Pinnedメアリー=ドゥ@sidolfassMay 296/5に悪役令嬢の矜持、コミカライズ4巻発売ですー♪ 宜しくお願い致しますー♪ 悪役令嬢の矜持~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~(コミック) 4巻 (デジタル版ガンガンコミックスUP!)From amazon.co.jp22303083836.8K6.8K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024私は吸血鬼に、首輪をつけて飼われていた。 ある日、彼が消えて、見知らぬ人達が『かつて行方不明になった公爵令嬢』だと迎えに来た。 吸血鬼は退治されたそうだ。 私は、いつものお屋敷から見知らぬお屋敷に移り住んだ。225575575.6K5.6K354K354K
メアリー=ドゥ@sidolfassSep 4, 2024ご報告があります。 第三子……生まれました!! 母子ともに健康です!!!! 良かったーーーー!!!!!!!22122196962K2K103K103K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass【マイ・フェア・レディ〜私の覚めない悪夢〜】 Fin. という感じのお話を、昨日の晩時間があればお祭り用に書く予定でした。3323231.3K1.3K30K30K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass「さようなら、お兄様。貴方だけは、私のお兄様だったわ」 「それは良かった、妹よ。いずれ遊びに行く時は、笑顔で出迎えておくれ」 そうして、私はマスターと一緒にお屋敷に帰った。 愛の証である首輪を、首に巻いて、そうして笑った。11181893293230K30K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass見知らぬお屋敷の人達は、褒めてくれた。 所作を、礼節を、美貌を。 けれど私は、決して笑顔を見せなかった。 それを、皆は不思議がった。 けれど、一人だけ不思議がらなかった人が居た。 私の双子の兄だという、同い年の少年だった。11202087487439K39K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass確かに彼は、私とよく似た顔立ちをしていた。 快活で、いつでも笑顔の人。 ーーーそれが嘘の仮面だと、私には会ってすぐに分かっていた。 「君は笑いたくないんだね、妹よ」 「貴方はいつでも笑顔ね、お兄様」 私と彼は、よく似ていた。 顔だけでなく、きっと心の形も似ているのだろうと思った。11232384984939K39K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass「君の悪夢は、覚めたんだね」 「ええ、お兄様。マスターがいないこの家の暮らしは、私にとって悪夢そのものだったわ。貴方だけは違ったけれど」 双子の兄が片目を閉じたので、分かった。 きっと彼が、マスターに手紙でも出したのだろうと。11171781181130K30K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass「君は泣かないんだね、妹よ」 「貴方も泣かないでしょう、お兄様」 皆は笑わないのを不思議がるのに、彼は不思議がらなかったから、尋ねてみた。 「貴方は不思議がらないのね、お兄様」 すると彼は、笑顔で答えた。 「悪夢の中で、人は笑えなくなるものだからね」 それを聞いていた人が居た。11191981181138K38K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass「連れて行って。私の家はここじゃないわ」 「食べごろになった君の血を飲んだら、もう離してあげられないよ?」 「誰も離してほしいなんて、望んでなかったわ!」 私の声を聞きつけて、慌てて家族を名乗る人達が出てくる。 そして、双子の兄が笑顔で言った。 「良かったね、妹よ」11161680680631K31K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass見ると、月を背にあの人が浮かんでいた。 「貴方が私を捨てたからよ、マスター」 「心外だな。迎えが来たから、送り出しただけだ」 「私が一度でも、そんなことを望んだの?」11181878778733K33K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass「そろそろ食べごろよ、マスター」 「いいや、まだまだだね」 そんなやりとりが日常だった。 誰も不思議に思わなかったのだろうかと、私は思っていた。 幼い頃に攫われた公爵令嬢が、何故礼儀礼節を身に着けているのか。 誰がそうしたものを与えてくれたのか。11161677877831K31K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfass私は、記憶がなかった。 記憶があるのは、彼に拾われたところからだった。 「おやおや、何故こんなところに食べ物が転がっているのだろう」 出会った時、私は痩せ細り、死にかけていた。 多分奴隷となっていたのだろうと、彼は後に言っていた。11161677177133K33K
メアリー=ドゥ@sidolfassDec 14, 2024Replying to @sidolfassあの人の瞳の色の月。 すると、泣いている私に懐かしい声が聞こえた。 「せっかく家に戻れたのに、何故泣くのかな、マイ・フェア・レディ」11171776376334K34K