パニック障害の妻のため 夫が1人カラオケで録音した「マイ・ソング作戦」
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- 出典
- 久保マシン






『久保マシン』という共有のペンネームで漫画を描いている、夫の『くぼ やすひと』さんと、妻の『くぼ ちづこ』さん。
くぼやすひとさんが描いた、妻と電車に乗った時のエピソードをご紹介します。
『パニック障害の妻に夫の僕ができること』
15年前に、くぼさんの妻は突然激しい不安や恐怖に襲われたり、動機やめまいなどの症状が出たりする『パニック障害』を発症しました。
パニック障害は、特定の状況下で発作が起きやすくなる症状です。くぼさんの妻の場合、電車という閉じられた空間で、次の停車駅まで距離があるとわかった瞬間に不安が高まってしまうといいます。
妻は電車に乗った際、次の停車駅までの間隔が長い場合に発作が出てしまうのだそうです。
夫が思いついた「マイ・ソング作戦」とは
ある日、電車に乗っていることを意識せずにいると、パニック発作が出にくいと学んだ妻。夫に『あること』を頼むようになりました。
妻は症状が出そうになるたびに、夫に「面白い話をして!」と頼むようになったといいます。
とはいえ、毎回の外出のたびに面白い話を用意し続けるのは、夫にとっても簡単なことではありません。ネタが尽きれば妻を支えられないという焦りが、夫を新たな作戦へと向かわせました。
毎回のように面白い話をすることが難しいと感じた夫は、妻が好きな曲を自身の歌声で聞かせる『マイ・ソング作戦』を決行!
夫は1人でカラオケに行き、妻の好きな曲を数曲熱唱して、スマホに録音しました。
妻の好きな曲を選び、1人でカラオケボックスに入り、スマホに向かって歌い続ける夫の姿は、漫画の中でも微笑ましく描かれています。
作戦は見事成功!録音を聴き終わった妻から、笑顔で「ありがとう」といわれ、夫は喜びます。
しかし、その後妻がイキイキと話し始めたのは、夫の歌声に対するダメ出しだったのです…!
ダメ出しが、いつしか妻の「お守り」に
【ネットの声】
・妻のために頑張る夫が素敵です!
・どんな形であれ、妻の力になろうとする夫に心打たれました。
・温かくて優しいお話。感動しました!
・思わず笑ってしまいました!それにしても、いい夫婦だなぁ。
ダメ出しをしながらもイキイキと話す妻の様子は、電車の中での不安とはまるで別の表情です。夫の歌声が、妻の意識を「今、電車に乗っている」という事実から遠ざけることに成功したようです。
後日、妻は1人で電車に乗らなければいけなくなった時も、いつの間にかスマホに入れられていた夫の歌声に、何度も救われたといいます。
支えたいという想いや症状への知識があれば、本人が抱える悩みや不安を解決できるかもしれません。
パニック障害に苦しむ妻を救いたいという夫の愛が生み出した、とても素敵な解決策でした。
[文・構成/grape編集部]