2026 年 9 月 23 日、Microsoft は Microsoft Defender のIntegrated Security Operations Center (ISOC) のパブリック プレビューを発表しました。ISOC 特典により、 Microsoft Defender Suite、Microsoft 365 E5 および E7 のお客様は、XDR、SIEM、脅威インテリジェンス、自動化、AI… Read more
新しい Surface Pro 12 インチと Surface Laptop 13 インチ (第 2 世代、Snapdragon X2 Plus 搭載) のご紹介: さらなるパフォーマンスを、軽快に持ち運ぶ
投稿者: ブレット オストラム (Brett Ostrum) マイクロソフト Surface デバイス部門 コーポレート バイス プレジデント ※本ブログは、米国時間 2026 年 9 月 23 日に公開された Introducing the next Surface Pro 12-inch and Surface Laptop 13-inch with Snapdragon X2 Plus: Greater performance that travels light | Microsoft Devices… Read more
第6回:全社に増えたエージェント、その座席表は誰が更新するのか
全社の「座席表」を支える Microsoft Agent 365 と Windows 365 for Agents Cloud Endpointsと呼んでいる、Windows 365やAzure Virtual Desktopのソリューション エンジニアを務める曳野 (ヒキノ) と申します。「SE曳野の仮想デスクトップとAI」と題して、私たちの仮想デスクトップサービスとAIやエージェントの関係性を中心にブログをお届けしています。第6回は、1つの現場で育った座席表を、全社へ広げるお話です。執筆者:日本マイクロソフト株式会社 クラウド&AIソリューション事業本部 ソリューション エンジニア 曳野 洋幸 | 2026年9月15日 はじめに:夜勤室の座席表を、全社へ 前回は、運用・監視の夜勤室に、座席表と白紙のノートを置きました。繰り返す判断から手順の候補を見つけ、候補には実行させず、従来の判断と並走させて確かめる。人が承認したものを、次の仕事に使う。作業する席を返しても、そのノートは残ります。 今回は、その座席表を組織全体へ広げます。 ある部門でうまくいけば、隣の部門からも「うちでも使いたい」と声がかかります。席が増え、ノートも増える。ところが、最初に導入した担当者が、すべての席の事情を知っているわけではありません。誰に聞けばよいのか分からない席が、少しずつ生まれます。 第2回の「社員証とスポンサー」が、ここで戻ってきます。社員証を発行しただけでは、その人の異動や担当変更まで面倒を見たことにはなりません。エージェントも同じです。 席を増やすことと、その席の責任を更新し続けることは、別の仕事です。 その仕事を、誰が、いつ、どう引き継ぐか。今回は Microsoft Agent 365 と Windows 365 for Agents を通じて考えます。 隣の部門にも、同じ名前の席ができた 「申請確認エージェントなら、うちでも使っていますよ。」… Read more
東京大学×クアルコム×マイクロソフトが開催「AI プログラミングハッカソン」
2026 年 7 月から 8 月にかけて、東京大学の授業の一環として「AI プログラミングハッカソン」が開催されました。東京大学、クアルコムジャパン、日本マイクロソフトの連携をきっかけに実現した本取り組みでは、学生たちがチームごとにアイデアを出し合い、ローカル AI を活用したアプリケーション開発に取り組みました。本記事では、授業や最終発表会の様子とともに、NPU を活用したローカル AI 開発の可能性を紹介します。 国内でも先進的な産学連携として実施 本取り組みは、クアルコムジャパンと東京大学がQualcomm Academy連携協定を結んだことをきっかけに始まった共同取り組みの一つです。ハッカソンは、7 月 4 日(土)の Day 1 を皮切りに、演習や途中経過の発表を行う Day 2、Day 3 を経て、8 月 1 日(土)の Day 4 で最終成果発表を行う構成で実施されました。 参加者は 28 名で、8 チームに分かれて企画・開発に取り組みました。期間中、参加学生には日本マイクロソフトから、Snapdragon を搭載した Copilot+ PC の Surface… Read more
Microsoft 365 Copilot の新機能 | 2026 年 7 月
※本ブログは、米国時間 7 月 31 日に公開された ‛What’s New in Microsoft 365 Copilot | July 2026’ の抄訳です。 この記事では、2026 年 7 月の Microsoft 365 Copilot に関する最新情報をお届けします。毎月、ユーザーが日々使用するアプリで生産性と効率を高める Copilot の新機能や機能強化をピックアップしてご紹介しています。 それでは、今月の新機能を詳しく見ていきましょう。 目次 ユーザー向け機能: Copilot Chat へのエージェントの追加 Copilot アプリのモデル更新、検索の強化、プッシュ通知 Cowork のモデル更新と新しい働き方 Copilot ノートブックの参照ファイル対応の拡充 Copilot in Word のワークフロー Copilot in Excel の新しいスキルと… Read more
第5回:夜勤室の引き出しに、白紙のノートを置く――運用・監視の座席表と、“育つ”エージェント
Cloud Endpoints と呼んでいる、Windows 365 や Azure Virtual Desktop のソリューション エンジニアを務める曳野(ヒキノ)と申します。「SE曳野の仮想デスクトップとAI」と題して、私たちの仮想デスクトップサービスとAIやエージェントの関係性を中心にブログをお届けしています。第5回目のテーマは「夜勤室の引き出しに、白紙のノートを置く」です。 第1回では、エージェントを「どこで動かすか」という問いから、管理された実行環境である Windows 365 for Agents をご紹介しました。第2回では、“社員証”にあたる Microsoft Entra エージェント ID と、“上司”にあたるスポンサーの必要性を。第3回では、人とエージェントの仕事の持ち方を決める “動く座席表” の描き方を。そして第4回では、その座席表をコンタクトセンターという現場に持ち込みました。 第4回の現場は、人が話している現場でした。今回は、人が寝ている時間も止まらない現場へ持っていきます。IT運用、監視、サービスデスク。24時間365日、誰かが画面を見ていなければならないとされてきた場所です。 執筆者:日本マイクロソフト株式会社 クラウド&AIソリューション事業本部 ソリューション エンジニア 曳野 洋幸 | 2026年9月1日 はじめに:なぜ、次の現場が「運用・監視」なのか コンタクトセンターと運用・監視は、一見よく似ています。どちらも交代制で、どちらも「席」があり、どちらも件数で語られます。しかし、決定的に違う点が2つあります。 1つ目は、波の形です。コンタクトセンターの一日はなだらかな山でした。朝に増え、昼に落ち、夕方にまた上がる。ところが運用・監視の一日は、山ではなく階段です。何も起きない時間が大半を占め、起きるときは、関連する事象が一斉に鳴ります。1件の障害が、20件のアラートを生むこともあります。 2つ目は、同じことが何度も起こるという点です。コンタクトセンターの入電は、お客様が違えば話も違います。しかし運用の現場では、先月と同じアラートが、今月もまた鳴ります。 同じ機器の、同じ症状に、同じ手順で対処する。この繰り返しが、運用という仕事の大きな部分を占めています。 そしてこの2つ目こそが、今回の本題につながります。同じ仕事を何度も繰り返す現場では、エージェントの判断そのものを、少しずつ定型化していけるからです。 夜勤室の、引き出しの中のノート 比喩から入らせてください。運用の現場を訪ねると、夜勤の席の引き出しに、たいてい一冊のノートがあります。正式な手順書とは別の、誰が書き始めたのか分からない、書き足され続けてきたノートです。 「このアラートが鳴ったら、まず◯◯を見る。だいたい△△が原因」 「このエラーは3分待つと自然に消える。慌てて再起動しないこと」… Read more