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DX/EX事業
アイリッジで急成長中のDX/EX事業に関わるメンバーや取り組みをまとめています

4000万人規模の開発から「共創」の現場へ。運用チームで挑むプロダクト改善
某大手自動車メーカーの工場勤務からIT業界へ転向し、オープンソース黎明期から現在までさまざまなキャリアを経験してきた岩谷さん。 前職で4000万人規模のプラットフォームを支えていた岩谷さんが、なぜ立ち上げたばかりのアイリッジEX事業推進部に入社したのでしょうか。 今回はその経緯をはじめ、アイリッジで感じたギャップや、チームを裏で支えるリーダーシップについて語ってもらいました。 💡 EX事業推進部(EX)とは? 大手クライアントとの強固なパートナーシップのもと、主に働く人々の体験向上(EX=Employee Experience:従業員体験)や業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する領域を担う部署です。企画段階から伴走して、新しいサービスやプロダクトを共創・共同開発しています。 プロフィール 岩谷さん アイリッジ EX事業推進部 副部長。大手自動車メーカーの生産ラインからIT業界へ転身。オープンソース黎明期より大規模開発・マネジメントに長年従事し、前職では4000万人規模のプラットフォーム開発・組織運営を経験。現在は運用チームを率い、プロダクトの改善とチーム支援を担う。 📚 この記事はこんな人におすすめ 大規模システムの開発・マネジメント経験を活かし、よりフラットで自律的な環境で挑戦したい方 自身の志向性や経験(新規開発・運用改善など)に合わせた役割で、プロダクト共創に携わりたい方 開発現場のリアルな空気感や、AI駆動開発への取り組みなど開発組織の最前線を知りたい方 某大手自動車メーカーの工場からIT業界、そして4000万人の会員を支える開発マネジメントへ──これまでのキャリアを教えてください。 実はIT業界に入る前は、某大手自動車メーカーの工場で車の組み立てライン工をやっていたんです。ドライバーを持ってガリガリガリっと車体に部品を取り付けていく毎日でした。 20代の平均と比べると待遇面は良かったのですが、年収の天井(上限キャップ)が見えてしまって……。「ここにずっといてもこんな感じなのかな」と20代のうちに将来の限界を感じてしまい、もっと成長性のある仕事を求めてIT業界へ飛び込みました。 当時はちょうどIT革命の時代で、PHPやLinux、MySQLといった技術が普及し始めたオープンソース黎明期でした。そんな中、私はITサービスを手がける会社へ転職し、プログラマーとして不動産サイトの作成からキャリアをスタートしました。 その後、ポイントサイトの会員管理・決済処理(ポイントの現金還元や銀行振込、ギフト券交換など)をはじめ、大手SNSやソーシャルゲームプラットフォームの開発などを経験し、システム開発の土台となるスキルを磨きました。 そして、知人に誘われて前職へと転職します。そこで12〜13年間にわたり、4000万人もの会員規模に耐えられるプラットフォームの決済APIやクーポンシステムの開発、プロジェクトマネジメント、そして30名規模の組織マネジメントを経験しました。 ──順調にキャリアを積まれる中で、アイリッジへの転職を考えたきっかけは? 前職では、予約システムがヒットするなど事業が大きく成長する活気ある時期を経験しました。ただその後、多角化を進める中で「事業の選択と集中」が行われるフェーズに入り、大規模な事業整理や配置転換が発生しました。 開発から別職種へ異動になるメンバーもおり、一緒に働いていた仲間が次々と別の道へ進むのを見送る中で、自分自身のキャリアについても改めて考えるようになりました。 そんな時期に、前職の同僚で、一足先にアイリッジへ転職していた荘田さんから声をかけてもらいました。「力を貸してほしい」と熱心に誘ってもらったのがきっかけです。 専門家が揃う「働きやすさ」。Spotifyモデルに見るフラットな支援型組織──アイリッジを選んだ決め手は? 転職活動ではエージェントを使い、最終的に事業会社やコンサルなど4社ほど検討していました。 実は荘田さんから誘われた当初は「EX=Employee Experience(エンプロイー・エクスペリエンス)」という言葉すら知らず、ぶっちゃけ何をやっている部署なのかまったく理解できていなかったんです(笑)。 ただ、荘田さん、社長の小田さん、役員の渡辺さんと話す機会があり、そこで大手クライアントと協力して新しいアプリを作っていくという話を聞いて、面白そうだなと感じました。 そして何より、トップの方々から「ぜひ来てほしい」と直々に強い期待を寄せていただいたことが、一番の決め手になりました。 ──実際に入社してみて、チームの雰囲気はいかがでしたか? 入社してみて「すごく良い意味でのギャップ」がありましたね。これまでの経験から、PM(プロジェクトマネージャー)、PO(プロダクトオーナー)などのポジションは、採用や育成、スケジュール管理から細かい事務作業まで何でも一人で回さなければいけないと思い込んでいたんです。 ですがアイリッジに入ってみると、それぞれの領域に専門性の高いスペシャリストが揃っていて、タスクが分業化されていました。余計な雑務に追われず自分の役割に集中できるため、人によると思いますが、私は働きやすいなと感じました。 また、EX事業推進部ではSpotifyモデルのSquad(スクワッド)とChapter(チャプター)を取り入れており、組織がとてもフラットです。 上司が部下を支配して指示を出すのではなく、お互いにリスペクトし合いながら「支援する」関係性が根付いています。副部長という役職になりましたが変なプレッシャーもなく、すごく居心地が良いですね。 ※Squad:特定の機能や製品を担当する、自律的なチーム。 ※Chapter:職種ごとの専門性向上やナレッジ共有を目的とした横断的コミュニティ 運用チームを率いる「縁の下の力持ち」。サービス成長に合わせた段階的な基盤づくり──現在はどのような役割を担っていますか? 役職は副部長ですが、実際の立ち回りとしては「運用チーム」のマネジメントや品質改善(運用PM的な役割)をメインで担当しています。 もちろんEX事業推進部には、新規プロダクトの立ち上げや機能開発をゴリゴリ引っ張るPOもいます。ひとくちにプロダクトオーナー と言っても、本人の志向性やこれまでの経験に合わせてお任せする役割が違うのがアイリッジの特徴なんです。 私の場合はこれまでの大規模開発の経験を活かし、リリース後のプロダクトを健全に維持・成長させる運用チームのリーダーシップを担っています。現在も2週間に1回のスプリントで約40件もの開発案件を並行してリリースしており、新規開発のスピードやクオリティを陰で支えています。 ──多様な関係者との共創の中で、意思決定や改善はどのように進めていますか? 受託開発のようにお客様の指示を待つのではなく、自分たちからも主体的に提案できます。 例えば運用チームでは、現場で見つけたシステムの課題や改善案をConfluence(コンフルエンス)などのドキュメントにまとめ、企画ミーティングへ持ち込んで合意形成を行っています。 本番障害対応やセキュリティ対応などの必須事項はもちろんですが、「ここを改善すれば動作が軽くなる」といった自発的なアイデアも、確保されたチームのリソースを使って自律的に対応できる仕組みになっています。 ※Confluenceは、アトラシアン(Atlassian)社が提供する、チーム向けの強力な企業向けウィキ(社内ナレッジマネジメントツール) ──これからのサービス成長に向けて、インフラや基盤はどう変えていきますか? 現在担当しているプロダクトのユーザー数は約20万人ですが、将来的には「200万人」への拡大を目指しています。 とはいえ、いきなり10倍の規模に耐えられるインフラを作ってしまうと、コストがかかりすぎて投資判断が通りません。 そのため、まずは一歩先の「50万人レベル」の規模を予測して基盤を構築し、サービス成長のスピードに合わせて段階的にインフラを拡張・改善していく現実的なアプローチを取っています。 チームを支援し、成果に導く。今後はメンバーと共に「AI駆動開発」へ挑戦したい──どんなところに面白さを感じますか。 メンバーを「管理」するのではなく、スペシャリストたちが力を発揮できるように「支援」することに面白さを感じています。 メンバーの困りごとを解決し、みんなが良いコンディションで同じ方向を向いて進めるようサポートする。これまでの大規模開発で培った私の調整力や問題解決力が、メンバーの活躍を支える武器になっています。 こうした立ち位置は、サッカー日本代表で言えば「長友佑都選手」のようなイメージですね。監督として上から指示を出すのではなく、ピッチの中で声を掛け合い、チームを良い状態に導くサポート役。この姿勢を評価していただき、昨年はアイリッジで社長賞をいただきました。 ──今後、どのような未来を描いていきたいですか? 専門性の高い頼もしい仲間たちと一緒に、「AI駆動開発」を本格的に推進してみたいですね。実務の中でAIをフルに活用し、開発の効率化や品質向上において、自分たちのチームでまずは確かな成功体験を作りたい。そして、そのノウハウを社内全体や周囲にどんどん展開していければと思っています。 フラットな「共創」の現場だからこそ、面接では気になることを何でも聞いてほしい──最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。 アイリッジのEX事業推進部は、自律的なメンバーが揃い、驚くほどフラットで働きやすい組織です。 クライアントと深くコミットして同じサービスを育てる「共創」のスタイルは、一般的な受託開発やSESとは全く異なる面白さがあります。 POという職種ひとつをとっても、新規開発を推し進めたいのか、運用でプロダクトを育てたいのか、その人の志向性や経験によって任される役割や立ち回りはさまざまです。 そうしたリアルな空気感や自分に合った役割のイメージは、求人票や会社説明資料だけではなかなか伝わりきらない部分でもあります。 面接で質問が1〜2個だと、「本当に伝わっているかな?」と不安に思うこともあるんです。だからこそ、面接に来てくださる方には、ぜひ遠慮せずに気になることを何でも質問してほしいと思っています。 質問を重ねることで、私たちがどんな体制で、どんなふうに開発しているのかが具体的に見えてくるはずです。 お互いをリスペクトし合えるフラットなチームで働きたい方、ぜひ私たちと一緒に、世の中にインパクトを与えるサービスを育てていきましょう。皆様のご応募を心よりお待ちしています。 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています! ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co【アイリッジ】<EX事業推進部>プロダクトオーナー〔自社プロダクト〕 アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト

マネジメントから開発の最前線へ。新規・保守に挑むiOSエンジニアの選択
自分が本当にやりたいのは、開発(ものづくり)だ。キャリアを重ねるなかで、マネジメントや調整業務に追われ、コードを書く時間から遠ざかっていくことに葛藤を抱えるエンジニアは少なくありません。 今回お話を伺ったのは、そんなリアルな葛藤を抱え、前職退職後、2025年8月にアイリッジのEX事業推進部に転職したiOSエンジニアの本山さん。 最前線で手を動かすことへのこだわりや、一筋縄ではいかないアジャイル開発の現場のリアル、そして「きれい事だけではない」日々の業務について、ありのままの本音をじっくり語ってもらいました。 💡 EX事業推進部(EX)とは? 大手クライアントとの強固なパートナーシップのもと、主に働く人々の体験向上(EX=Employee Experience:従業員体験)や業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を推進する領域を担う部署です。企画段階から伴走して、新しいサービスやプロダクトを共創・共同開発しています。 プロフィール 本山さん / EX事業推進部 iOSエンジニア 大学(経済学部)卒業後、未経験からエンジニアの道へ。前職で5〜6年にわたりiOSアプリ開発やチームのマネジメント、他部署との調整業務を経験。開発に専念できる環境を求め、半年間の充電期間を経て2025年8月にアイリッジへ入社。現在はEX事業推進部でiOSエンジニアとして、新規開発と保守開発の両軸で活躍中。 「やはり開発が好きだ」最年長としての葛藤、そして再始動するまで——これまでのキャリアと、転職を意識したきっかけを教えてください。 大学は経済学部出身でした。当時は、卒業後にアルバイトでお金を貯めては海外に行き、なくなったら帰国してまたバイト……という生活を繰り返したいと考えていたんです。 そんななか、現実的な将来を考えた際に「IT業界で技術の基礎さえ身につければ、どこに行っても働けるはず」と思い、エンジニアの道へ進みました。 前職では、Java研修を終えた直後に「社内に経験者がいないiOSアプリ開発をやってみないか」と突然打診されました。「やったことはないけれど……」と戸惑いつつも引き受けてみたところ、これが予想以上に面白かったんです。 自分で考えたものが形になり、スマホ上で思った通りに動く。スマホは誰もが日々使うものなので、「一般の人が触れやすいものを作れるのは楽しいな」と心から思いました。私のiOS開発の楽しさの原点は、完全にそこにあります。 もともと「勉強は嫌いではない」性格で、わからないことがあると「なぜそうなるのか」を納得できるまでとことん突き詰めるタイプです。周囲に積極的に質問したり、自分であれこれ試したりしながら学習してきました。 振り返れば、中高生の頃にHTML・CSS・JavaScriptなどを触っていた経験が、コードを理解することや「根本的なイメージ」としてつながっていたのかなと感じています。 ——そこから転職を考えたのには、どのような背景があったのですか? 仕事自体は本当に楽しかったですし、iOS開発で新しい技術にも触れられ、やりがいを感じていました。しかし30代を迎える頃、先輩方の転職が相次ぎ、気づけば自分がチームの最年長になっていました。 後輩の育成やプロジェクトの進行管理に加え、上司や他部署との調整業務も重なり、だんだんと余裕がなくなっていきました。「開発以外の業務に追われ、本来やりたかった仕事ができない」と感じ、退職を決意しました。 半年ほど休んで気持ちが落ち着いたとき、将来のキャリアを冷静に見つめ直してみたんです。すると、「やっぱり私は開発が好きなんだ。IT業界が嫌になったわけではなく、単にあの環境が合わなかっただけだったんだ」と気づきました。 前職で5〜6年培った経験を活かしたいですし、iOSだけでなくAndroidにも触れられるような環境で、もう一度エンジニアとして働きたい。そう思い、就職活動を始めました。 譲れない「リモートワーク」と、クライアントとフラットに創り上げる「新規・保守の両軸」の魅力——数ある企業の中で、アイリッジを選んだ決め手は何でしたか? 就職活動をするにあたり、軸にしていたのは「働き方」と「業務内容」です。 働き方については、リモートワークができるかどうかを重視していました。というのも、夫から「毎年、もしかしたら転勤(引っ越しを伴う異動)があるかもしれない」と言われていたからです(実際にはまだないのですが)。 そうなると、世間的には「転勤に合わせて奥さんが仕事を辞めてついていく」とか「転居先でパートをする」といった選択肢もあるかと思いますが、私はそれがどうしても嫌でした。 「なんで私が仕事を辞めなきゃいけないんだ!」という強い思いがあったんです。どこにいても長くキャリアを積めるように、リモートワークは譲れない条件でした。 また、同じ条件で内定をいただいた中でも、アイリッジが最も業務内容の面で魅力的だと感じました。初めは共同開発と伺ったので、客先常駐のような働き方かなと思ったんですが、カジュアル面談や面接で話を聞き、クライアントとフラットな関係での自社プロダクト開発に近い働き方ができそうだと思いました。 案件の都合で環境が頻繁に変わる(そうした働き方は避けたかった)心配もなさそうで、自分たちから提案して機能を追加するなど、クライアントとお互いに提案し合ってより良いプロダクトを作っていける環境だと、面接の時点で感じられたことが入社の決め手でした。 ——実際に入社してみて、ギャップはありましたか? 入社前はアイリッジのことを全然知らなくて、会社のホームページや求人を見て「なんとなく若い、イケイケのベンチャー企業なのかな」という印象を抱いていましたが、実際に入ってみると、思ったよりも「ベンチャーベンチャー」しておらず、ちゃんと腰を据えて慎重な意思決定を行っている会社だな、と良い意味で印象が変わりました。 ただ、会社のルール運用に関しては、まだまだ決まっていないふわっとした部分や、どこが厳しくてどこが緩いのか「グラデーション」があるのには驚きました。「あ、これはいいんだ」みたいなこともあります。 また、就職活動の軸にしていた「働き方」と「業務内容」については、全くギャップなく取り組めています。 POやEMと対等にディスカッションし、最適なUI/UXを追求する——普段、どのような流れで業務を進めていますか。 基本的には、PO(プロダクトオーナー)や企画担当がクライアントと合意してきた内容を受け取って開発を進める形になります。開発プロセスはアジャイル(スクラム)で、優先度とストーリーポイント(作業規模の基準値)を設定しています。 ただ、プロジェクトの状況に合わせてかなり柔軟に運用しているので、ルールでガチガチには縛っていないです。 あと、朝会での進捗確認や、週1回のMTGでの次期スプリント計画のすり合わせなどで、POに対して「あーでもない、こーでもない」と直接意見を伝えています。 「これは実装のコスト(工数)がかかりすぎてしまう」と開発目線でフィードバックしたり、ユーザーの利用シーンを考えて「こっちの挙動の方がもっといいんじゃないか」とディスカッションをして、認識の共通化をしています。 特にiOSならではの操作性やUI/UX(ユーザーインターフェース / ユーザー体験)に関しては、エンジニア発信でPOにどんどん提案しています。 例えば、iPhoneアプリには「画面の右スワイプで前の画面に戻る」操作があり、機能の実装時にその点が考慮されていなかったんです。でも「どう考えてもあった方がいいよね」というところから提案して、実際にスワイプで戻れるようにしました。 他にも、デザイナーが作った画面仕様に対して、「この選択肢がアラートみたいにピュって画面に出てくるのは、プラットフォーム本来の特性に合わない。もっと適したやり方にしませんか」と提案したり、アラートの文言についても「これだとユーザーに伝わりづらく、誤認される可能性がありますよ」と微調整をお願いしたりしています。 もちろんデザイナー側の提案をそのまま実装することもありますが、お互いに提案や確認は頻繁におこなっています。 少し前に、アイリッジのデザイナーと合同でワークショップがあったのですが、ロジカルにデザインが決まっているんだなと改めて学べて、すごく面白かったです。そういうデザインのロジックも意識しながら、より良いアプリ体験をPOやデザイナーと一緒に作っています。 ——日々の業務の中で「大変なこと」や「ワクワク」を感じる瞬間はどんなときですか? 私は急な無理難題を言われると、プレッシャーで押しつぶされそうになってしまうタイプなんです(笑)。だから、どちらかといえば予定通り、計画通りに進んでくれた方が安心できます。 実際は、レビューの待ち時間が長引いたり、仕様確認の手戻りが発生して「実装自体は順調に進んでいたのに、仕様確認のために結局待たなければいけない」となってスケジュールが遅れることがよくあります。全然計画通りにいかなくて大変ですね。 それでも、自分が担当している機能が無事にリリースされてユーザーに届いたときは、やっぱりすごくうれしいですし、ユーザーにどんな風に使ってもらっているんだろうなと想像する瞬間が、一番ワクワクしますね。 「対話が好きな人」でありたい。現場主導で対話を重ね、スクラム開発のプロセスを柔軟に改善する——業務で大切にしていることを教えてください。 「何でも一人で完結できる技術力」も素晴らしいですが、私は「同じエンジニア同士でよく話をしよう」というオープンな姿勢を大切にしています。 心がけているのは「対話が好きな人」というオープンな姿勢を周囲に示すことです。わからない仕様があれば自分から積極的に聞きに行きますし、「こっちのプロジェクトではこんな話がありましたよ」と他のメンバーに自分から共有することを意識しています。おかげで、周りからも「よく話す人」と認識してもらえています。 例えば、2週間に一度行われるスプリントの振り返り(レトロスペクティブ)で、「大きな機能の開発はもっと早めに教えてほしい。直前に言われると設計やスケジュールの調整が厳しくなる」といった意見を伝えたことがあります。 その結果、今では企画の段階で「こういう機能の予定がある」と事前に共有してもらえるようになっています。劇的にプロセスが変わったわけではありませんが、早い段階で情報が共有されるようになったので、開発が格段にスムーズになりました。これも対話から生まれた、主体的な改善の一例だと感じています。 GitHub CopilotやClaudeも積極導入。AIを活用しながらも、ロジックの深い理解と「ものづくり」を純粋に楽しむ——開発環境や働き方について教えてください。 EX事業推進部の活動と個別の開発プロジェクトの比率は、だいたい「2:8」くらいです。日々の業務の大部分を、自分が本当にやりたかった開発作業(コーディングなど)が占めています。 技術面では、もともと利用していたGitHub Copilotに加え、料金プランが変わったタイミングで「Claudeも開発に使いたいです」と提案しました。これが通り、2025年8月後半からは開発メンバー全員が利用できるようになりました。このように、現場からの提案で新しいツールをスピーディに導入できる文化がありますね。 最近はAIにコードを書かせる割合も増えていますが、一方で「自分でロジックを書いて動かす楽しさ」も大切にしています。メンバーと協力しながら1つの機能を形にし、無事にリリースできたとき、「この機能の裏側は自分でこう組み立てて、こう動いているんだ」とロジックを深く理解できている状態が、エンジニアとして一番おもしろいと感じますね。 働きやすさに関しても、フレックスタイム制は前職から利用していましたが、やはり便利ですし、何より今のリモートワーク環境が快適です。オフィスだと周囲の気配が気になって集中しづらいタイプなので、リモート主体で作業できる環境は本当にありがたいです。 他チームとのナレッジ共有については、各自が目の前のプロジェクト対応を優先しつつも、「Chapter(チャプター)活動」を通じて盛んにおこなわれています。モバイルエンジニア同士で「iOSならこう、Androidならこう」と話し合ったり、バックエンドエンジニアと「AI活用ならこんな展開ができる」と運用ノウハウを共有したりしています。 全員が異なるプロジェクトに所属していても、Chapter活動や月に1回の全体ワークショップでコミュニケーションを取る機会があります。だからこそ、自分が直接関わっていない領域にも興味を持ち、刺激を受けながら楽しく仕事ができているのだと感じています。 ※Chapter(チャプター):職種ごとの専門性向上やナレッジ共有を目的とした横断的コミュニティ 求職者の方へ——最後に、アイリッジのEXに興味を持っているiOSエンジニアへのメッセージをお願いします。 「もっと開発に深く携わりたい」と考えている方に対して、アイリッジのEX事業推進部なら、それが存分に叶えられるとお伝えしたいです。 私自身、現在も毎日開発に没頭しています。AIという心強い相棒を活用しながらメンバーと協力し、自ら機能を作り、動作確認まで行う。そうした一連のものづくりプロセスを、日々楽しんでいます。 EX事業推進部には多様な強みやバックグラウンドを持ったメンバーが揃っています。特定の技術領域にこだわりすぎる必要はまったくありません。 それよりも、あらゆる物事を「自分ごと」として捉え、幅広い領域に興味を持って主体的に関わっていける。自分の関わっていないジャンルであっても、好奇心を持って会話を楽しめる。そんなマインドを持った方であれば、この環境はすごく面白いと思えるはずです。 もう一度「ものづくり」の主体者として、自分の技術を思いきり楽しみたい。そんな方からのご応募を、心からお待ちしています! アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト

名ばかりスクラムを防ぐ!AI活用と可視化で挑むEMのチーム作り
エンジニアリングマネージャー(EM:技術および開発チームのマネジメントを担う役職)にとって、最もやりがいを感じる瞬間とはいつでしょうか。それは単に「綺麗なコードを書いた時」ではなく、「自らの技術的・組織的な意思決定が、プロジェクトを成功に導いた手応え」を感じた時かもしれません。 💡EX事業推進部(EX)とは? 大手クライアントとの強固なパートナーシップのもと、主に働く人々の体験向上(EX=Employee Experience)や業務のDX化を推進する領域を担う部署です。 企画段階から伴走して新しいサービスやプロダクトを共創・共同開発しています。 今回は、独立系SIerでのプログラマーからキャリアをスタートし、開発マネージャーとして活躍してきた猿渡さんに聞きました。2025年9月に入社し、現在EX事業推進部で活躍する猿渡さんに、急成長フェーズにあるプロダクト開発のリアルな意思決定や、初めて挑むスクラム開発でのワクワク、そして組織づくりの醍醐味を聞きました。 独立系SIerのプログラマーから、物理サーバー構築、そして開発マネージャーへ——まずは、これまでのキャリアについて教えてください。 大学の理学部を卒業後、独立系SIerに就職し、Javaのプログラマーとしてキャリアをスタートしました。その後、某大手IT企業に転職し、Webフォントサービスの立ち上げや、Office 365の導入支援、さらには物理サーバーの組み立てやセットアップといったインフラ周りの業務など、本当に幅広い経験をしました。 転機となったのは、出向先だった某フォントメーカーへの転籍です。そこでDVDでフォントデータを郵送していたアナログなサービスをWeb化するプロジェクトを主導し、最終的には開発マネージャーを務めました。しかしその後、会社が海外企業に買収され、経営層や文化がガラリと変わってしまったんです。それを機に、次のステップを考えて転職活動を始めました。 ——さまざまな業界の選択肢があった中で、なぜアイリッジのEX事業推進部を選んだのでしょうか? 今後の将来性を考えた時に、AIの進化によって「人がアプリを見に来るのではなく、AIがアプリにアクセスしに来る時代になる」と予測しました。その変化の中でも存続し得る、アプリ関連の業界に関心を持ちました。 実は入社前、アイリッジのことは一般的な受託開発メインのSIerだと思っていたんです。しかし面接などを通じて、クライアントである某大手人材サービス企業と単なる受発注ではなく、強力で対等な「パートナー関係」を築き、「One team」で自社プロダクト開発を行っていると知り、良い意味でギャップを感じて入社を決めました。 「マネジメント寄り」「技術寄り」それぞれの強みを活かせるEMの裁量——現在、EX事業推進部ではどのような業務を担当していますか? 現在は「バイトルトーク」プロジェクトで、スクラムマスター(スクラムチームのリーダー役)やプロジェクトマネージャー(PM:プロジェクト全体の進行管理を担う役職)に近い立場のEMとして動いています。 現在のミッションは、フィーチャーチーム(新規機能開発チーム)が円滑に開発できるように導くことです。現在、バックエンド7~8名、iOS/Android各3名規模のチームが存在します。 アイリッジのEMは役割の幅が広く、それぞれの強みに合わせてプロジェクトを推進できる裁量があります。 マネジメントに比重を置くEM 技術特化型で、アーキテクチャの検討や中長期の技術的ロードマップの策定をリードするEM 技術選定からシステムの未来まで、自分の頭で描き実行したいエンジニアにとって、存分に腕を振るえる環境が用意されています。 ——現場ではどのような課題があり、どのように意思決定を行っていますか? 直近で大きかった課題は、ユーザー数の急増に伴い、過去に実装した機能の不具合が顕在化してきたことでした。品質を担保するため、プロダクトオーナー(PO:プロダクトの価値を最大化する責任者)とも連携し、新規開発を一時的に絞ってでも、チーム全体でテストと修正に注力するという方針を決定し、進行管理を行いました。 また、プロジェクトの成長を定量的に測る取り組みも始めています。2週間のスプリントごとに、チケットベースで「各タスクの開発規模や難易度をポイント化した指標」を計測しています。これにより、2週間でどれだけの成果物が生み出せたか、品質がどう変化したかを可視化し、チームの成熟度を測る目安にしています。 さらに、社内のメンバーと「AI駆動開発」も積極的に推進しています。以下の取り組みを実施しています。 ClaudeなどのAIツールを活用するため、週に2回・30分ほどメンバーで集まる プロンプトの工夫や精度の上げ方についてPOC(概念実証)を回す 部署内はSpotifyモデル(自律的なアジャイルチームを構築するための組織モデル)の組織体制になっているため、他のプロジェクトのEMやPMともAI活用の知見を共有しやすい環境です。 境界線を引かない。社内外を巻き込む「One team」のマネジメント——スクラム開発やパートナー企業との連携において、マネジメントで工夫していることはありますか? 開発現場でよくあるのが、スクラム開発と言いながら実態は「形骸化したウォーターフォール」(=ただの細切れの工程)になってしまうという課題です。これを防ぐため、チーム内での認識齟齬が起きないよう、以下の点に気を配っています。 「この会議の目的は何か」を常に言葉にして共有する 「今チームとしてどう動くべきか」を常に言葉にして共有する こまめなすり合わせを主導する また、POが方針を決定するオーナーであるのに対し、EMはその方針に基づいてチーム全体を成功に導く役割を担います。POとはSlackでの日常的なやり取りに加え、月1回の1on1を実施して密に連携しています。社内外のメンバーと目的を共有し、チームのポテンシャルを最大化していく組織づくりに、EMとして大きな手応えを感じています。 初めての本格的なスクラム開発。新しい経験への「ワクワク」と今後の展望——今の業務の中で一番「ワクワク」していることは何ですか? 実はこれまでのキャリアではずっとウォーターフォール型の開発しか経験してこなかったんです。なので、アイリッジに入社して「本格的なスクラム開発」に初めて携わっていること自体が、今すごくワクワクしています。 スクラム特有の用語や進め方など、分からないことを調べながら実践していくプロセスは、完全に新しい経験であり、知的好奇心がとても刺激されていますね。 ——今後、どう成長していきたいですか? 将来的には、経営層に近いポジションで、新しいサービスのローンチ可否や事業方針の意思決定プロセスに深く関与していきたいと考えています。 アイリッジのEX事業推進部は、「これがやりたい」と自ら手を挙げれば、周囲がウェルカムな姿勢で協力してくれる能動的なカルチャーがあります。 指示を待つのではなく、「あれをしたい、これをしたい」と自走できる方には非常にマッチする環境です。 また、入社直後にいきなり業務を丸投げされることはありません。入社後2〜3週間のキャッチアップ期間がしっかりと設けられており、以下のように段階的にプロジェクトへ参画できるため安心してスタートを切ることができます。 アプリを触ってみる 会議に同席する 新しい技術やアーキテクチャの探求に没頭したい方、あるいは事業の成長とチームの成功にコミットしたい方をお待ちしています。 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co【アイリッジ】〈EX事業推進部〉エンジニアリングマネージャー〔自社プロダクト〕 アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト

自らの決断でプロダクトを導く。SIerからアイリッジのプロダクトオーナーへ
今回は、アイリッジのEX事業推進部でプロダクトオーナー(以下、PO)として活躍する江畑さん。PO未経験からの転職活動のリアル、急成長する自社開発サービスの改善に挑む日々、そしてAI時代に求められる生存戦略まで、等身大の言葉で語ってもらいました。 💡EX事業推進部(EX)とは? 大手クライアントとの強固なパートナーシップのもと、主に働く人々の体験向上(EX=Employee Experience)や業務のDX化を推進する領域を担う部署です。 企画段階から伴走して新しいサービスやプロダクトを共創・共同開発しています。 プロフィール 江畑さん 大学の経営学部で組織行動論やリーダーシップを専攻。卒業後、大手SIerに入社。金融系システムのエンジニアやプロジェクトリーダー(PL)、スマホアプリ開発のスクラムマスターを経験。その後、2025年にアイリッジへ転職。現在はEX事業推進部のPOとして、プロダクトの仕様決定やロードマップ策定を担う。趣味はトライアスロン。 メンバーから「プロダクトの当事者」へ——これまでのキャリアを教えてください。 大学は経営学部で、組織行動論やリーダーシップを専攻していました。当時はIT業界に進むなんて全く思っていなかったのですが、IT系スタートアップでの長期インターンを経験したことが転機となり、IT業界に絞って就職活動を始めました。 技術を深く理解したかったので営業ではなくエンジニア職で探していました。また、アプリ開発だけでなく、インフラやデータベースなど技術全体を広く見渡せる大手SIerという環境が、最初のステップとして私に適していると考え、前職に入社しました。 入社後は、地方銀行やネット銀行向けのパッケージ導入、運用保守、カスタマイズに携わり、役割としては1年目はエンジニア、2年目の後半からPLを経験しました。 ただ、PLを任された当初はエンジニアとしてまだ未熟なのに、現場を引っ張り、メンバーやパートナーの方々に仕事を振っていいのだろうかと葛藤がありましたね。 最初はすべてをキャッチアップしようと必死でしたが、途中から「どれだけ経験を積んでも、すべてを100%理解するのは難しい」と割り切ることにして、重要なポイントを確実に押さえて、あとはコミュニケーションと調整力でカバーするようにしてました。このスタンスは今でも変わっていません。 その後、エンジニア経験が少ないままキャリアを進めるのは良くないと思い、社内公募制度に手を挙げて、通信事業者向けのスマホアプリ開発部署へ異動し、1年半ほど、フロントエンド開発を中心に経験を積みました。 その際、初めて経験したスクラム開発で、「正しく運用すれば、チームのコミュニケーションと生産性が劇的に向上する」という手応えを感じました。 もともと趣味のトライアスロンも「どうすればもっと速くなるか」と仮説検証(PDCAサイクル)を回し続けるようなタイプなので、短いスパンで改善のサイクルを繰り返すスクラム開発の手法は、私のマインドセットに驚くほどフィットしました。 ——前職のスクラムマスター時代から、転職を考えたきっかけは? スクラムマスターとして開発やスクラムの知見を深めるうちに、「プロダクトの意思決定そのものに関わりたい」という思いが強くなっていきました。ユーザーにとってより良い体験を、自分自身の手で考え、形にしたいと。ただ、前職にはPOというポジションがなく、意思決定の根幹に関わることが構造的に難しかったため、転職を考えました。 「PO未経験」の転職活動のリアルと、等身大の現在地——数ある企業の中から、アイリッジを選んだ決め手は? 「プロダクトオーナー(PO)として挑戦できること」を軸に転職活動をしていました。ただ、POの実務経験はゼロだったため、転職エージェントからは「厳しい転職になるかもしれない」と懸念されていました。正直、無理をしてまで転職するつもりはなく、「自分に合う企業がなければ、今のままでもいいや」くらいの気持ちでしたね。 そんな中で出会ったのがアイリッジでした。ここなら、これまでのスクラムマスターとしての知見を活かしつつ、段階的にPOとしてのキャリアを築けそうだと感じました。さらに面接でお会いした方々の人柄やオフィスの雰囲気が非常に良く、一緒に働くイメージが具体的に湧いたことが、入社の決め手になりました。 ——実際に入社してみて、ギャップはありましたか? ギャップは本当にありませんでした。現在はプロダクトバックログの作成や優先順位の判断といった、実務のコアとなる部分を任せてもらっています。未経験からのスタートとして、まずは得意な実行領域で価値を出し、段階的に企画領域へ進出していくという、想定していたステップを踏めています。 また、チームには「チャプター活動」という同職種の横のつながりがあります。2週間に1回、お互いの経験を共有する場があり、ここでは成功話だけでなく、「障害対応の判断」や「意見の対立」といった現場の生々しい失敗談もケーススタディとして話しています。実務においては、綺麗にうまくいった話よりも「失敗した話」の方が参考になりますね。 チームで伴走する日々、そして意思決定の拠りどころ ——実際どのようなプロダクトに携わっているのですか。 現在、複数の案件が並行して動いているのですが、その中で、『バイトルトーク』というプロダクトに参画しています。ユーザー数の急激な伸びや毎月のように新しい仲間が加わっているため、スピード感がある環境です。 その中で私のチームは、プロダクトの根底を支える「プラットフォーム(土台)の強化」を担当しています。『バイトルトーク』のユーザー数は、急激に増えているので、今の設計のままではいずれトラフィックに耐えられなくなることが見えています。 そのため、今後想定されるアクセス増加を見積もって、バックログを切り、プラットフォームを強化する具体的な対策をチーム一丸となって進めています。 前職の金融系システムや、成熟しきった後に参画した通信アプリでは、「ユーザー数が爆発的に増え、インフラの土台から再構築せざるを得ない」という急成長フェーズを経験したことがありませんでした。そのため、大きな責任とやりがいを感じながら、日々開発チームと向き合っています。 ——多様な関係者と伴走する中で、意思決定や合意形成はどう行っていますか。 意識しているのは、「スピード感のあるリアクション」と「チームへの丁寧な理由説明」です。 スクラム開発では、POの判断待ちで回答を1日、2日と持ち越すのが一番のボトルネックになります。100%の答えがその場で出せなくても、「明日までに調整して回答します」と一次リアクションを即座に返し、状況を前に進めるスピード感を大切にしています。 判断の優先順位は、明確に以下の軸を持っています。 最優先:ユーザーへの直接的な影響(アプリの目的を果たせない不具合など) 次点:ポジティブに還元できる機能や要素の追加 最後:優先度の低い不具合修正 開発チームとのやり取りで絶対に避けているのは一方的な指示です。これをやってしまうと、開発者が主体的に考えて行動するスクラムの体質を根こそぎ奪い取ってしまいます。 また、意見をすり合わせる際は、必ず「なぜ今この判断が必要なのか」という理由を丁寧に伝えます。「今回はこの理由でこれを優先させてほしい。でも、チームが挙げてくれた課題も大事だから、別チケットを切って次のスプリントで優先的に対応しよう」と、お互いが納得感を持って主体的に動ける落としどころを見つけています。 ただ、開発メンバーからの提案に対しても単なる「イエスマン」にはなりません。 まずは「なぜそれが必要だと思ったのか」の背景やリスク、メリット・デメリットを徹底的に聞き出します。自分が判断できないような深いシステム領域の提案であれば、「やる・やらないの判断をしたいので、メリット・デメリットを丁寧に整理してほしい」と伝えます。 曖昧なまま流さず、理由を明らかにした上で、最終的な決断は自分が責任を持って行うという覚悟で向き合っています。 技術の「AI化」を武器に、自分で未来を描ききる ——最近、ワクワクしている出来事があれば教えてください。 急成長しているプロダクトに関われる環境もそうですが、開発における「AIの本格導入」の取り組みにワクワクしています。 私のプロジェクトでは、来月から「Claude」を本格的に導入し、一気にAI化を加速させる予定です。単なるコーディング支援やレビューの自動化にとどまらず、設計書の作成、品質管理、さらにはプロダクトバックログの作成といったドキュメンテーションも、すべてAIに委ねようとしています。 具体的には、AIに既存仕様書やソースコードを読ませてプルリクエストの作成まで自動化し、人間は最終的なレビューと承認(チェック)を行うという開発フローを構築しようとしています。1年ほどでそのような体制へシフトしていく見込みです。開発手法自体の根本的なアップデートに当事者として携われるのは、やはりワクワクしますね。 ——今後のご自身のキャリア像をどのように描いていますか。 AIの導入が進めば、これまでのように「人が手作業で仕様書を書き、地道にバックログのチケットを1枚ずつ整理する」といった仕事は、間違いなく必要なくなります。これは開発に関わる全員にとって、存在意義が問われる大きな転換期であり、ある種の危機感でもあります。 ただ、私はこの「正解がない変化」自体をプロセスとして楽しみたいと思っています。AIがどれだけ進歩しても、プロダクトの進むべき方向性を決め、関係者と合意を形成し、チームを動かす「マネジメント領域」には、絶対に人間の介在価値が残り続けます。 AIという圧倒的な道具を使いこなし、繰り返しの手作業から解放され、より本質的な「意思決定」にコミットできるよう進化していきたい。そうしたキャリアを築けると感じています。 自らの意思決定でプロダクトを育てたい人へ——最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。 技術や開発の視点を持ってプロダクトを検討し、仮説検証できる方がマッチすると思います。開発メンバーの気持ちや技術的な制約が分かるからこそ、無理のない、でも本質的な価値を議論できるからです。開発出身の技術視点がある方がバリューを発揮できる環境だと思います。 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co【アイリッジ】<EX事業推進部>プロダクトオーナー〔自社プロダクト〕 アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト
カルチャー/イベント
アイリッジのカルチャーやイベントの情報を発信しています

ダメな指示は全職種共通。エンジニア・デザイナー・PMが考えるそれぞれの「ちょうどいいAIの使い方」
「私にとって生成AIとは、毎日可愛がらないと育たない、ちっちゃな子どもみたいなものです」 そう語ったのは、取締役CTO / オルクストラAI 代表取締役社長の古木さん。 先日、アイリッジでは四半期ごとに開催される社内イベント「iRidge Meetup」が開催されました。今回のテーマは「動くモックを3時間で。職種が違えば、生成AIの使い方も違う話」。 お酒を片手に集まった社員たちを前に登壇したのは、日々の業務で生成AIを第一線で活用しているデザイナー、エンジニア、PM(プロジェクトマネージャー)の4名です。 デモやフリップボードありでいつもとはちょっと違った雰囲気で開催した当日の様子を、ダイジェストでお届けします。 職種や人柄がにじみ出る、4人の「AIとの関係性」最初の企画は、登壇者全員がフリップで答える「私にとって生成AIとは」。 事前打ち合わせなしでバーンと一斉公開してもらった結果は・・・ トップバッターは、イベントにフリップを取り入れてみてはと提案してくれた、新規事業のシステムをスクラッチで開発しているエンジニアの山﨑さん。 自身の能力を拡張してくれる守護霊のような存在として、某有名漫画の能力(スタンド)である「クレイジー・ダイヤモンド」を挙げました。 「壊れたものを直す能力を持つキャラクターですが、AIを初めて使ったとき、自分の限界を突破し、能力を拡張してくれるような感覚があったんです」 (山﨑さん後日談) 某有名漫画のことが好きな同僚から「AIの働きを例えるなら、触れた無生物に命を与える『ゴールド・エクスペリエンス』の能力の方が適切では?」という指摘を受け、「確かに!」と納得してしまったそうです。 一方、PMとしてAI開発推進部長を務める小川さんは「チームメンバー」と回答。指示が悪いとこちらの言うことを聞いてくれないことも含め、エージェント型のAIを「育てていく」感覚は、人間をマネジメントする感覚に近いと話します。 そして画力で会場をざわつかせたのが、冒頭でも紹介したCTO古木さん。説明を聞くまで絵の意図がわかりませんでしたが、「ちっちゃな子ども」という回答でした。 「毎日可愛がらないと育たないし、こちらの指示が悪いと急にふてぶてしくなる。たまに自信満々で間違ったことを言うところも含めて、隣にいる子どものようです」 デザイナーの波切さんは、「可能性を広げる道具」と表現しました。 「これまでは、実際のコードで動く動的なプロトタイプを作ろうと考えたことすらありませんでした。でも、AIがあれば気軽にできるようになった。あえて『道具』と言ったのは、使われる側ではなく、使いこなす側でいたいという意思表示です」 同じAIツールを使っても、向き合うポジションによって、その存在は「スタンド」にも「チームメンバー」にも「子ども」にも「道具」にもなる。共通点がありつつも意外とバラけたところにそれぞれの職種や人柄が表れていて面白いですね。 提案活動の可能性を広げた、デザイナーによる「AI駆動プロトタイピング」イベント中盤で会場の視線を最も集めたのは、デザイナーの波切さんによる実際のデモ画面の共有です。AIを使うことで、デザイナーのアウトプットがどのように変化したのか。2つの具体的な事例が紹介されました。 デモ1:静的な紙芝居から、プレゼン機能一体型のモックへ 一つ目は、従来のデザインツール(Figma)で作ったモックと、Figma MCP×AI(今回はClaude Codeを利用)で作成したモックの比較。 従来のツールでは、画面を切り替えたりスクロールしたりすることはできても、基本的には静止画をつなぎ合わせた「紙芝居」の域を出ません。しかし、AIに「この画面を実装して」と指示を出して生成したプロトタイプは、全く別の次元のものでした。 画面左側には操作に連動して切り替わる「説明用テキスト」が配置され、モック自体がプレゼン資料として機能する作りに。さらに、自動スライドや滑らかなアニメーションなど、コードベースならではの演出も盛り込まれています。 「AIの生成だけでは理想通りの表現にならなかった部分は、自分で素材を作り、AIに渡して組み込んでもらいました」と波切さん。人間のこだわりとAIの実装力が美しく融合した好例です。 サーバーに上げるところでお手伝いをしたという小川さんも、「最近は『AI臭い』モックが多い中、やはりプロのデザイナーが手綱を握るとクオリティが全く違うと思った」とコメントしていました。 デモ2:タイムリミットは翌朝。3時間で作り上げた検証用プロトタイプ 二つ目は、先日受注したクライアント案件でのスピーディーな検証エピソード。 提案の過程で、クライアントから「登録導線を改善した場合、どれくらい時間が短縮されるのか?」という具体的な効果の検証を、翌朝までに提示しなければならない非常に限られた状況がありました。 しかし提案段階のため全画面のデザインはなく、定量的な時間を計測するのは困難です。 そこで波切さんは、AIをフル活用して本物のアプリ同様に動く「実際の登録フロー」を構築・検証することを選択しました。 利用規約の確認、SMS認証による確認コードの入力(端末からメッセージが届く演出まで指示)、パスワード設定などの一連のフロー・・・とトンマナを合わせつつAIに構築させ、作業開始から実際に操作してのタイム計測、さらにはAI自身に時間短縮効果を分析させるまでの全行程を、わずか3時間で完了させたと言います。 エンジニアの手を借りずとも、デザイナー単独で素早く仮説検証を回せる。実務における強力なユースケースとして会場からも拍手が起こりました。 人間とは思考プロセスが違うAIと、どう向き合う?このようにAIが優秀に立ち回る時代において、「AIが得意なことと、人間がやらないといけないこと」の境界線はどこにあるのでしょうか。トークセッションでは、各々の考えやこだわりが垣間見えました。 山﨑さんが強調したのは、品質を担保するための「事前準備」の重要性です。エピソードとして紹介されたのは、リンカーンの有名な格言「木を切り倒すのに6時間あるなら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やす」。 「AIは膨大なデータを学習しているので、大前提としてベストプラクティスを知っています。しかし、多くの人は切れ味の悪い斧(=曖昧な前提条件)のままAIを使おうとして、結果的に『使えない』と不満をこぼしている。 AIが迷わないためのコードのルールや設計ドキュメントを用意し、レビューで出た指摘をガードレールとして蓄積していく。この『斧を研ぐ』作業こそが人間の役割であり、それを徹底すれば、7割の品質が一気にチェンソー級の切れ味に変わります」 古木さんが指摘したのは、人間とAIの思考プロセスの違いでした。 「人間は無意識のうちに『正解(ゴール)』を先に持っていて、相手の言葉を聞きながら『それは違う』と判断しています。しかしAIは、与えられた文脈から逐次処理を行い、左から右へ言葉を紡いでいるだけです。 だからこそ、AIに対して人間の部下に接するような『Aも良いし、Bも良いと思うんだけど、君はどう思う?』といった遠慮や曖昧な指示は適しません。ゴールを明確に持ち、ズバッと指示を出すことが必要です」 小川さんも「そもそも自分自身の『要求が曖昧であること』が、うまくいかない最大の原因です」とこれに同意。自分が何をしたいのか、どうありたいのかを徹底的に言語化するために、あえてAIを「壁打ち相手」として使い、要求の解像度を上げるプロセスを踏んでいると話してくれました。 また、小川さんはAI活用を組織に浸透させる難しさにも触れ、「ニュースでどれだけAIの凄さが語られても、人は自ら動こうとはしない」と言います。 だからこそ、AI開発推進部として自らプロジェクトに入り込み、メンバーと共にAIを使って手を動かし小さな成功体験を共有することで、「仲間(エバンジェリスト)」を増やす活動を大切にしているそうです。 ちょっと意外な「AIの日常使い」あれこれ終盤のQ&Aセッションでは、参加者からの質問に登壇者が回答。「プロンプトが上手くなるコツ」から「とっておきの裏技、あるいはしょうもない使い方」まで、多数寄せられた中から一部をご紹介します。 プロンプトのコツは、AIをマイクロマネジメントしないこと(山﨑さん) 「プロンプトがうまくなるコツは?」という質問に対し、山﨑さんは「優秀な上司が部下を細かく管理しないのと同じ」と切り出しました。 具体的なプロセスとして、①現状分析と理想のゴールを一気にドンと伝える、②ギャップを埋めるための判断材料をAIに出させる、③出てきたポイントを人間がジャッジする、という3段階を意識していると言います。途中のプロセスをごちゃごちゃと指示するのではなく、要所だけを人間が判断する。そんな潔い役割分担が、うまくいく秘訣だと明かしてくれました。 頭をリフレッシュして「問い」の質を上げる(山﨑さん) AIに指示を出す前の準備として、ドキュメントの整理に加え、「自分の頭をからっぽにすること」を挙げました。AIが爆速で作業を進める中、人間側が的確なツッコミ(レビュー)を入れるためには、脳のメモリに余裕が必要です。あえてトイレに立ったりお風呂に入ったりしてリフレッシュすることで、致命的な抜け漏れに気づくことができると言います。 動画を読み込ませてバグを直す(山﨑さん) UIのスクロールがカクつくなど、言葉で説明しづらい画面上の挙動は、スマホで動画を撮影してそのままAI(CLI経由など)に渡してしまいます。AIが映像からフレーム単位で分析し、自律的にコードを修正してくれるという、明日からすぐに真似したくなる実践的なTipsです。 日記のサマリーで自己分析(波切さん) 仕事以外の使い方として、毎日の出来事や感情を日記としてAIに投げているそうです。そして月末に「今月のサマリーを出して」と指示し、自身の考えがどう変化し、どこが成長したのかを客観的に分析させるという、とても内省的でユニークな使い方を披露してくれました。 商談相手の「攻略法」をエゴサさせる(古木さん) 「初対面の相手に会いに行く前に、その人の公開情報をAIに読み込ませて『どう媚びると気に入られるか?』を聞いています(笑)」と古木さん。例えば自身について聞いてみたところ、AIからは「技術、事業、組織を分かっている人として振る舞うと良いでしょう」といった具体的なアドバイスが返ってきたとのこと。事前に壁打ちしておくことで、初対面から80点のコミュニケーションを取りにいけるという、営業職必見の裏技でした。 使っているメインツールもさまざまで、要件定義書を一気に書き上げるClaude(小川さん)、思考の言語化に向いているGemini(波切さん)、チーム全員でコスパよくデフォルト設定しているCursor(山﨑さん)、そして真面目にドッグフーディングしながら開発中のオルクストラAIの自社プロダクト「Flauro」(古木さん)などが挙がりました。 株式会社オルクストラAI | Orkextra AIAIを“演奏”するのではなく、“指揮(Orchestrate)”する。AIオーケストレーションプラットフォーム「Flaurorkextra.ai ちょっと時間オーバーするほど盛り上がったQ&Aセッションでしたが、最後は山﨑さんの「この環境でAIツールを使わせてもらえること、挑戦の場をもらえることに感謝したい」という言葉で締めくくられ、イベントは拍手とともにお開きとなりました。 それぞれの立場で、優秀なアシスタントや壁打ち相手として生成AIと向き合うアイリッジのメンバーたち。 職種の垣根を越えて試行錯誤のプロセスを分かち合う、良い時間になったかなと思います。 また次回のテーマもお楽しみに。 この日はiRidge Meetup後のQパーティーでもPCを囲んで生成AIトークに花が咲いていましたアイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト

「元取引先同士」の取締役3人がよそ行きじゃない言葉で語る、出会いとアイリッジのこれから
年度末のある夜、アイリッジの役員3人──小田さん、渡辺さん、山下さん──が集まったのは、社内イベント「iRidge Meetup」のスペシャル回。 時期もきっかけもバラバラながら、それぞれ元取引先同士だったみなさんに、出会った時のエピソードから組織への本音、新人事制度の裏側まで、オフィシャルな場では話しにくいことをざっくばらんに聞いていきました。 元取引先だった3人がアイリッジで再会するまで——みなさんそれぞれ、元取引先同士というのはお聞きしたことがあるんですが、当時のお話を教えていただいてもいいですか。 小田(以下、敬称略):渡辺さんとはもともと、僕がコンサルだった頃に当時渡辺さんがいた会社に常駐していて、かれこれ20年近い縁になるのかな。アイリッジを創業してしばらく経った頃、渡辺さんがMBAを目指していたタイミングで、当時青山1丁目にあったうちのオフィスに見学に来てくれたことがあって。その後も渡辺さんのライフイベントのたびになんとなく関わりが続いていました。 渡辺:一緒に仕事をしていた時は、僕が新卒3年目の頃ですね。営業の後にマーケティングをやっていて、その時に小田さんが作った事業計画をどんどん引き継いでいった感じです。 小田:当時から渡辺さんのことはとても優秀な人だなとずっと思っていて、アイリッジに来てもらえないかと声をかけ続けていました。振られ振られ、ようやく3回目で「ちょっと行ってやってもいいよ」と言ってもらえて仲間になれました。 渡辺:ちょうどキャリアについて考えていたタイミングで、知っている会社が面白そうだなと思ってジョインした、という感じです。 ——とても優秀というのは、具体的に言うと? 小田:僕もすごくマルチタスクなタイプですけど、僕の次くらいにマルチタスクだなと思ってました(笑)。 小田さんのトークに会場から笑いが漏れます小田:でも本当に。営業もやるし数字も触るしサービス企画もできるし、ちゃんと全部背負ってやり切る、頼りになる人でしたね。 ——山下さんはどういう出会いだったんですか。 小田:山下さんはアイリッジを創業してから案件ベースでね。たぶんちょうど渡辺さんが入社した頃くらい? 山下:当時は他にがんばってくれていた人がいて、渡辺さんの記憶があまりないですね(笑)。 ——(笑)。それなのに、その後約10年経って、どういうきっかけで入社することになったんですか? 山下:その頃前職をやめて、沖縄に引っ込んでいたんです。2ヶ月ぐらいゆるく無職をやっていたら、個人事業主として動いた途端に年収の3倍ぐらい入ってきて。「このままじゃダメ人間になる」と思って、東京で仕事しようと決めました。 転職サービスに登録して、いろいろ受けていた中でエージェントから「アイリッジって会社、知ってますか?」と言われて。上場もしていて、当時子会社で地域通貨もやっていて、「いろいろ広がってんな」と思って受けてみることにしました。 渡辺:受ける前日の夜に「明日受けることになってます」って連絡をもらってびっくりしました(笑)。 山下:黙って受けようかと思ってたんですが、一応報告しました。一次面接では「なぜこのスペックの人がうちに来るんですか?」って不思議そうに聞かれて、「御社、課題だらけでしょ」って答えたんですよね。 (会場からどっと笑い) 山下:周りの経営者には「大変そうだしアイリッジはやめたら」って言われていたんですよ、実は。でも僕からすると、開発できる強みと、クリエイティブエージェンシー、地域通貨——欲しいリソースが全部揃っていた。課題がいっぱいあるということは、やれることがいっぱいあるということでもあるので。 渡辺:3年前くらいですよね。このメンバーとあと一人の4人で新宿の居酒屋に行ったのを覚えてますけどそれが先でしたっけ? 山下:僕から答えを出しますという日に先に飲みがセッティングされてたんですよ。(誘われた時は)これに行って入社を断ったら地獄の空気になるだろうなと思いながら・・・。結果は「入社します、乾杯ー!」でよかったです。 昔も今も、アイリッジにはいろんなギャップのある濃い人材が集まっている——入社した頃と比べて、変わったこと・変わっていないことはありますか? 渡辺:浮ついていないですよね、皆さんね。頼りになる、しっかり地に足がついた人たちが多いなという印象は、昔も今も変わらないかなと思っています。 山下:僕が入った時に驚いたのは、既存のアプリビジネス事業が本当にしっかりしていることでした。さっきお話した、昔一緒にやっていた頃よりもずっと。一方で外から来た僕を異分子として受け入れてくれながら、変化しようと言い続けたら一緒に変えてくれた人がたくさんいました。芯はありながらもすごく柔軟にやってくれているなと感じています。 あと、上から言われたら思考停止でやるのでなく、「それは違う」とちゃんと言える人が中堅にたくさんいる。それって、組織としてちゃんと機能している証拠だと思っていて、そこは印象に残っていますね。 ——小田さんは創業からいままでを振り返っていかがですか。 小田:毎日鏡で自分の顔を見ていると、変化に気づかないじゃないですか。徐々に変わっていく現場にずっといると、そういう感覚に近くて。でも改めて考えると、「よりちゃんとしっかりやることが当たり前になってきた」というのは感じます。昔はいろんなものを雑にやっていた部分があって、それがすごく良くなってきている。 一方で、もうちょっとチャレンジを多めにやってもいいのかな、とも思っていて。スマートフォンやスマートスピーカーには一番早く乗っかっていた会社なのに、AIはちょっと遅れてしまった。本当は一番早く乗っかれるぐらいの会社であるべきだったと思っているので、そこは反省しつつ、今後はより早く動いていきたいですね。 ——今のアイリッジで、好きなところや自慢できる文化を教えてください。 渡辺:地に足がついているのに、ちょっと面白いところがある、そのバランスが好きですね。100%真面目じゃなくて、ここぞというときにはっちゃけちゃう人たちがいる。そういうところが、自分も似たようなものなので、居心地がいいです。 山下:自慢できるところは酒飲みが多いこと。僕らがいた代理店の人たちよりも飲んでるんじゃないのかなっていう。なんか、開発の会社の人のイメージをいい意味で裏切られました。今日みたいなイベントにも人集まらないのかと思ってたし。あと、グループ会社もひっくるめて、キャラクターに色がついている人が多いですよね。これって結構いいギャップだと思っていて、どんどん外に出してほしいなと思っています。 小田:自慢といえば、全てのポジション、全てのレイヤーで、お客様に誇れる人材がちゃんと揃っているということは、本当にうれしいし自慢できることだと思っています。大手クライアントに対して安心して提案できる人材がこの規模の会社に揃っているというのは、昔からずっと変わらない強みで。小さい時もちゃんと強い人材がいたし、大きくなってもまた強い人材が入ってきてくれている。これは変わらず大切にしていきたいですね。 実装型パートナーになるために。新人事制度に込めた想いは「バット振ろうぜ」——今期から新しい人事制度が始まりました。設計にあたって役員間でどんな議論があったかなど、CHROの渡辺さんにお聞きしてもいいですか。 渡辺:まず僕としては、アイリッジの3つのバリューの中での「EXE future」の相対的な弱さが課題だと考えていました。「iRidge pride」や「One team」と比べて、皆さんの中でも認識がされにくいのかなと。 さっきの小田さんの話にもありましたが、アイリッジってスマートフォンやスマートスピーカーみたいな、その時々の新しいものにいち早く挑戦してきた会社なんですよね。なので、僕がいま見ている人事でも、AIを使って新しいことをやるとか、失敗してもそこから学ぼうよというスタンスでもっとやっていきたいと思っています。 僕はそう思っているものの、HRポリシーの中で「失敗」という言葉をどう扱うのかというところは、小田さんや山下さんとは議論になりました。 アイリッジHRポリシー(求める人物像) バリューと紐づいた3つの力を持つ人材が、当社の成長と価値創造の原動力であると考えます。 1.自律的に考え行動する力(iRidge pride 責任感と専門性で信頼を積み重ねよう) 自ら高い課題を設定し、粘り強くやり抜く責任感を持ち、プロフェッショナルとして成果を生み出す人材 2.協働し新たな価値を共創する力(One team 組織を超えて一丸となろう) 組織の枠を超えて学習し、信頼関係を築きながら連携して同じ目標を目指す人材 3.未来を見据え変化に挑み続ける力(EXE future 想像して創造しよう) 固定観念にとらわれず、挑戦と失敗を成長に変え、価値を創造する人材 https://iridge.jp/recruit/system/小田:表現の部分ですよね。失敗は結果としてはいいけど、失敗は目指すものじゃなくて挑戦を目指すものなんじゃないのという話をしたら、渡辺さんが「いや、これは失敗するぐらいチャレンジしないとダメだから、失敗がゴールとは言わないけど、失敗を目的って書くべきです」みたいなちょっとね、そんなコミュニケーションをして。じゃあ両方入れるかみたいな感じで落ち着いたんだけど。 山下:「失敗を目指しちゃダメでしょ」っていうのは僕も突っ込んだ覚えがありますが、結果としての失敗はいいじゃんと思ってます。その積み重ねは成功になると思うんで、っていう話はさせてもらった気はします。 小田:でもこれ深くて。渡辺さんの話からいろいろ調べたり本読んだりして、「失敗を目指すべき理論」っていうのも本当にあるんだよね。失敗を目指さないと挑戦ができない、みたいな人間の心理理論。そういうものがあるんだなと思いつつ、でも「三振目指そうぜ」とはやっぱりちょっと言いづらいから、「バット振ろうぜ」の方がいいかなとは言いましたが、根本的には同じことを考えています。 山下:打席に立つってことだと思いますよ。で、結果三振したらベンチでみんなが「いいスイングだったよ」と言って迎え入れたらいいんじゃないっていうのは思いますけどね。字面だけで「失敗を目指す」みたいに書かれているとちょっと勘違いしちゃう人もいるかなと思うんで。 渡辺:僕が心配したのはセーフティネットで。失敗したらやっぱり評価されないなら結局挑戦もしないってなるのは良くないと思ったんで、「失敗からの学び」っていう要素をちょっと入れた方がいいんじゃないのかなと考えたんですよね。打席に立ちに行くために、打席に立って三振しても大丈夫だよっていう要素をちょっと入れたかったって思いがありました。 小田:だからさっきの理論の話だよね。「ヒット打て」って言われたらすくんで振れないけど、「三振いいぜ」って言ったら振れるっていう場合もある。 ——2030年に向けて、会社をどういう方向に持っていきたいですか? 小田:今までやってきた、「言われたものをしっかり作る」というところから、我々が事業に染み出して、一緒に事業を作ってそこから成長したものを共に享受していくっていうようなことをもうちょっとやっていきたいなと思っていて。「実装型パートナーシップ」と書いているところですね。 それってどういうことかと言うと、上手くいった時に享受しようと思うなら、失敗した時にはリスクを取らなきゃいけない。より大きな成長を得るために、そういうチャレンジをたくさんやっていかなきゃいけないんです。だから、チャレンジできるような意識をみんなに持ってもらえるようなコミュニケーションもしていきたいし、結果としての失敗は全然ウェルカムで、バットを振れるような環境をできるだけ作っていきたいなと思っています。 山下:これだけの社員がいて、会社だからこそ失敗が許容できるのかなと思うんですよ。フリーランスとか一人会社だったらイエスかノーしかないんですよね。失敗したら即終了じゃないですか。この仲間でいることによって、いろんな部長陣がいたりいろんなすごい人がいてくれるから、どんどん失敗する率が減っていく。その中で僕らは勝ち筋を見出していけるので、これがやっぱり会社であることの強さかなっていうのを感じます。 一人ぼっちでいると、いくら稼げていたって全然つまんないですよ。みんなとやって失敗もして成功もして、この会社にいていいよねって思えるのがアイリッジの強みになってるんじゃないかなと思うので。それが多分これから2030年に向けて僕らがやっていくことの1つかなと思います。 おわりに当日はこのあとにカジュアルなQ&Aセッションもあり、役員のプライベートに会場が湧く一場面も。 「アイリッジ、本当にいい会社ですよ。もっと勝てると思っているので、先導しながらみんなと一緒にやっていけたら、2030年にはもっとうまい酒が飲めているんじゃないかなと」 一番新しく入ってきて、ニュートラルな視点でアイリッジを見ている山下さんからのコメントに、古くからいるメンバーも新鮮な気持ちと元気をもらいました。 中期経営計画2027「Tech & Innovation Partner」の最終年度、新しい人事制度のもと、失敗を恐れず挑戦していきたいと思います! アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト

現場みんなで仲間を迎える。面接で見えたEX事業推進部の組織づくり
こんにちは。EX事業推進部の清水です。 面接やカジュアル面談を通して、多くの応募者の方と話す中で、よく次のような質問をいただきます。 どのような体制で開発を進めているのですか? チーム間の連携はどのように行われていますか? 技術的な相談はしやすい環境ですか? 何人もの方と対話を重ねる中で、自然と共通して伝えている内容があることに気付きました。 面接という場を通して改めて見えてきた、EX事業推進部の特徴や「みんなで組織をつくる」面白さについて、普段この部署の組織運営や採用に携わる私の視点からお話しします。 💡 EX(Employee Experience:従業員体験)事業推進部とは? 大手クライアントとの強固なパートナーシップのもと、主に働く人々の体験向上や業務のDX化を推進する領域を担う部署です。企画段階から伴走して新しいサービスやプロダクトを共創・共同開発しています。 ✍️ この記事を書いた人:清水 EX事業推進部所属。普段はエンジニア組織の運営や組織横断の活動に携わりつつ、当部署の採用活動にも深く関わっています。 開発だけでなく組織づくりも考える「One team」の風土 私がまず特徴的だと感じるのは、開発そのものだけでなく、組織づくりにも関心を持っているメンバーが多いことです。 日々のプロジェクトを進めながら、技術共有や採用活動、開発プロセスの改善など、プロジェクトの枠を超えた活動に取り組むメンバーも少なくありません。 私自身も採用活動に関わるようになりましたが、「採用担当者が採用する」のではなく、「現場も一緒になって仲間を迎える」という考え方が根付いていると感じています。 実際、面接後の評価すり合わせでは、技術面だけでなく「この人と一緒に働きたいか」「どんなプロジェクトなら活躍できそうか」といった観点まで、現場メンバー同士で活発に意見を交わしています。 選考は採用担当だけが進めるものではなく、現場メンバーそれぞれが自分ごととして向き合い、「一緒に働く仲間」を迎える意識が根付いていると感じています。 ワークショップの風景チームの枠を超えて「まず相談してみよう」と思える距離感 応募者の方から組織体制について質問をもらうことがあります。 EX事業推進部では、プロダクトごとにチームが分かれていますが、チームの枠を超えたコミュニケーションも比較的活発です。 困ったことがあれば別チームのメンバーに相談したり、技術的な知見を共有したりする機会が日常的にあります。 私自身も組織横断の活動を通じて多くのメンバーと関わっていますが、「まず相談してみよう」と思える距離感があることは、EX事業推進部の大きな強みです。 実際に、技術的な課題について別チームのメンバーへ相談する場面も日常的に見られます。担当プロジェクトは異なっていても、「以前似たようなケースがあったよ」と知見を共有してもらえたことで、課題解決につながることもあります。 技術力と「一緒に成果を出せるか」という姿勢を重視 面接の評価をすり合わせる中で印象的だったのは、技術力だけで判断していないことです。もちろん技術力は重要ですが、一方で次のような観点についても多くの議論が行われます。 周囲と協力できるか 課題に主体的に向き合えるか チームで成果を出せるか 実際の仕事も同じで、個人プレーではなく、チームで価値を届けることが求められます。だからこそ、技術力と同じくらい、周囲と協力しながら進める姿勢を大切にしています。 挑戦と学びを繰り返す、発展途上だからこその面白さ もちろん、すべてが完成された組織というわけではありません。組織が大きくなるにつれて、以下のように改善したいテーマがたくさんあります。 情報共有 技術知見の横展開 コミュニケーション 育成や成長支援 私自身も、部署横断の技術共有ができる場づくりや、職種ごとの横断コミュニティの運営などに携わっています。 「もっと相談しやすい環境をつくるには」「ナレッジをどう広げるか」といったテーマについて、メンバー同士で試行錯誤を重ねながら改善を進めています。 もちろん、すぐに答えが見つかるわけではありません。それでも、課題があれば「どうすればもっと良くなるか」をみんなで考え、少しずつ形にしていく。そんな積み重ねが、EX事業推進部らしさなのだと感じています。 完成された環境で働くというより、「より良い組織をみんなでつくっていく」。そんな挑戦の環境に面白さを感じる方に、EX事業推進部はぴったりだと考えています。アイリッジでは、技術力だけでなく、周囲と協力しながら成果を出したいという姿勢を大切にしています。 採用情報 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。もし「自分もそんな環境で働いてみたい」と感じた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 募集職種一覧 採用サイト

チームの穴を「仲良し」で塞ぐのは限界でした。真のOne teamを目指して仕組みを作った話。
2025年、上期の終わり。アイリッジの全社共有会の、ある一人のプレゼンテーションが社員たちの空気を変えました。 登壇者は、当時プロジェクトマネジメント部(以下、PM部)部長だった田中さん。 アイリッジの屋台骨である受託開発事業を取り仕切るPM部長が全社員に向けて放ったのは、「One team」というバリューに対する強烈なアンチテーゼと、そこからの再定義でした。 「正直、One teamという言葉は好きじゃなかった」 そう語る彼が、AIとの対話、そして泥臭い現場の観察から導き出した「強い組織」の条件とは何か。 あのプレゼンの真意と、今年4月からはアプリビジネス事業本部 副本部長として、そして新設のプリセールス部 部長として、これからどんな開発組織を目指しているのかについて、改めて話を聞きました。 「なんとなく助け合う」が引き起こした、提案現場のカオス── 去年秋の社内共有会での田中さんのプレゼン、社内でもかなり反響がありましたね。特に「One teamという言葉が好きじゃなかった」という告白には、私もドキッとさせられました。 田中: すみません(笑)。でも、あれはずっと感じていた違和感だったんです。当時、受託事業の今後について話すにあたって、どうしても避けて通れないテーマだったので、あえて言葉にしました。 ── プレゼンの冒頭では、受託事業の現状と課題について率直にお話されていました。 田中: はい。まず前提として、PM部が担う受託事業は、アイリッジ全社の売上の約半分を占めています。つまり、僕らのパフォーマンスが良ければ全社も潤うし、悪ければダイレクトに全社の業績に響く。非常に責任の重い部署です。 以前は、案件のボリュームに対してPMの人員が不足しているという状況が続いていました。ただ、採用チームの皆さんをはじめ、採用に関わってくれたメンバーのおかげで、PM部の採用が非常に好調で、人員が充足してきています。受けられる案件を増やせる体制が、ようやく形になってきた手応えを感じていました。 ── 「いよいよ攻めに転じられる」という状況が整ってきたわけですね。 田中: だからこそ、受注活動の精度をもっと上げて、受託事業をさらに拡大したい。そこで、自分自身も提案活動に参画するなかで見えてきた、新規提案のプロセスの課題に向き合おうと思いました。 これまでの新規提案では、営業がデザイナーやPMなど必要なメンバーを各部門に声をかけて集め、チームを組んでいました。理想は、提案活動を進めるのに十分なメンバーが揃い、それぞれが自分の役割を果たしながら、チームの状況を見て足りない部分を補い合いながら提案を完結させること。でも現実は、必要なメンバーが集まりきらなかったり、メンバー任せでは補いきれない役割の穴が残ってしまったりすることが続いていました。 ── 「アサイン不足」や「役割の曖昧さ」というお話がありましたね。 田中: そうなんです。みんな真面目だから、足りない部分があると「あ、私やります」って手を伸ばすんですよ。でも、それは個人の善意や頑張りに依存した動きであって、組織的な動きじゃない。 結果として、特定の優秀な人に負荷が集中してOne teamではなく「ワンマンチーム」になったり、逆に誰も拾わないポッカリ空いた穴ができたりする。これが、現在の受注活動における課題のひとつと考えられます。 AIに教わった、One teamの本当の意味── そこで出てくるのがOne teamの話ですね。現場が混乱している時ほど「One teamで乗り切ろう」という掛け声がかかりがちですが、田中さんはそこに違和感を持っていたとお話されていました。 田中: はい。One teamって、聞こえはいいですが、解釈が曖昧になりやすい言葉ですよね。多くの人は、さっき言ったような「隣の人が大変そうだから手伝う」「自分の領域を広げてカバーし合う」という、情緒的な助け合いをイメージすると思います。僕も以前はそうでした。 でも、プロフェッショナルが集まる仕事において、その「なんとなくの助け合い」は、責任の所在を不明確にするリスクがあるんです。 ── プレゼンでは、AI(Gemini)との対話がきっかけで考えが変わったとお話されていました。どんなやり取りがあったんですか? 田中: 単純に聞いてみたんです。「One teamってどういうこと?」って。そうしたら、AIがこう返してきました。 「明確な役割分担と、お互いの役割への深い信頼を土台にする」と。 これを見た瞬間、腹落ちしたんですよね。 ── 「役割分担」こそが土台である。 田中: そうです。スライドで見せた図の通り、左側の状態を右側の「各メンバーの役割が明確に定義されている状態」に持っていくことこそが、目指すべき姿なんだと。 人を集めただけでチームができるわけじゃない。まず成果を出すためのタスクを分解し、役割を定義する。そして「この領域はAさんというプロに任せる」と決める。 自分の背中を預けられる信頼があるからこそ、自分は自分の役割に100%集中できる。これが、本来あるべき「大人のOne team」なんじゃないかと。 まとめるだけでは足りない。"リーダー"に求められる仕事とは── とはいえ、実際の提案活動では想定外のことも起きますし、スキル不足で穴が開くこともあります。その時はどうすればいいんでしょうか? 田中: そこで必要になるのが、「リーダー」という存在です。 これまでのアイリッジの提案活動で足りなかったのは、このリーダー機能でした。会議の進行役や、お客様と社内の提案チームの間の中継役、提案書の取りまとめ役はいました。ただ、それだけではリーダーとは言えないと思っています。 ── 厳しい言葉ですね。田中さんが考えるリーダーの条件って何ですか? 田中: いくつかありますが、一番重要なのは「決断」です。 例えば、お客様の要望を全部盛り込めば予算オーバーになる。予算に合わせれば機能が足りない。品質と納期、コストのバランスが崩れそうな時、今回はここを優先するとロジックを持って決め切れる人。 そして、チーム内に穴が開いた時、メンバーの自主性に任せるのではなく、全体を俯瞰して「Bさんは手が空いたから、ここを埋めてくれ」と意図を持ってアサインを変更できる人。それがマネジメントであり、リーダーの仕事です。 ── 「みんなで話し合って決めよう」ではなく、責任を持って舵取りをする人が必要ということですね。 田中: その通りです。もちろん、メンバーの意見は聞きますよ。でも最後に決める人がいないと、結局できあがる成果物は誰の意思も入っていない、継ぎ接ぎだらけのものになってしまう。それはプロの仕事とは言えません。 誰かの頑張り頼みでなく、構造で勝てる組織に── 提案プロセスを構造化していく中で、新たにプリセールス部が生まれたとお聞きしています。どういった経緯だったんでしょうか。 田中: 提案プロセスをWBS(作業分解図)にまで落とし込んでいくと、これまでのアイリッジの職種構成ではカバーしきれない空白地帯が見えてきました。 具体的には、技術的な見地で顧客の要求を分析して実現性を検討し、提案可能な機能・非機能要件に落とし込む役割です。これまでは、営業が頑張ったり、PMが兼務したり、エンジニアが気を利かせたりして何とか回していましたが、ここが一番穴が開きやすい。 ── そこを誰かの頑張りに頼るのではなく、構造化したわけですね。 田中: そうです。新規獲得タスクフォースの中で、この領域を誰が担うのか、新しい職種として定義するのかPMの役割を拡張するのか。議論の結果、プリセールスという新たな職種と組織を立ち上げました。 僕がやりたいのは、精神論ではなく構造で勝てる組織を作ることなんです。 誰かがやってくれるだろうという甘えを排除し、一人ひとりが自分のプロフェッショナル領域に責任を持つ。その上で、システムとして連携する。 そうすれば、アイリッジの受託事業はもっと強くなるし、働くメンバーも無駄なストレスなく、健全に仕事に向き合えるはずです。 ── 最後に、この記事を読んでいる求職者の方へメッセージをお願いします。 田中: アイリッジは今、過渡期にあります。「なんとなくの仲良しこよし」から脱却し、自律したプロフェッショナルが集う組織へと変化しようとしています。 「役割が曖昧な中で、調整ばかりに追われるのは疲れた」 「プロとして、裁量と責任を持って成果を出したい」 もしそう感じている方がいれば、今のアイリッジは面白い環境だと思います。カオスを整理し、新しいOne teamを一緒に作ってくれる仲間を待っています。 ── 田中さん、ありがとうございました! アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト
アプリビジネス事業
アイリッジの主力事業であるアプリビジネス事業に関わるメンバーや取り組みをまとめています

【SRE未経験から挑戦】MAU1億人の大規模プロダクトを支えるSRE
「SRE(サイト信頼性エンジニアリング)に興味はあるけれど、実務経験がなくても大丈夫だろうか?」「実際の開発環境やチームの雰囲気はどうなんだろう?」 新しい領域へ挑戦する際は、期待とともに、実際のところどうなんだろう?と知的好奇心や疑問も湧いてくるかと思います。 そこで今回は、アイリッジのSREグループについて、事業環境や育成体制、AI活用の取り組み、チームのカルチャーまで、気になるポイントをQ&A形式で詳しく紹介します。 100%自社開発・MAU1億人超を支えるSREの働く環境Q1. 自社プロダクトの規模感や特徴を教えてください。 A. 月間アクティブユーザー数(MAU)が1億人を超える大規模プロダクトを支えています。 主なプロダクトとして、プッシュ通知やメッセージ機能を備えたマーケティングツール「FANSHIP(ファンシップ)」や、アプリ開発基盤「APPBOX(アップボックス)」があり、大手企業の公式アプリなど300以上のアプリに導入されています。 高トラフィックな大規模環境でSREとしての知見を深められるのが大きな魅力です。 ※MAU:Monthly Active Users。月間あたりのアクティブユーザー数 Q2. SESや客先常駐のような働き方はありますか? A. 客先常駐(SES)は行っておらず、100%自社内開発です。 社内のプロダクトオーナー、エンジニア、社内ITと連携してサービスの信頼性向上に取り組みます。「自社プロダクトの成長や改善に長期的・継続的に関わりたい」という方に最適な環境です。 ※SES:System Engineering Service。客先常駐型のシステムエンジニアリングサービス Q3. 会社の雰囲気やリモートワークの状況はどうですか? A. 基本リモートワーク&フレックスタイム制(コアタイム10:00〜15:00)で、柔軟な働き方ができます。 ハイブリット勤務を想定しており、リモートワークを基本としながら月1回程度の出社を組み合わせる働き方を想定しています。働き方の詳細については、面談や面接の際にお気軽にご質問ください。 その他にも、書籍購入補助やカンファレンス参加支援など、スキルアップを後押しする制度もあります。 未経験からどう成長する?育成体制とAIを活用した業務展開Q4. SREの実務経験がなくても応募できますか? A. インフラを考慮したバックエンド開発の経験をお持ちの方を歓迎しています。 SREに必要な専門知識や考え方は、これまでの経験を土台に、入社後の業務やチームのフォローを通じて身につけていけます。 また、AIの特性や活用方法を考え、業務への組み込みや自動化にも取り組んでいただきたいと考えています。チームで協力しながら、こうした取り組みを前向きに進めていける方をお待ちしています。 Q5. 入社後はどのようなフェーズ・業務から参画しますか? A. 得意な領域(インフラやバックエンド開発等)からスタートし、段階的にステップアップできます。 社内プロダクトの「品質向上」「トイル(手動・定型作業)の撲滅」「セキュリティ強化」を軸に、スキルに応じたタスクからアサインします。 直近では、セキュリティ対策や監視業務におけるAI活用アプローチの検討や、社内運用の自動化を支援するエージェントスキルの開発など、新しい技術を取り入れた効率化にもチームで挑戦しています。 ※トイル:SREの概念で、手動・反復的で長期的な価値がない、自動化可能な運用作業のこと Q6. SREチームの立ち位置やミッションは何ですか? A. 開発と運用の架け橋となり、横断的なベストプラクティスを提供しています。 単なる保守運用の代行ではなく、サービスの健全性を測る指標(SLI)と目標値(SLO)の最適化や監視基盤の整備、デプロイやインフラの標準化を通じて、開発生産性とシステム信頼性の両立を目指す組織です。 ※SLI/SLO:Service Level Indicator / Service Level Objective。サービス品質の計測指標と目標値 職種の枠を超えて協力!他部署との連携とオンコール体制Q7. 日常業務で関わるメンバーは誰ですか? A. 部署の垣根を越えて、多岐にわたるメンバーと協働しています。 プロダクトオーナー:SLI/SLOの策定や要件定義に関する連携 サーバーサイドエンジニア:インフラ設計、CI/CD環境の構築、パフォーマンス改善や障害対応に関する連携 QAエンジニア:品質管理やテスト自動化に関する連携 社内IT:社内IT基盤・全社的なセキュリティ強化、ポリシーに関する連携 ※CI/CD:Continuous Integration / Continuous Delivery。ビルド・テスト・デプロイの自動化手法 Q8. タスク管理体制はどうなっていますか? A.スクラム(スプリント運用)またはカンバン方式でタスクをアサイン・管理しています。 役割と適性に応じて柔軟にタスクを切り出してアサインします。 マルチクラウド活用とインフラ自動化・モダン化の実績Q9. 主なインフラ構成や技術スタックを教えてください。 A. AWSが約7割、Google Cloudが約3割の利用比率です。 詳細は以下の通りです。 インフラ:AWS, Google Cloud IaC:Terraform, AWS CDK コード管理 / CI/CD:GitLab, GitLab CI/CD 監視 / アラート:Datadog, PagerDuty 開発言語:Python, Go ※IaC:Infrastructure as Code。インフラ構成をコード化して管理・自動化する技術 Q10. これまでSREグループで取り組んできた具体例を教えてください。 A. 大規模インフラのモダン化や社内システムの自動化を推進しています。 例えば、レガシーなECS on EC2構成からCapacity Providerを活用したスケーラブルな構成への移行・Terraform化などを実施しました。また、複数AWSアカウントをまたぐIAM権限の自動棚卸しシステムの運用など、社内向けの自動化基盤開発も手がけています。 自律的に課題を見つける人物像と4つの専門キャリアパスQ11. 期待することは何ですか? A. 基礎的な技術知識に加え、「自律的なコミュニケーション」を重視しています。 SREの専門知識は入社後に身につけられるため、選考では以下のマインドや姿勢を大切にしています。 適切な「報連相」ができ、わからない時に自発的に周りに相談できる方 チームや部署の垣根なく、困っている時に互いに協力し合える方 指示待ちではなく、自ら課題を見つけて自律的にキャッチアップできる方 Q12. 入社後のキャリアパスにはどのような選択肢がありますか? A. 専門領域を深掘りするプロフェッショナルラインと、組織を率いるマネジメントラインがあります。 SREグループ内では、業務上の役割として「モニタリング」「オートメーション」「パフォーマンス」「セキュリティ」の4つの専門ロールを設定しています。運用改善や仕組みづくりなど、サービスの信頼性を支えるさまざまな取り組みを通じて、自分の強みや専門性を伸ばしていける環境です。 おわりにアイリッジのSREは、少数精鋭だからこそ大きな裁量を持って、AI活用などの新しい技術や大規模インフラの改善に挑戦できる環境です。 「インフラや開発の経験を活かしてSREにステップアップしたい」 「大規模プロダクトの信頼性を支える仕組みを作りたい」 「チームで助け合いながら成長したい」 上記のような思いをお持ちの方は、ぜひ一度気軽にお話ししてみませんか? アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co【アイリッジ】SREエンジニア アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト

チームの穴を「仲良し」で塞ぐのは限界でした。真のOne teamを目指して仕組みを作った話。
2025年、上期の終わり。アイリッジの全社共有会の、ある一人のプレゼンテーションが社員たちの空気を変えました。 登壇者は、当時プロジェクトマネジメント部(以下、PM部)部長だった田中さん。 アイリッジの屋台骨である受託開発事業を取り仕切るPM部長が全社員に向けて放ったのは、「One team」というバリューに対する強烈なアンチテーゼと、そこからの再定義でした。 「正直、One teamという言葉は好きじゃなかった」 そう語る彼が、AIとの対話、そして泥臭い現場の観察から導き出した「強い組織」の条件とは何か。 あのプレゼンの真意と、今年4月からはアプリビジネス事業本部 副本部長として、そして新設のプリセールス部 部長として、これからどんな開発組織を目指しているのかについて、改めて話を聞きました。 「なんとなく助け合う」が引き起こした、提案現場のカオス── 去年秋の社内共有会での田中さんのプレゼン、社内でもかなり反響がありましたね。特に「One teamという言葉が好きじゃなかった」という告白には、私もドキッとさせられました。 田中: すみません(笑)。でも、あれはずっと感じていた違和感だったんです。当時、受託事業の今後について話すにあたって、どうしても避けて通れないテーマだったので、あえて言葉にしました。 ── プレゼンの冒頭では、受託事業の現状と課題について率直にお話されていました。 田中: はい。まず前提として、PM部が担う受託事業は、アイリッジ全社の売上の約半分を占めています。つまり、僕らのパフォーマンスが良ければ全社も潤うし、悪ければダイレクトに全社の業績に響く。非常に責任の重い部署です。 以前は、案件のボリュームに対してPMの人員が不足しているという状況が続いていました。ただ、採用チームの皆さんをはじめ、採用に関わってくれたメンバーのおかげで、PM部の採用が非常に好調で、人員が充足してきています。受けられる案件を増やせる体制が、ようやく形になってきた手応えを感じていました。 ── 「いよいよ攻めに転じられる」という状況が整ってきたわけですね。 田中: だからこそ、受注活動の精度をもっと上げて、受託事業をさらに拡大したい。そこで、自分自身も提案活動に参画するなかで見えてきた、新規提案のプロセスの課題に向き合おうと思いました。 これまでの新規提案では、営業がデザイナーやPMなど必要なメンバーを各部門に声をかけて集め、チームを組んでいました。理想は、提案活動を進めるのに十分なメンバーが揃い、それぞれが自分の役割を果たしながら、チームの状況を見て足りない部分を補い合いながら提案を完結させること。でも現実は、必要なメンバーが集まりきらなかったり、メンバー任せでは補いきれない役割の穴が残ってしまったりすることが続いていました。 ── 「アサイン不足」や「役割の曖昧さ」というお話がありましたね。 田中: そうなんです。みんな真面目だから、足りない部分があると「あ、私やります」って手を伸ばすんですよ。でも、それは個人の善意や頑張りに依存した動きであって、組織的な動きじゃない。 結果として、特定の優秀な人に負荷が集中してOne teamではなく「ワンマンチーム」になったり、逆に誰も拾わないポッカリ空いた穴ができたりする。これが、現在の受注活動における課題のひとつと考えられます。 AIに教わった、One teamの本当の意味── そこで出てくるのがOne teamの話ですね。現場が混乱している時ほど「One teamで乗り切ろう」という掛け声がかかりがちですが、田中さんはそこに違和感を持っていたとお話されていました。 田中: はい。One teamって、聞こえはいいですが、解釈が曖昧になりやすい言葉ですよね。多くの人は、さっき言ったような「隣の人が大変そうだから手伝う」「自分の領域を広げてカバーし合う」という、情緒的な助け合いをイメージすると思います。僕も以前はそうでした。 でも、プロフェッショナルが集まる仕事において、その「なんとなくの助け合い」は、責任の所在を不明確にするリスクがあるんです。 ── プレゼンでは、AI(Gemini)との対話がきっかけで考えが変わったとお話されていました。どんなやり取りがあったんですか? 田中: 単純に聞いてみたんです。「One teamってどういうこと?」って。そうしたら、AIがこう返してきました。 「明確な役割分担と、お互いの役割への深い信頼を土台にする」と。 これを見た瞬間、腹落ちしたんですよね。 ── 「役割分担」こそが土台である。 田中: そうです。スライドで見せた図の通り、左側の状態を右側の「各メンバーの役割が明確に定義されている状態」に持っていくことこそが、目指すべき姿なんだと。 人を集めただけでチームができるわけじゃない。まず成果を出すためのタスクを分解し、役割を定義する。そして「この領域はAさんというプロに任せる」と決める。 自分の背中を預けられる信頼があるからこそ、自分は自分の役割に100%集中できる。これが、本来あるべき「大人のOne team」なんじゃないかと。 まとめるだけでは足りない。"リーダー"に求められる仕事とは── とはいえ、実際の提案活動では想定外のことも起きますし、スキル不足で穴が開くこともあります。その時はどうすればいいんでしょうか? 田中: そこで必要になるのが、「リーダー」という存在です。 これまでのアイリッジの提案活動で足りなかったのは、このリーダー機能でした。会議の進行役や、お客様と社内の提案チームの間の中継役、提案書の取りまとめ役はいました。ただ、それだけではリーダーとは言えないと思っています。 ── 厳しい言葉ですね。田中さんが考えるリーダーの条件って何ですか? 田中: いくつかありますが、一番重要なのは「決断」です。 例えば、お客様の要望を全部盛り込めば予算オーバーになる。予算に合わせれば機能が足りない。品質と納期、コストのバランスが崩れそうな時、今回はここを優先するとロジックを持って決め切れる人。 そして、チーム内に穴が開いた時、メンバーの自主性に任せるのではなく、全体を俯瞰して「Bさんは手が空いたから、ここを埋めてくれ」と意図を持ってアサインを変更できる人。それがマネジメントであり、リーダーの仕事です。 ── 「みんなで話し合って決めよう」ではなく、責任を持って舵取りをする人が必要ということですね。 田中: その通りです。もちろん、メンバーの意見は聞きますよ。でも最後に決める人がいないと、結局できあがる成果物は誰の意思も入っていない、継ぎ接ぎだらけのものになってしまう。それはプロの仕事とは言えません。 誰かの頑張り頼みでなく、構造で勝てる組織に── 提案プロセスを構造化していく中で、新たにプリセールス部が生まれたとお聞きしています。どういった経緯だったんでしょうか。 田中: 提案プロセスをWBS(作業分解図)にまで落とし込んでいくと、これまでのアイリッジの職種構成ではカバーしきれない空白地帯が見えてきました。 具体的には、技術的な見地で顧客の要求を分析して実現性を検討し、提案可能な機能・非機能要件に落とし込む役割です。これまでは、営業が頑張ったり、PMが兼務したり、エンジニアが気を利かせたりして何とか回していましたが、ここが一番穴が開きやすい。 ── そこを誰かの頑張りに頼るのではなく、構造化したわけですね。 田中: そうです。新規獲得タスクフォースの中で、この領域を誰が担うのか、新しい職種として定義するのかPMの役割を拡張するのか。議論の結果、プリセールスという新たな職種と組織を立ち上げました。 僕がやりたいのは、精神論ではなく構造で勝てる組織を作ることなんです。 誰かがやってくれるだろうという甘えを排除し、一人ひとりが自分のプロフェッショナル領域に責任を持つ。その上で、システムとして連携する。 そうすれば、アイリッジの受託事業はもっと強くなるし、働くメンバーも無駄なストレスなく、健全に仕事に向き合えるはずです。 ── 最後に、この記事を読んでいる求職者の方へメッセージをお願いします。 田中: アイリッジは今、過渡期にあります。「なんとなくの仲良しこよし」から脱却し、自律したプロフェッショナルが集う組織へと変化しようとしています。 「役割が曖昧な中で、調整ばかりに追われるのは疲れた」 「プロとして、裁量と責任を持って成果を出したい」 もしそう感じている方がいれば、今のアイリッジは面白い環境だと思います。カオスを整理し、新しいOne teamを一緒に作ってくれる仲間を待っています。 ── 田中さん、ありがとうございました! アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト

「自分で決められない仕事」に限界を感じた日──客先常駐から自社開発へ転身した理由 #PM転職ストーリー①
「もっと自分で決められる仕事がしたい」「お客様と直接やり取りできる案件に関わりたい」──。そんな想いを胸に、アイリッジへの転職を決めた二人のプロジェクトマネージャー(PM)の大磯さんと飯野さん。 二人は現在、鉄道アプリを中心としたモビリティ案件のPMとして活躍しています。前職でのSES(客先常駐)やシステム開発の経験を活かしながらも、アイリッジでは以前とは異なる、より大きな裁量と責任を手にしました。 前編では、転職前の課題から、アイリッジを選んだ理由、そして現在のPMとしての役割まで、二人の声を通じてリアルな転職ストーリーを紐解いていきます。 「自分の影響が見えない」前職での葛藤──まず、転職前のお仕事について教えていただけますか? 大磯:「前職もシステム開発の会社でした。ただ、SESや客先常駐案件がほとんどで。自社開発もあるにはあったのですが、メインはやはり客先での業務でしたね」 前職ではプロジェクト管理やチームリーダー、メンバー管理などを担当していた大磯さん。当時、客先常駐という働き方にある種のもどかしさを感じていたといいます。 大磯:「客先常駐だと、やはり自分でプロジェクトの方向性や進め方を決めるのは難しいんです。お客様の体制の中に入って、そこのチームの一つとして動くので、全体に対する影響は比較的少ないかなと思っていました」 自社での開発案件も手がけてはいましたが、規模が小さく、予算の制約から炎上気味になることも。「自分のスキルがちゃんと身についている感じがあまりしなかった」と振り返ります。 大磯:「それに、お客様と直接やり取りできる案件が非常に少なかったんです。間を挟んでのコミュニケーションは本当にやりづらくて。できればそういった案件を増やしていきたいと思って頑張っていたんですが、会社の方向性がそちらに向かわなくて、ずっとモヤモヤしながら働いていました」 飯野さんも、同様の背景を持っていました。 飯野:「私は前職でSEの仕事をしていました。やはり裁量があまりないというか、もう少し自分でコントロールできるような仕事がしたいなという想いはありましたね」 転職を決めた瞬間──「会社を変えるより、自分が動く」──転職を考えるきっかけになった出来事はありましたか? 大磯:「ビジネスモデル的に、SESが主軸になっていくという方向性に舵を切り始めたあたりからですね。自分のやりたいことが実現できる会社じゃないなら希望する環境に転職した方が早いかなと思い始めました。会社を変えていくのはなかなか難しい、と感じたのがきっかけです」 飯野さんは、「昔すぎてあまり細かい話は覚えていないけど──」と記憶を辿りながら、エージェントを通じてアイリッジからのスカウトを受けたことがきっかけだったと教えてくれました。 飯野:「転職活動はしていたけど、まだどんな会社が良いか探している段階のときにアイリッジから声をかけてもらい、話を聞いてみたら『ここなら自分のやりたいことができそうだな』と感じたので応募しました」 「鉄道アプリ」と「裁量の広さ」に惹かれて──アイリッジを選んだ決め手は何でしたか? 大磯:「やはり、自社でプロダクトを開発しているというところです。特に鉄道アプリは、一般の人が使っているもので、自分の仕事の価値や影響度合いが分かりやすい。それが大きな魅力でした」 転職活動では、会社の雰囲気も重視していたといいます。 大磯:「風通しが良さそうな会社かどうかは見ていました。それから、あまりにも若い人ばかりの会社だと、転職時の年齢を考えると厳しいかなと。少し落ち着いた人たちも入りやすい会社を探していました」 飯野さんは社歴が長く、2016年2月入社。当時はアイリッジが上場した直後で、急速に人が増え始めていた時期でした。 飯野:「私が面接を受けたのは紀尾井町のオフィスで、変なエレベーターがあるビルでしたね(笑)。当時は社員数も50人くらいだったと思います」 飯野さんが入社した当時、アイリッジの鉄道アプリ開発はまだ黎明期だったそう。 飯野:「入社時は鉄道アプリを売りにしていたわけではなくて、入ってから鉄道アプリが育ってきたという感じです。私が最初にやっていたのはバス関連の決済サービスだったんですよ」 そして大磯さんは2020年入社。コロナ禍の始まりと重なり、アイリッジの働き方が変わり始めた時期でした。 大磯:「現在アイリッジは働き方の自由度がとても高い会社ですが、私は面接を受けた時がちょうど切り替わり時期で、入社してすぐにフルリモートになったという感じでしたね」 鉄道アプリのPMとして──それぞれの役割──現在、鉄道アプリ案件でどのような役割を担っていますか? 大磯さんは、JR系の鉄道案件を担当するグループのグループ長として活動しています。 大磯:「入社してからは、観光系MaaSアプリに初期開発から関わりました。テスト工程あたりから入ったんですが、当時は本当にバタバタで……正直、ブラック企業かなと思いました(笑)」 ※編集部注:後編で働き方改革のエピソードが出てきますのでご安心ください! 飯野:「すごく覚えてる。大磯さんが入社した時、リモートで歓迎会をやったんです。そうしたら大磯さんが途中で『私、テストの続きをしなきゃいけないんで』って言って、主役が仕事に戻っちゃったんです。当時は本当に良くないことが起きてましたよ(笑)」 その後、大磯さんは大型MaaSアプリのプロジェクトに携わってきました。 大磯:「担当案件を見ながら別のプロジェクトにも参加したり、運用保守とかちょっとした改修とかもやっています。あとは他のメンバー管理とか各プロジェクトの状況把握などですね。観光MaaS案件がいま大きいので、メインPMは他の方ですが、フォローに入ったりもしています」 一方、飯野さんは東京・神奈川エリアで鉄道網を展開する大手私鉄のアプリ開発を皮切りに、関東を中心とした私鉄各社のアプリを手がけてきました。 飯野:「大手鉄道会社さんのアプリを吉岡さん(現ビジネスパートナー部部長)とずっとやって、それが鉄道アプリの本当のスタートでしたね。当時、吉岡さんがよく話していたのは『鉄道系の会社で、うちみたいな新しい会社が開発をするのは珍しいんだ』ということでした」 その実績が評価され、他の鉄道会社からも次々と声がかかるように。 飯野:「現在は、私たちのグループとしては商業施設系やその他のモビリティ案件も担当していますが、元々は私も大磯さんも、小川さん(現PM部副部長)のところで一つのグループにいて、モビリティ案件をやっていたんです。それがどんどん大きくなって、人が増えても大きくなって、グループが分かれたという経緯ですね」 前職の経験が、今こう生きている──前職の経験が、アイリッジでどう生きていると感じますか? 大磯:「前職でも要件定義から開発管理、メンバー管理、そしてソースコードを見るところまで全般をやっていたので、『システムを作る』ということについては、自分の中に一定の感覚がありました。アイリッジで規模が少し大きくなったとしても、なんとなく『こうだよね』というところで進めることができたので、その経験は活きていると思います」 飯野さんも同様に、SEとしての経験が土台になっていると語ります。 飯野:「実際にプログラミングをしていた時期もあるので、システム開発がどう進むか、何をしなきゃいけないかという一通りの流れは、アプリではなくても身についていました。それが、スマホアプリのシステム開発でも活かせているのかなと思います」 特に鉄道アプリ案件では、鉄道特有のシステムとの連携が重要になるそうです。 飯野:「いまでこそ鉄道アプリでは標準に搭載されている列車走行位置情報なども、以前は一般に公開されていなかった情報なんです。最初の会社さんとアプリを作った時に、そのデータを取り扱えるようにする仕組みを作りました。それを評価いただき、その後声をかけていただいた鉄道会社さんもありました」 そうした技術的な部分を理解し、開発会社やエンジニアと対等に話せることが、PMとしての強みになっているといいます。 飯野:「もちろん、システムに詳しくなくてもコミュニケーション能力でガンガン進めていける人もいますが、実際に管理をするならエンジニアと話す土台があった方が、より活躍できると思います」 前職での「自分で決められない」もどかしさから、アイリッジで裁量を手にした二人。鉄道アプリという専門領域で、それぞれの経験を活かしながら着実に成果を積み重ねてきました。 後編では、印象に残るプロジェクトの数々や、PMとしての成長、そして今後の挑戦について、さらに深く掘り下げていきます。 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co【アイリッジ】プロジェクトマネージャー(大手・有名企業のアプリ開発)〈リモート×フレックス〉 アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト

裁量と責任が成長を後押しする。アイリッジ流プロダクト開発
アイリッジの自社プロダクトFANSHIP/APPBOXの開発の最前線で活躍する森山さんにキャリアの歩みから日々の働き方、チームの雰囲気までリアルな声を聞きました。 裁量を持ちながら挑戦し続ける環境とは?その裏側にある文化や価値観についてお届けします。 プロフィール 森山さん 入社日:2021/10 所属:プロダクトサービス部 経歴:大手ITアウトソーシング企業へ新卒で入社し、約3年半にわたり 金融・不動産・化粧品メーカーなどさまざまなクライアントの受託開発や運用保守や社内向けHRシステムの開発を担当。 その後、2021年9月に同社を退職し、2021年10月よりアイリッジ入社。 現在はFANSHIP/APPBOXの開発・運用を行っているプロダクトサービス部に所属し、バックエンドを中心とした機能開発や改善に取り組んでいる。 入社経緯アイリッジの入社理由 前職の大手ITアウトソーシング企業では、担当領域や工程があらかじめ細かく決められ、ウォーターフォール型の開発が中心でした。与えられた範囲で開発を進めることが多く、エンジニアとして裁量を持って挑戦できる幅に物足りなさを感じていました。 もっと広い視野で開発に関わりながら、自分のスキルを伸ばして成長したいそんな思いから転職活動を始めました。 その中で出会ったアイリッジは、プロダクト開発における裁量の大きさや、自分の意思で主体的に動ける環境が非常に魅力的でした。 加えて、エンジニアの文化がしっかり根付いており、チーム全体で技術力を高め合いながらプロダクトに貢献できると感じたことも大きな決め手です。こうした環境で自分の力を活かせると確信し、アイリッジへの入社を決めました。 入社前に不安だったこと 初めての転職だったこともあり、「自分のスキルで本当に通用するのか」「ついていけるのか」という不安が大きくありました。 特にアイリッジにはスキルの高いメンバーが多い印象だったので 入社前は身構えていた部分も正直ありました。 しかし、実際に働き始めると、その不安はすぐに解消されました。 Slackで質問すると、分かるメンバーがすぐに丁寧にレスポンスをくれたり、背景から説明してくれたりと、非常にサポーティブな文化があります。 「聞きづらい雰囲気」が全くなく、安心して業務に取り組むことができました。 業務内容・やりがい現在の業務内容 FANSHIP/APPBOXの開発をしているプロダクトサービス部のModuleチームで、チームリーダーとしてバックエンドの開発・保守を担当。 Moduleチームは、Pushチームと連携しながら FANSHIP/APPBOX のバックエンド開発 を行なっています。 ・Pushチーム:プッシュ通知関連の機能 ・Moduleチーム:クーポン機能、アプリ内メッセージ機能など通知以外の機能全般 という役割分担です。 さらにModuleチームでは、バックエンドだけでなく APPBOX のフロントエンド開発にも携わっており、幅広い領域をカバーしています。 私自身は現在は 開発・運用に携わりながらチームリーダーも務めるプレイングリーダーとして業務を行なっています。 ロードマップに基づく大規模なタスクから、小さな改修まで幅広く担当しており、案件によっては設計〜開発〜リリースまで一人で完結することもあります。 最近では、要件定義や設計といった上流工程を主に担当し、実装以降をメンバーに任せるケースが増えてきました。プロダクト全体を俯瞰しながら設計できる点に大きなやりがいがあります。 Moduleチームは、メンバー一人ひとりが大きな裁量を持ってタスクを進めるスタイルでやっています。そのためリーダーである私は、他チームとの調整や開発が円滑に進むためのルール整備、チームとしての意思決定といった役割を担っています。 また、ロードマップに紐づく案件では PL(プロジェクトリーダー)として進捗管理や調整を行うなど、プロジェクト全体のマネジメントにも携わっています。 プロダクトサービス部のエンジニアとしてのやりがい プロダクトサービス部で働くエンジニアとしてのやりがいは、主体的にプロダクト価値を高めていける環境にあります。 「どうすればユーザーにとってより良い体験になるのか」「この機能はもっとこう改善できるのでは?」といった視点を持ちながら、自分発信で提案し、実際にプロダクトへ反映していくことができます。 組織文化としても、そういった意見を尊重してくれる環境です。 また、プロダクトそのものの改善だけではなく、開発プロセスやチーム運営といった周辺領域にも働きかけられる点も大きな魅力です。 改善提案が採択され、プロダクトやチームが前に進んだ瞬間には大きな達成感がありますし、自分の専門分野を深掘りしながら成長していく実感も得られます。 さらに、プロダクトサービス部では 「バックキャスティング(理想の姿から逆算する)」という価値観を大切にしているため、役職や立場に関係なく、エンジニアが理想像を描き、開発サイドから提案をすることができる文化があります。 「言われたものを作る」のではなく、 “自分のアイデアでプロダクトをより良くしていく” その実感を日々味わえる点が、プロダクトサービス部で働く最大の醍醐味だと思います。 チーム・働き方1日のスケジュール 10:00 業務開始 ・チームの朝会(オンライン・オフライン)でその日のタスクや進捗を共有 ・今日の優先度を整理して、必要に応じてチームメンバーと軽くすり合わせ ・バグ対応やアラート確認などサービスの安全性確認 ・必要があれば同期でメンバーと相談しながら作業 12:00 昼食・リフレッシュ ・ 基本的にリフレッシュタイム 13:00 午後の開発集中時間 ・まとまった時間で新機能の実装や既存コードの改善作業 ・コードレビューや設計レビューもこの時間に実施 15:00 チーム内打ち合わせ・進捗確認 ・必要に応じて同期MTG(設計相談や仕様確認など) ・リーダーとしてチームメンバーからの質問や相談対応 16:00 開発・テスト・レビュー ・自分のタスク消化や、レビュー依頼への対応 ・サービスのアラートチェックやログ確認 19:00 業務終了・夕食 ・自分のペースで退勤 ・リモートの場合も、業務終了後は完全にオフで切り替え可能 リモート環境での工夫 リモート中心の働き方ですが、コミュニケーションが希薄にならないよう、チームとしてさまざまな工夫をしています。 まず、隔週でメンバーと1on1を行い、業務の相談からちょっとした雑談まで気軽に話せる場を作っています。困っていることを抱え込まないための大事な時間になっています。 また、Slackでの非同期コミュニケーションが多いからこそ、文章の書き方には特に気をつけています。 必要に応じて同期(リアルタイム)での相談に切り替えるなど、双方がストレスなくやり取りできるよう意識しています。相談しづらい雰囲気は一切なく、チーム全体として「わからないことがあればすぐ聞ける」文化があります。 さらに、毎月プロダクトサービス部の出社推奨日があり、対面で話す機会も大切にしています。 この日は業務以外のコミュニケーションも多く、希望者で飲みに行ったりカジュアルに交流することもあります。普段はリモートでも、チームとしての一体感や帰属意識をしっかり感じられる場になっています。 採用メッセージどんな人と一緒に働きたいですか 自発的に動ける方とぜひ一緒に働きたいです。 FANSHIP/APPBOX を「どうすればもっと顧客に価値を届けられるプロダクトになるか」を自分ごととして考え、主体的に行動できる方は間違いなく活躍できる環境だと思います。 アイリッジは裁量が大きく、アイデアや改善提案を歓迎する文化があります。 チームのメンバーも、誰かの発言を否定するのではなく、「どうすればより良くできるか」を一緒に考えてくれる人ばかりです。自分から動く姿勢はきちんと評価されますし、その行動がプロダクトにも組織にもダイレクトに影響します。 だからこそ、受け身ではなく、プロダクトをより良くするために動ける人、主体的に価値を作りにいける人と働きたいと思っていますし、そういう方はプロダクトサービス部にとてもフィットするはずです。 プロダクトサービス部のエンジニアとして向いている人物像 プロダクトサービス部に向いているのは、やはり主体的に動けるタイプの方だと感じています。 アイリッジのプロダクト開発は裁量が大きく、課題を見つけたときに「どう改善すればもっと価値が出るか」を自分で考え、動ける余白がたくさんあります。 実際に活躍しているメンバーも、仕様通りに作るだけでなく、気づいたことを自分から提案したり、必要に応じて周りに相談したりしながら、プロダクトをより良い方向へ導いています。チームにはその姿勢をきちんと受け止め、一緒に議論してくれるメンバーが多いので、安心して自分の考えを出していける環境です。 また、非同期中心の働き方であっても、必要なときには自分から情報を取りに行ったり、コミュニケーションを取りに行ける方は特にフィットしやすいと思います。決められた範囲だけでなく、領域を少しずつ広げながら成長していくことを楽しめる人には、すごく合う組織です。 受け身ではなく、プロダクトやチームに対して「自分ごと」で関わっていける方であれば、きっとやりがいを感じながら働けると思います。 応募を検討している方へメッセージを アイリッジのエンジニア組織は、主体的に動く人にとってとてもチャンスの多い環境です。 裁量が大きく、プロダクトをどう良くしていくかを自分の意思で考え、行動に移せる。その行動を評価してくれる文化がしっかり根付いています。 また、スキルの高いメンバーが多い一方で、相談しづらさは一切ありません。Slackで質問すればすぐに声が返ってくるような、サポーティブで優しいチームです。リモート中心でも孤立しないよう、1on1や出社推奨日などコミュニケーションの機会もしっかりあります。 「もっと裁量を持って開発に関わりたい」「プロダクトを自分ごととして育てていきたい」 そんな思いがある方なら、きっと楽しみながら成長できるはずです。 少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度ご応募ください アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.coバックエンドエンジニア【自社プロダクト開発】(アイリッジ) アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト
経営層インタビュー
アイリッジの経営層のインタビュー記事を中心に情報発信しています

「元取引先同士」の取締役3人がよそ行きじゃない言葉で語る、出会いとアイリッジのこれから
年度末のある夜、アイリッジの役員3人──小田さん、渡辺さん、山下さん──が集まったのは、社内イベント「iRidge Meetup」のスペシャル回。 時期もきっかけもバラバラながら、それぞれ元取引先同士だったみなさんに、出会った時のエピソードから組織への本音、新人事制度の裏側まで、オフィシャルな場では話しにくいことをざっくばらんに聞いていきました。 元取引先だった3人がアイリッジで再会するまで——みなさんそれぞれ、元取引先同士というのはお聞きしたことがあるんですが、当時のお話を教えていただいてもいいですか。 小田(以下、敬称略):渡辺さんとはもともと、僕がコンサルだった頃に当時渡辺さんがいた会社に常駐していて、かれこれ20年近い縁になるのかな。アイリッジを創業してしばらく経った頃、渡辺さんがMBAを目指していたタイミングで、当時青山1丁目にあったうちのオフィスに見学に来てくれたことがあって。その後も渡辺さんのライフイベントのたびになんとなく関わりが続いていました。 渡辺:一緒に仕事をしていた時は、僕が新卒3年目の頃ですね。営業の後にマーケティングをやっていて、その時に小田さんが作った事業計画をどんどん引き継いでいった感じです。 小田:当時から渡辺さんのことはとても優秀な人だなとずっと思っていて、アイリッジに来てもらえないかと声をかけ続けていました。振られ振られ、ようやく3回目で「ちょっと行ってやってもいいよ」と言ってもらえて仲間になれました。 渡辺:ちょうどキャリアについて考えていたタイミングで、知っている会社が面白そうだなと思ってジョインした、という感じです。 ——とても優秀というのは、具体的に言うと? 小田:僕もすごくマルチタスクなタイプですけど、僕の次くらいにマルチタスクだなと思ってました(笑)。 小田さんのトークに会場から笑いが漏れます小田:でも本当に。営業もやるし数字も触るしサービス企画もできるし、ちゃんと全部背負ってやり切る、頼りになる人でしたね。 ——山下さんはどういう出会いだったんですか。 小田:山下さんはアイリッジを創業してから案件ベースでね。たぶんちょうど渡辺さんが入社した頃くらい? 山下:当時は他にがんばってくれていた人がいて、渡辺さんの記憶があまりないですね(笑)。 ——(笑)。それなのに、その後約10年経って、どういうきっかけで入社することになったんですか? 山下:その頃前職をやめて、沖縄に引っ込んでいたんです。2ヶ月ぐらいゆるく無職をやっていたら、個人事業主として動いた途端に年収の3倍ぐらい入ってきて。「このままじゃダメ人間になる」と思って、東京で仕事しようと決めました。 転職サービスに登録して、いろいろ受けていた中でエージェントから「アイリッジって会社、知ってますか?」と言われて。上場もしていて、当時子会社で地域通貨もやっていて、「いろいろ広がってんな」と思って受けてみることにしました。 渡辺:受ける前日の夜に「明日受けることになってます」って連絡をもらってびっくりしました(笑)。 山下:黙って受けようかと思ってたんですが、一応報告しました。一次面接では「なぜこのスペックの人がうちに来るんですか?」って不思議そうに聞かれて、「御社、課題だらけでしょ」って答えたんですよね。 (会場からどっと笑い) 山下:周りの経営者には「大変そうだしアイリッジはやめたら」って言われていたんですよ、実は。でも僕からすると、開発できる強みと、クリエイティブエージェンシー、地域通貨——欲しいリソースが全部揃っていた。課題がいっぱいあるということは、やれることがいっぱいあるということでもあるので。 渡辺:3年前くらいですよね。このメンバーとあと一人の4人で新宿の居酒屋に行ったのを覚えてますけどそれが先でしたっけ? 山下:僕から答えを出しますという日に先に飲みがセッティングされてたんですよ。(誘われた時は)これに行って入社を断ったら地獄の空気になるだろうなと思いながら・・・。結果は「入社します、乾杯ー!」でよかったです。 昔も今も、アイリッジにはいろんなギャップのある濃い人材が集まっている——入社した頃と比べて、変わったこと・変わっていないことはありますか? 渡辺:浮ついていないですよね、皆さんね。頼りになる、しっかり地に足がついた人たちが多いなという印象は、昔も今も変わらないかなと思っています。 山下:僕が入った時に驚いたのは、既存のアプリビジネス事業が本当にしっかりしていることでした。さっきお話した、昔一緒にやっていた頃よりもずっと。一方で外から来た僕を異分子として受け入れてくれながら、変化しようと言い続けたら一緒に変えてくれた人がたくさんいました。芯はありながらもすごく柔軟にやってくれているなと感じています。 あと、上から言われたら思考停止でやるのでなく、「それは違う」とちゃんと言える人が中堅にたくさんいる。それって、組織としてちゃんと機能している証拠だと思っていて、そこは印象に残っていますね。 ——小田さんは創業からいままでを振り返っていかがですか。 小田:毎日鏡で自分の顔を見ていると、変化に気づかないじゃないですか。徐々に変わっていく現場にずっといると、そういう感覚に近くて。でも改めて考えると、「よりちゃんとしっかりやることが当たり前になってきた」というのは感じます。昔はいろんなものを雑にやっていた部分があって、それがすごく良くなってきている。 一方で、もうちょっとチャレンジを多めにやってもいいのかな、とも思っていて。スマートフォンやスマートスピーカーには一番早く乗っかっていた会社なのに、AIはちょっと遅れてしまった。本当は一番早く乗っかれるぐらいの会社であるべきだったと思っているので、そこは反省しつつ、今後はより早く動いていきたいですね。 ——今のアイリッジで、好きなところや自慢できる文化を教えてください。 渡辺:地に足がついているのに、ちょっと面白いところがある、そのバランスが好きですね。100%真面目じゃなくて、ここぞというときにはっちゃけちゃう人たちがいる。そういうところが、自分も似たようなものなので、居心地がいいです。 山下:自慢できるところは酒飲みが多いこと。僕らがいた代理店の人たちよりも飲んでるんじゃないのかなっていう。なんか、開発の会社の人のイメージをいい意味で裏切られました。今日みたいなイベントにも人集まらないのかと思ってたし。あと、グループ会社もひっくるめて、キャラクターに色がついている人が多いですよね。これって結構いいギャップだと思っていて、どんどん外に出してほしいなと思っています。 小田:自慢といえば、全てのポジション、全てのレイヤーで、お客様に誇れる人材がちゃんと揃っているということは、本当にうれしいし自慢できることだと思っています。大手クライアントに対して安心して提案できる人材がこの規模の会社に揃っているというのは、昔からずっと変わらない強みで。小さい時もちゃんと強い人材がいたし、大きくなってもまた強い人材が入ってきてくれている。これは変わらず大切にしていきたいですね。 実装型パートナーになるために。新人事制度に込めた想いは「バット振ろうぜ」——今期から新しい人事制度が始まりました。設計にあたって役員間でどんな議論があったかなど、CHROの渡辺さんにお聞きしてもいいですか。 渡辺:まず僕としては、アイリッジの3つのバリューの中での「EXE future」の相対的な弱さが課題だと考えていました。「iRidge pride」や「One team」と比べて、皆さんの中でも認識がされにくいのかなと。 さっきの小田さんの話にもありましたが、アイリッジってスマートフォンやスマートスピーカーみたいな、その時々の新しいものにいち早く挑戦してきた会社なんですよね。なので、僕がいま見ている人事でも、AIを使って新しいことをやるとか、失敗してもそこから学ぼうよというスタンスでもっとやっていきたいと思っています。 僕はそう思っているものの、HRポリシーの中で「失敗」という言葉をどう扱うのかというところは、小田さんや山下さんとは議論になりました。 アイリッジHRポリシー(求める人物像) バリューと紐づいた3つの力を持つ人材が、当社の成長と価値創造の原動力であると考えます。 1.自律的に考え行動する力(iRidge pride 責任感と専門性で信頼を積み重ねよう) 自ら高い課題を設定し、粘り強くやり抜く責任感を持ち、プロフェッショナルとして成果を生み出す人材 2.協働し新たな価値を共創する力(One team 組織を超えて一丸となろう) 組織の枠を超えて学習し、信頼関係を築きながら連携して同じ目標を目指す人材 3.未来を見据え変化に挑み続ける力(EXE future 想像して創造しよう) 固定観念にとらわれず、挑戦と失敗を成長に変え、価値を創造する人材 https://iridge.jp/recruit/system/小田:表現の部分ですよね。失敗は結果としてはいいけど、失敗は目指すものじゃなくて挑戦を目指すものなんじゃないのという話をしたら、渡辺さんが「いや、これは失敗するぐらいチャレンジしないとダメだから、失敗がゴールとは言わないけど、失敗を目的って書くべきです」みたいなちょっとね、そんなコミュニケーションをして。じゃあ両方入れるかみたいな感じで落ち着いたんだけど。 山下:「失敗を目指しちゃダメでしょ」っていうのは僕も突っ込んだ覚えがありますが、結果としての失敗はいいじゃんと思ってます。その積み重ねは成功になると思うんで、っていう話はさせてもらった気はします。 小田:でもこれ深くて。渡辺さんの話からいろいろ調べたり本読んだりして、「失敗を目指すべき理論」っていうのも本当にあるんだよね。失敗を目指さないと挑戦ができない、みたいな人間の心理理論。そういうものがあるんだなと思いつつ、でも「三振目指そうぜ」とはやっぱりちょっと言いづらいから、「バット振ろうぜ」の方がいいかなとは言いましたが、根本的には同じことを考えています。 山下:打席に立つってことだと思いますよ。で、結果三振したらベンチでみんなが「いいスイングだったよ」と言って迎え入れたらいいんじゃないっていうのは思いますけどね。字面だけで「失敗を目指す」みたいに書かれているとちょっと勘違いしちゃう人もいるかなと思うんで。 渡辺:僕が心配したのはセーフティネットで。失敗したらやっぱり評価されないなら結局挑戦もしないってなるのは良くないと思ったんで、「失敗からの学び」っていう要素をちょっと入れた方がいいんじゃないのかなと考えたんですよね。打席に立ちに行くために、打席に立って三振しても大丈夫だよっていう要素をちょっと入れたかったって思いがありました。 小田:だからさっきの理論の話だよね。「ヒット打て」って言われたらすくんで振れないけど、「三振いいぜ」って言ったら振れるっていう場合もある。 ——2030年に向けて、会社をどういう方向に持っていきたいですか? 小田:今までやってきた、「言われたものをしっかり作る」というところから、我々が事業に染み出して、一緒に事業を作ってそこから成長したものを共に享受していくっていうようなことをもうちょっとやっていきたいなと思っていて。「実装型パートナーシップ」と書いているところですね。 それってどういうことかと言うと、上手くいった時に享受しようと思うなら、失敗した時にはリスクを取らなきゃいけない。より大きな成長を得るために、そういうチャレンジをたくさんやっていかなきゃいけないんです。だから、チャレンジできるような意識をみんなに持ってもらえるようなコミュニケーションもしていきたいし、結果としての失敗は全然ウェルカムで、バットを振れるような環境をできるだけ作っていきたいなと思っています。 山下:これだけの社員がいて、会社だからこそ失敗が許容できるのかなと思うんですよ。フリーランスとか一人会社だったらイエスかノーしかないんですよね。失敗したら即終了じゃないですか。この仲間でいることによって、いろんな部長陣がいたりいろんなすごい人がいてくれるから、どんどん失敗する率が減っていく。その中で僕らは勝ち筋を見出していけるので、これがやっぱり会社であることの強さかなっていうのを感じます。 一人ぼっちでいると、いくら稼げていたって全然つまんないですよ。みんなとやって失敗もして成功もして、この会社にいていいよねって思えるのがアイリッジの強みになってるんじゃないかなと思うので。それが多分これから2030年に向けて僕らがやっていくことの1つかなと思います。 おわりに当日はこのあとにカジュアルなQ&Aセッションもあり、役員のプライベートに会場が湧く一場面も。 「アイリッジ、本当にいい会社ですよ。もっと勝てると思っているので、先導しながらみんなと一緒にやっていけたら、2030年にはもっとうまい酒が飲めているんじゃないかなと」 一番新しく入ってきて、ニュートラルな視点でアイリッジを見ている山下さんからのコメントに、古くからいるメンバーも新鮮な気持ちと元気をもらいました。 中期経営計画2027「Tech & Innovation Partner」の最終年度、新しい人事制度のもと、失敗を恐れず挑戦していきたいと思います! アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! 募集職種一覧 採用サイト

「役に立つ技術」で、ものづくりをしっかりやり切る
今回は、執行役員CTO(最高技術責任者)の古木さんに、アイリッジの技術と開発組織について語ってもらいました。 「技術者よがりにならず、かといって寄り添いすぎて継続できないものもつくらない。実環境で、本当に役に立つものをつくる」──古木が一貫して語るのは、「役に立つ技術」と「ものづくり」という、シンプルな2つの言葉です。その原点には、大工の棟梁を務める父親と、住み込みで働く職人たちに囲まれて育った、少年時代の風景がありました。 職人、ITコンサルタント、起業家、そしてCTO。一見遠く見える古木のキャリアの軌跡を、「ものづくり」という一本の線がつないでいます。 「アイリッジって、技術にどう向き合っている会社なの?」「エンジニアとして、どんなキャリアが描けるの?」──転職を考えている方にも、いま選考中の方にも、ぜひ読んでいただきたい記事です。 職人の家で育って。「ものづくり」への原点── 古木さんのキャリアの原点を教えてください。 一番大きいのは、実家が大工だったことです。父親は大工の棟梁で、今も現役。僕が小さい頃は住み込みで働く職人さんもいて、職人が常に家にいる環境で育ったんですよね。 だから、技術者とか職人、こだわりの強い人がそもそも好きだったんです。その延長で、「自分もものづくりの世界に行きたいな」と、だいぶ早い段階からぼんやり考えていました。 ── そこからテクノロジーの道に進んだきっかけは? 大学入学を控えた当時、「高価な専用システム」が「身近なPCソフト」へと形を変え、中小企業の現場に深く浸透し始めた頃で、うちの実家でも建築関連の会計ソフトを使い始めていて。父が「これからはパソコン使えないと生きていけない」とぼやいていたのを聞いて、テクノロジーに頭が向き始めたんです。 決定的だったのは、大学3年生のとき。地理情報やシミュレーションの研究室で、20年近く積み上げられてきたC++の流出解析プログラムに触れたんです。地図から緯度経度や高低差を読み取ってパラメータをつくり、実際の計測データと照らし合わせると、シミュレーションした川の水位と現実の川の水位の計測結果がほぼ合っていた。「プログラムって、こんなことまでできるんだ」と、本当に驚いた記憶があります。 ── その後はフューチャーアーキテクト、起業、そしてアイリッジCTOへ。 新卒でITコンサルタントとしてフューチャーアーキテクトに入りました。「経営×IT」を掲げていた会社だったので、大学でやってきたことと経営を掛け合わせる仕事がしたかったんです。 フューチャーアーキテクトで5年働いた後、1年フリーランスを経て、起業しました。スマートフォンアプリの受託開発を手がける会社を経営していたんですが、やりながら「よいプロダクトをつくるには、よい開発組織が不可欠だ」と痛感して。その想いをもっと大きなスケールで実現したくて、アイリッジに参画し、その後CTOに就任しました。 「誰かの役に立つ技術」を、ちゃんとつくる── 古木さんが大切にしている技術哲学を教えてください。 「誰かの役に立つ技術」を一番重視しています。技術者よがりなものもダメ、かといって寄り添いすぎて継続して使えない品質のものもダメ。実環境でそれが本当に役に立つかどうか、ということをかなり大事にしています。 たとえば「品質を高めたい」って言うと、みんな「高めたいです」と言うんですよ。でも、そのぶん開発期間もかかるし、コストもかかる。本来なら半年で使えたものが1年後にしか使えなくなってしまうと、それはユーザーの役に立たない選択を取ってしまっていることになる。 そのバランスをチューニングして、技術者としての視点でちゃんと見極めながら開発を進めていく。うまくいかないことも多いんですけど、ずっと重視し続けている部分です。 以前行った歓迎イベント「エンジニア集団」と「プログラマー集団」は、別物── CTOに就任されてから、手応えを感じているところは? 今のアイリッジのメンバーは、経験を積んだエンジニアが多いんです。その上で僕がよく言っているのが、「エンジニア集団」と「プログラマー集団」は違う、ということ。 ただプログラムを書くだけじゃなくて、ものづくりをしっかりやる人たち。背景や前後関係まで配慮して課題を解決できるメンバーが、ここ数年でかなり増えてきたと感じています。 CTO室の設置や品質管理グループの立ち上げなど、技術施策を横断的に推進できる体制をつくれたことも手応えのひとつ。一つひとつの積み重ねで、組織の「ものづくり力」は確実に上がってきています。 裁量は「丸投げ」ではない── 「裁量」という言葉は、使い方が難しいとも思います。古木さんはどう考えていますか? 裁量については、僕自身も行ったり来たりしていて、うまくいかないことを繰り返しているところなんです。 たとえば、僕自身いまでもエンジニアリングをしたりするんですが、それをやってしまうとメンバーの裁量を奪うことになる。「だから任せよう」と思って離れてみると、距離が遠すぎて、ただ「お願いしているだけ」になってしまう。「じゃあもう少し中に入ろう」と深く関わると、今度は裁量がなくなってしまう。 その間が一番重要で、現場をちゃんと理解し、手放しにせず、その人の意見を最大限尊重する。それが僕の考える裁量です。だからこそ、まずは裁量を与えられるリーダーを増やしていくことが、結果的にメンバーへ裁量が伝わっていくことになると思っています。 裁量って、丸投げすることではないんですよ。裁量を与えるためにも、自分自身が現場を理解して、勉強し続けていかないといけないと思っています。 エンジニアとして多様なキャリアの選択肢── エンジニアのキャリア成長をどう支えていますか? さっきの「ものづくり」と同じで、専門性を生かして誰かの役に立つことがエンジニアリングの本質だと思っています。そういう意味では、専門性を持つこと、技術力を高めることは、どのキャリアに進むにしても重要だと思うんです。 ただ、その専門性を生かして営業をやる、PMになる、研究的なテーマに取り組む。それも全部エンジニアの延長線上にあると思っています。だから「エンジニアはPMになる」「エンジニアはエンジニアリングマネージャーになる」と決めつけなくてもいい。 「専門性を持ったエンジニアのキャリアを、20個作れたら本当は一番いいんだろうな」。そんなふうに思っています。 AI時代の開発。大事なのは「評価」と「社内データ」── AIへの取り組み状況はいかがでしょうか? 古木:まず、各々がAIを使って開発するということは、もう普通に浸透しています。AI駆動開発を含めて、開発プロセスをAI中心にするプロジェクトも徐々に増えていますし、提供する機能の中に生成AIを組み込んだ開発も少しずつ出始めています。 ただ、AI開発で一番重要なのは、AIがつくったものを評価できることだと思っています。今までは開発者が評価しながら自分で開発していた。それがAIを介したことで「評価」というプロセスがワンクッション増えたんです。ここをどうやっていくか、評価できる人材をどう育てていくかは、まだ試行錯誤している段階ですね。 もう一つ重要なのは、社内ナレッジやデータの整備です。エンジニアが使う生成AIツールはエージェント型がほとんどで、個人のPC上で作業が完結してしまう。そうなるとノウハウが会社に残りにくいし、前後のデータや文脈を共通認識としてプロンプトに乗せていく、ということが今は十分にできていないんです。 だから、どちらかというとAIそのものより、社内のナレッジやデータの方が重要だと考えていて、それをどう積み上げていくかが次のステップだと見ています。たとえば、人間なら「過去こういうインシデントが起きたから、ここはレビューをしっかりしよう」と判断できますよね。でもAIには、そのインプットがないとできない。過去の案件のナレッジをいかに整理してAIにインプットさせるか、というところが重要だと思っています。 2026年キックオフミーティングで発表している様子やりがいは「常に今」。週3回の「ワクワク」を原動力に── CTOとして、これまでで最もやりがいを感じた瞬間は? やりがいを感じるのは、**「常に今」**ですね。自分がやりがいを感じられるように仕事をしているので、常に今が一番やりがいを感じる、という感覚なんです。過去のやりがいは、もう忘れちゃいました(笑)。 「常時楽しい」というよりは、ワクワクすることが週3回あるタイプです。 仕事をしていて「あれ、これってもしかしてこうしたらもっと良くなるんじゃないか」「AIを使ってこういうプロセスにしたら面白いんじゃないか」と思いつく瞬間が、週に3回ぐらいある。それを調べて、実現に向けて形にしようとしている時が、すごく面白いんですよね。 そして、その「やりたいこと」の泉が溢れていること自体が、今のアイリッジの魅力のひとつだと思うんです。それを一つひとつ整備して、改善していけることに、やりがいを感じています。 求職者の方へ。「人生の8割を楽しくしたい」と思える人と最後に、アイリッジへの入社を検討されているエンジニアの方へのメッセージをお願いしました。 一緒に働きたいのは、「誰かの役に立ちたいと思っている人」と、「自分の仕事を楽しくしたいと思っている人」。この2つを持っている方です。仕事って、人生のだいたい8割を占めると思うんですよ。その8割が「つまらないけど、やればいいや」だと、もったいない。「その8割を楽しくしたい」と思える人と、一緒に仕事をしたいと思っています。 もう一つは、やっぱり「ものづくり」に意識がある人。その意識がある人って、仕事もできるようになっていくし、ぐんぐん成長していく印象があります。 ── アイリッジには、そういう人にとってどんな魅力がありますか? アイリッジは、そういう人たちにとって面白い現場がものすごく多い会社だと思うんです。EX(Employee experience:従業員体験)の世界は、その先に本当にたくさんのお客さんがいます。店舗側も、実際にそこで働く皆さんも。「EX」と言っている以上、自分たちもEXしないといけない。その分考えることは多いけれど、逆に「仕事をどう楽しくしていくか」を考えられる現場です。 そして、受託開発は0→1開発が非常に多い。産みの苦しみはあるけれど、その達成感をこんなにたくさん味わえる環境はなかなかないと思うんですよね。受託といっても、単に指示された内容をつくっているんじゃなくて、いろんなことを考えて提案しながらつくっている。お客様が言っていることを一緒に会話しながら深ぼりしていくと、新たな気づきや、具体的な改善に繋がるケースは多くあり、それを一緒に考えながらつくっていく。 その先に、本当に使ってくれるエンドユーザーがいるというワクワク感。世の中を豊かにしていくという意識。それを一緒に感じられる人と、アイリッジのこれからをつくっていきたいと思っています。 取材へのご協力、ありがとうございました!▼ 募集職種一覧はこちら ▼ カジュアル面談をご希望の方はこちら ▼ 採用サイトはこちら

社長 小田健太郎が語る「アイリッジの原点」──スマホが変えた世界を、私たちはつくる側でいたかった
今回は、代表取締役社長の小田さんに、アイリッジの創業ストーリーと、この会社に込めた想いについて語ってもらいました。 「アイリッジってどんな会社?」「社長ってどんな人?」──初めてアイリッジを知った方にも、選考中の方にも、ぜひ読んでほしい記事です。 「いつか自分で会社をつくる」──幼少期からの夢私の父は、住宅建築系の会社を自分で立ち上げた創業経営者でした。家族の食卓で母に事業や経営の話をしているのを横で聞いていて、詳しい内容はよくわからないながらも、どこか幸せそうに映ったんですよね。 その姿を見て育ったからか、「いずれ自分も起業したい」という気持ちは、小さい頃から自然にありました。ただし、父の事業を継ぐのではなく、あくまで「自分でゼロからつくる」創業経営者になりたかった。それが原点です。 NTTデータ、BCGを経て──「量が質を創る」新卒ではNTTデータに入社しました。成長産業としてのIT業界で、物流システムやSCMシステムの提案営業を担当。合弁企業への出向では、冷蔵倉庫の棚卸しや深夜のピッキング作業にも参加して、お客様の現場に溶け込む経験を積みました。ビジネスの根幹を支える大型システム開発のプロジェクトに立ち上げから携わった経験は、私のキャリアを語るうえで外せません。 その後、起業前にもっと幅広い業界を見ておきたいと思い、BCG(ボストン コンサルティング グループ)に転職しました。経営戦略コンサルティングは業界を問わず広く経営について学べる場で、モバイルインターネット関連の案件も多く手がけました。BCGで学んだのは「量が質を創る」ということ。2〜3年かけてブレイクスルーし、パターン認識力を身につけた経験は、今の経営にも活きています。 2008年、iPhone上陸の1ヶ月前に起業アイリッジを立ち上げたのは、2008年8月。日本にiPhoneが上陸した、まさにその1ヶ月前でした。 当時、「日本ではスマホはあまり流行らない」と言われていた時代です。ガラケーのモバイルインターネットは伸びていましたが、大手企業がひしめくレッドオーシャン。スマートフォンという新しいプラットフォームの方が、スタートアップとしてはチャレンジしがいがある──そう判断しました。 強大なプレイヤーでない私たちが、いち早く挑戦し、先行して優位性を獲得していく。それこそがスタートアップが取れる戦略の一つだと考えました。 スマホ固有の位置情報に着目し、「消費者がお店に近づいたタイミングで、タイムセールやクーポンの情報を届けられたら面白いのでは」という発想から事業をスタートしました。 社名「アイリッジ」に込めた想い「Ridge(リッジ)」は、海底山脈のこと。プレートが生まれる場所であり、新しい地球が創られるスタート地点です。 リッジが新しい地球を創るように、アイリッジも世の中に新しい価値を創り出していきたい。その想いを込めて名付けました。 「i」には、internet(インターネット)、interaction(人と人との関わり)、innovation(新しいアイデア)という3つの意味を重ねています。 ミッション「Tech Tomorrow」アイリッジのミッションは、「Tech Tomorrow」です。 テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。 スマートフォンによって、今の生活は大変便利になりました。 17年前は「こうなったらいいな」と思っていた世界が、今まさに実現しています。そうした「少し先の未来にあったら便利だな」というものを創り続けていきたい──その想いが「Tech Tomorrow」には込められています。 popinfoからFANSHIP、そしてAPPBOXへアイリッジの歩みは、まさにスマートフォンの進化とともにあります。 2009年、位置連動でプッシュ通知を行うASPサービス「popinfo」をリリース。2015年の上場時には利用ユーザー数は2,000万人を超えました。 その後、単なるプッシュ通知からファン育成プラットフォーム「FANSHIP」へ進化。そして現在は、企業のアプリビジネスに必要なすべてを支援するプラットフォーム「APPBOX」を展開しています。 今、APPBOXを通じて支援するアプリの月間アクティブユーザーは1億人超。ファミペイ、JR西日本「WESTER」、ニトリ、ジーユーなど、皆さんの生活に身近なアプリが数多くあります。 しかも、これらのアプリはユーザーから高い評価をいただいています。ファミペイはApp Storeで「コンビニアプリでは最強」、WESTERは「券売機に並ばなくていいのが快適」といったレビューが並び、私たちが手がけたアプリが実際に人々の生活を便利にしていることを実感できる──これは本当に嬉しいことです。 開発支援したアプリは数々の賞も受賞しています。直近では、KANSAI MaaSアプリが「2025年度IT奨励賞」、JR西日本WESTERが「2024年度IT最優秀賞」、ファミペイがオリコン「アプリの使いやすさ」部門1位を獲得。外部からも技術力とサービス品質を評価いただけていることは、チーム全員の誇りです。 座右の銘は「できるまでやる」私が大切にしている価値観は、「信用」「情熱」「変化」。そして座右の銘は「できるまでやる」です。 スマホの黎明期に「流行らない」と言われても挑戦した。1人で始めた会社を上場まで導いた。どんな局面でも、できるまでやり続けてきたからこそ、今のアイリッジがあります。 これからも、その姿勢は変わりません。 先日発表した2026年の年頭所感では、「AI時代における『アプリ体験』の共創」をテーマに掲げました。AIが代替できない「生活体験に根ざすアプリ」の価値を最大化すること、アプリの先にいる利用者の生活を豊かにし続けること。──それが、私たちの「できるまでやる」の次章です。 求職者の皆さんへアイリッジは、「Tech Tomorrow」に共感し、テクノロジーで世の中を少しでも良くしたいと思う仲間を求めています。 各業界の最先端を行く企業をお客様として、一緒にテクノロジーで世の中を作っていく。そんな仕事に興味がある方は、ぜひ一度お話しましょう。 ▼ 募集職種一覧はこちら ▼ カジュアル面談をご希望の方はこちら ▼ 採用サイトはこちら 次回は、アイリッジの事業と成長戦略について、中期経営計画「Tech & Innovation Partner」最終年の今だからこそ語れる最新情報を交えながらお話しします。お楽しみに!

社長が語るアイリッジの今と未来。1億MAU、AI、そして2030年へ
前回は、小田さんの創業ストーリーをお届けしました。今回は「アイリッジは今どこにいて、これからどこへ向かうのか」について、最新の事業トピックスやIR情報も交えながらお話しします。 「成長性のある会社で働きたい」「今後伸びる領域に身を置きたい」そんな方に、ぜひ読んでほしい記事です。 月間1億人が使うアプリを、私たちがつくっているアイリッジが支援するアプリの月間アクティブユーザー(MAU)は1億人を超えています。 ファミペイ、JR西日本「WESTER」、BOOKOFF、コーナン。皆さんが日常的に使っているスマホアプリの裏側に、アイリッジの技術があります。 鉄道業界では大手私鉄・JRの67%と取引があり、小売・流通では売上上位3社の50%、金融では都市銀行・地銀・信金の28%をカバー。300を超えるアプリの企画・開発・運用を支援しています。 当時、大手でスマホアプリを手がけている会社は少なく、私たちのようなスタートアップでも"先進性"を評価してもらえました。いち早く実績をつくり、次の案件につながるという好循環が生まれたんです。 「つくるだけ」じゃない。それがアイリッジの強みアイリッジの最大の特徴は、アプリをつくるだけで終わらないこと。 戦略策定 サービスデザイン UI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス) 開発 保守運用 グロースハック この一気通貫の支援体制が、お客様から選ばれ続ける理由です。 自社プラットフォーム「APPBOX」は、アプリ開発とマーケティングツールの両方を提供し、相乗効果を出せるのが大きな優位性。パッケージからカスタマイズ開発への移行もスムーズで、他社のSaaS(Software as a Service:クラウドで提供されるソフトウェア)やスクラッチ開発よりも低予算での実行が可能です。 さらに、AWSアドバンストティアサービスパートナー、Google Cloud Platformサービスパートナーとしての認定も受けており、技術力は外部からも高く評価されています。 APPBOX(アップボックス)とは | カンタン導入・ラクラク運用でアプリビジネスを実現 | 株式会社アイリッジAPPBOX(アップボックス)は、アプリ開発・運用・マーケティング機能を効率化するアプリビジネスプラットフォームです。必要iridge.jp 急成長する「EX-DX」 従業員体験をアプリで変える今、アイリッジで最も勢いのある領域がEX-DX(Employee Experience Digital Transformation)です。 消費者向けアプリ(CX:Customer Experience)で培ったノウハウを、従業員向けアプリ(EX:Employee Experience)に展開。ディップとの資本業務提携から生まれた「バイトルトーク」は、アルバイト従業員と店舗管理者のコミュニケーションをより良くするアプリで、2025年2月の本格販売開始からわずか1年でユーザー数9万人・導入社数3,000社9,000店舗導入までに急成長しました。 大手ファストフードチェーンや大手レストランチェーンなども導入し、「他店舗ヘルプ」「勤怠打刻」「翻訳機能」など新機能も次々と追加。当社の調査では、従業員向けアプリの導入企業はまだ3割に満たない段階であり、これから大きく拡大が見込まれる市場です。EX-DX領域の売上高は、前年同期⽐ +269.0% と大きな成長を見せています。 バイトルトークが新機能「シフト作成」を無料提供開始|1年で9,000店舗導入突破アルバイト従業員と店舗管理者をつなぐ「バイトルトーク」に、無料で使える「シフト作成機能」が登場しました。希望シフトの収集かiridge.jp AI時代のアプリ戦略 NEW CX READYの挑戦2025年は生成AIの急速な普及により、デジタルサービスが大きく変革した一年でした。AIによる情報収集が普及し、Webサイトへのアクセスや検索・購買のあり方が激変する中で、「アプリは何のために存在するのか」が改めて問われる時代になっています。 私たちはこの変革期を、チャンスと捉えています。 情報の検索はAIが担ったとしても、実店舗での決済や、場所や時間と連動したパーソナルな体験の提供といった「人の行動」に寄り添う体験は、便利なアプリならではの領域として残り続けます。むしろ、AIが情報を代替するからこそ、生活に深く根ざした「実体験」を伴うアプリの価値は際立つ。これが2026年の年頭所感でもお伝えした私たちの確信です。 そしてこの変革に、強力なパートナーとともに挑んでいます。2025年4月、博報堂との合弁会社「HAKUHODO BRIDGE」が営業を開始。博報堂の「生活者発想」とクリエイティビティに、アイリッジの堅牢なソフトウェア開発力を掛け合わせ、ビジネスデザイン、プラニング&コンサルティング、プロジェクトマネジメント、エクスペリエンスクリエイティブ、PoC(概念実証)/スクラッチ開発、マーケティング支援の6つの領域で、企業のデジタル生活接点の変革を一気通貫で推進しています。 2026年1月、博報堂・HAKUHODO BRIDGEの3社共同で、AI時代の新ソリューション「NEW CX READY」の提供を開始しました。AIの台頭により、従来の画面操作(UI/UX)から「対話(Conversation)」へと顧客接点が激変するなか、本サービスはヒトの心を動かす「Human Friendly」と、柔軟で拡張性あるバックエンドへの進化を実現する「AI/Tech Friendly」の2つの視点を両立。 ChatGPT等の生活者の日常導線となっている主要AIプラットフォーム上で、自社アプリ/サービスの機能を利用可能にする「MCP開発」や、ブランドに人格を与える「Branded AI Agent™開発」などを提供します。 最大の強みは、戦略構想からプロトタイプ開発までを3ヶ月で超高速実装する「Prototyping Lab」。机上の空論で終わらせない一気通貫の支援で、企業の変革をリードします。 アプリは「画面」から「対話」へ。博報堂・アイリッジ等がAIエージェント実装ソリューション「NEW CX READY」を提供開始AIプラットフォームへのアプリ実装を最短3ヶ月で。博報堂とアイリッジ等は、新ソリューション「NEW CX READY」を開iridge.jp KANSAI MaaS 万博で160万DL突破成長戦略の柱の一つであるMaaS(Mobility as a Service)領域でも、大きな成果が出ています。 JR西日本との業務提携により開発した広域型MaaSアプリ「KANSAI MaaS」は、2025年度IT賞(IT奨励賞)を受賞。大阪・関西万博に向けて、万博会場へのシャトルバス予約・QR乗車券・外国語対応などをクイックにアップデートし、万博閉会時点で開幕前の約8倍となる160万ダウンロードを突破しました。 関西圏の多数の交通事業者が参加する一大プロジェクトを、スピード感をもって推進できたのは、アイリッジがこれまで積み上げてきた開発力とビジネス創出力の証です。 アイリッジが共同開発する「KANSAI MaaS」、「2025年度IT賞」においてIT 奨励賞を受賞 | 株式会社アイリッジ株式会社アイリッジは、関西MaaS協議会と共同開発を行う広域型MaaSアプリ「KANSAI MaaS」が、「2025年度(iridge.jp 数字で見るアイリッジの成長直近の業績(26/3期 通期実績)を少しご紹介します。 売上高:6,993百万円(前年同期比+14.8%) ストック型収益:前年同期⽐+19.6%の増収(安定収益基盤の強化) 当社プロダクト導⼊アプリのMAU:1億超 ディップ社との共同事業等の拡⼤により、EX-DX領域が前年同期⽐+269.0%と全社成⻑を牽引し、新たな成⻑ドライバーを確⽴。戦略的パートナーシップに基づく各社との取組が着実に進展。共同事業の拡⼤が利益成⻑を牽引するなど、「Tech & Innovation Partner」としての事業モデルを確⽴しつつあります。当社が得意とするチーム開発のノウハウを活かしたAI駆動開発ソリューションを2026/6にリリース。 中期経営計画「Tech & Innovation Partner」現在、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画「Tech & Innovation Partner」を推進中です。 5つの成長戦略 アプリビジネス事業の継続成長:APPBOXの機能拡張+パートナー開拓 アプリ以外のDX領域への展開:MaaS×DX、EX×DX、組込型金融 ビジネスプロデュース事業領域への進出:戦略から実行まで一気通貫 新規事業の創出・成長加速:Co-Assign(累計250社突破)、リテールメディア 戦略的パートナーシップの強化:博報堂(HAKUHODO BRIDGE設立、資本比率:博報堂51%、アイリッジ49%)・ディップ・沖縄テレビ・JR西日本 長期目標は、2030年3月期に売上高150億円・調整後営業利益15億円。今の規模から約2倍以上の成長を目指しています。 さらに、新規事業のプロジェクトマッチングサービス「Co-Assign」は累計導入社数250社を突破し、MRR(月次経常収益)は2026年3月時点で前年同期比+61.2%で伸長中。APPBOXパートナープログラムには2026年4月末時点で43社が参画し、パートナーとの共創モデルも着実に広がっています。 2026年は中期経営計画「Tech & Innovation Partner」の最終年。集大成として、既存のお客様や協業パートナーに加え、グループ内連携をさらに強化し、複合的な課題解決を推進していきます。 30年、100年、300年と永続的に成長し続けられることが重要です。時代に合わせて提供する価値を変えながら、事業を生み出し続けるサイクルを、事業面と組織面の両面で再現できるモデルにつくり上げたい。それが私の夢です。 「つくる側」の仲間になりませんか対象市場は2.3兆円。今のシェアはまだ0.25%。 この数字が意味するのは、チャレンジする余地が果てしなく広いということです。 AI時代のアプリ体験、EX-DX、MaaS、リテールメディア。次の柱となる事業が次々と生まれている今こそ、アイリッジに加わる絶好のタイミングです。 「成長フェーズの会社で、自分の力を試したい」「最先端の領域で、社会にインパクトを与えたい」そんな方をお待ちしています。 ▼ 募集職種一覧はこちら ▼ カジュアル面談をご希望の方はこちら ▼ 採用サイトはこちら 次回は、アイリッジの「働く環境」と「組織カルチャー」について、小田さんがお話しします。お楽しみに!
新規事業
アイリッジの新規事業に関わるメンバーや取り組みをまとめています

「言われた通りに作る」で終わらない。仕様策定から技術選定まで、エンジニアが意思決定を担う
「PdMから上がってきた要件を、そのままコードに落とし込むだけで本当にいいのだろうか」日々の開発を進める中で、そんなふとした疑問や、もっと仕様や技術選定の根本から関わりたいという想いを抱くことはないでしょうか。 今回は、分散ビルドシステムやクラウドインフラSaaS等の開発を経てアイリッジに入社し、現在はリーンインキュベーション部にて主要プロダクト「Co-Assign」の開発を担う我妻さんにお話を伺いました。 単に決められたタスクを消化するのではなく、顧客の真の課題を見極めた汎用的な仕様策定から、中長期的な保守性を見据えたアーキテクチャの改善、さらには開発組織の仕組み化まで。トレードオフと向き合いながら、エンジニア自身が根拠を持って意思決定を重ねていくリアルな開発環境と、その手応えについて等身大の言葉で語っていただきました。 プロフィールリーンインキュベーション部 エンジニア 我妻さん これまで、分散ビルドシステムやクラウドインフラSaaS、業務系Webアプリケーションの開発を経験。現在は株式会社アイリッジのリーンインキュベーション部に所属しています。主要プロダクトである「Co-Assign」の開発を担当し、新規機能の実装だけでなく、仕様の検討や技術選定、アーキテクチャの改善などにも取り組んでいます。 現在の担当業務について主要プロダクトである「Co-Assign 」の新規機能開発を中心に、技術的負債の解消や保守・運用にも取り組んでいます。 開発にあたっては、PdMが整理した顧客要望をそのまま実装するのではなく、まず「顧客が本当に解決したい課題は何か」を考えます。 ある企業から特定の機能を求められた場合でも、その企業だけに合わせて機能を追加することが、プロダクト全体にとって最善とは限りません。要望が生まれた背景や実際の業務を整理し、ほかの顧客にも共通する課題がないかを検討します。 そのうえで既存の仕様やコードを確認し、必要に応じて小さなプロトタイプを作りながら、実現方法を検証します。個別の要望を汎用的な仕組みとして設計できれば、同じような課題を抱える複数の顧客へ価値を提供できます。 エンジニアは、単に実装方法を決めるだけではありません。 「何を作るのか」「どのような仕様にするのか」という段階から関わり、顧客への価値、開発コスト、中長期的な保守性、事業上の優先順位を整理したうえで、提案から実装までを進めています。 リーンインキュベーション部ならではの面白さを教えてくださいプロダクトだけでなく、開発組織の仕組みそのものを改善できることです。 私は、エンジニアの役割の一つは、個人の経験や判断に依存している暗黙知を整理し、再現可能な仕組みに変えることだと考えています。 現在のリーンインキュベーション部には、開発や事業運営をより安定して進めるために、まだ改善できる部分があります。開発手順、意思決定、情報共有など、すべてのプロセスが完成しているわけではありません。 そのため、用意された方法に従って開発するだけでなく、「なぜこの作業が特定の人に依存しているのか」「どうすれば誰でも同じ水準で判断できるのか」といった組織上の課題にも、エンジニアが直接関われます。 自分たちが考えて導入した仕組みが、チームの開発速度や品質を改善し、プロダクトや事業の成長につながっていく。その変化を間近で確認できることは、このフェーズならではの面白さです。 一方で、決まった正解がないため、自分の提案が適切なのかを考え、判断の根拠を説明し、その結果を振り返る責任も伴います。 その難しさも含めて、プロダクトと組織の両方を自分たちの手で前進させられることに、大きな手応えを感じています。 部署のメンバーはどんな人がいて、一言でいうとどんな雰囲気ですか?一言で表すなら、「自律したメンバーが、互いの専門性を尊重しながら働く組織」です。 プロダクトを良くするという目的は共有しつつも、全員が同じ考え方や働き方を求められるわけではありません。それぞれが自分なりの仮説を持ち、担当領域の調査や開発を進めています。 個人の裁量が大きい一方で、必要な場面では役職や職種に関係なく意見を交換できます。意見が異なる場合も、誰が言ったかではなく、どの選択が課題の解決につながるかを軸に議論します。 必要以上に互いの領域へ介入するのではなく、それぞれの専門性や仕事の進め方を尊重する距離感があります。そのため、人間関係に過度なエネルギーを使わず、目の前の課題に集中しやすい環境だと感じています。 技術選定やアーキテクチャの決定には、どの程度関われる環境ですか?技術的な選択肢の検討や提案は、エンジニアが中心となって進めています。 新しいライブラリやフレームワークを導入する場合も、単に新しい技術だから採用するわけではありません。プロダクトの将来、既存システムとの整合性、移行コスト、運用負荷、開発速度、チーム内での扱いやすさなどを総合的に評価します。 私自身も、システム構成や技術仕様を深く把握する立場として、中長期的な保守性を高めるためのアーキテクチャや実装方針を検討しています。 もちろん、事業への影響を考えずに、エンジニアだけで決定するわけではありません。選択肢ごとのメリットとデメリットを整理し、必要に応じて責任者や関係者に説明しながら合意を形成します。 既存の構成を絶対的な前提として固定するのではなく、変更によって得られる価値とコストを比較し、合理性があれば見直すことができます。 社歴や役職ではなく、提案の根拠をもとに技術的な議論ができる点は、この環境の大きな特徴だと思います。 リーンインキュベーション部でエンジニアとして働くことでどんなスキルや経験を得られると思いますか?最も大きいのは、仕様の根本から考え、自分で意思決定し、その結果を振り返る経験です。 技術的な知識や実装力は、どの会社にいても本人の取り組み次第で高められます。組織が提供できるのは、知識そのものではなく、それを実際の課題に使い、判断力を磨くための環境や機会だと考えています。 Li部では、決められた仕様を実装するだけでなく、事業や顧客の状況を踏まえながら、何を優先して作るのかを考える機会があります。 新規機能を優先するのか、技術的負債を解消するのか。短期的な開発速度を重視するのか、中長期的な保守性を優先するのか。個別の要望に対応するのか、複数の顧客へ展開できる仕組みとして設計するのか。 こうした選択には、常にトレードオフがあります。 複数の選択肢を整理し、判断の根拠を説明し、実装した結果を検証する。その一連の経験を積むことで、技術だけでなく、事業やプロダクトを含めて意思決定する力が身につくと考えています。 受け身で仕事を待つのではなく、自分で課題を見つけ、必要な人を巻き込みながら改善を進めたい人にとっては、大きく成長できる環境です。 どんな人と一緒に働きたいですか? 未整理な課題を見つけ、より良い仕組みに変えていくことを楽しめる人と働きたいです。 現在のチームには、特定の人の経験や知識に依存している部分がまだ残っています。今後は、そうした暗黙知を明文化し、誰でも安定して高い品質で開発を進められるプロセスや仕組みを整えていく必要があります。 そのため、単にコードを書くことだけでなく、開発プロセスの改善、設計方針の整理、知識の共有といった活動にも関心を持てる方は、特に活躍しやすいと思います。 現在の環境は、良くも悪くもすべてのルールが完成しているわけではありません。既存のやり方に課題を感じたときに、「以前からこうしているから」と受け入れるのではなく、「なぜこの方法なのか」「もっと合理的な方法はないか」と問い直す余地があります。 自分の意見を通すこと自体が目的ではありません。課題を整理し、判断の根拠を説明し、周囲とより良い方法を考える姿勢が重要です。 「決められたチケットを消化するだけでは物足りない」「技術だけでなく、仕様や開発環境にも自分の考えを反映したい」と感じている方にとっては、挑戦できる範囲の広い職場です。 プロダクトとチームの仕組みを、一緒に考えながら作っていける方と働けることを楽しみにしています。 アイリッジでは一緒に働く仲間を募集しています。 ぜひお気軽にお問い合わせください! hrmos.co●【アイリッジ】新規プロダクト開発エンジニア/<地方在住者:フルリモート可> アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト
バックオフィス
アイリッジのバックオフィスのメンバーや取り組みをまとめています

会社の縁の下の力持ち、経理部の魅力を語る!
こんにちは!アイリッジの人事・採用担当の川田です。 今回の特集では、現在新メンバーを募集している「経理部」に焦点を当て、リアルな声をお届けします。 佐藤文さん、佐藤綾子さん、小阪さんが、アイリッジでの仕事の魅力や働き方について率直に語ってくれました。 対談を通じて、アイリッジの魅力をぜひ感じ取ってください! アイリッジやグループ会社含め4社の経理業務を担う柱自己紹介~これまでの経歴と現在の業務~ 2013年入社|部長 佐藤文さん(以下「文さん」) これまで数社のIPO準備企業にて経理を経験。前職では関西にあるIPO準備企業に勤務。その後2013年に地元東京に戻るタイミングで、転職活動を開始。当時はアイリッジもIPO準備中で、挑戦しがいがある点も魅力に感じ入社を決意。入社当時はバックオフィス全般を行う管理部にて、アイリッジの管理部門の基盤を作る。現在は経営管理本部副本部長 兼 経理部長として、グループ全体の経理部内の数字の精査・開示資料のチェック業務に加え、グループ4社の経理業務の見直しを進め、部の体制を整える役割も担う。 2015年入社|佐藤綾子さん (以下「綾子さん」) 前職までは派遣社員として営業事務を経験。2015年アイリッジが上場してすぐのタイミングに、前職で一緒に働いていた杉浦さん(現:総務人事部長)に誘われ、アルバイトとしてアイリッジに入社。当時は管理部で総務や給与計算などの労務業務を中心に幅広くバックオフィスを担当し、2017年に契約社員に。入社当時、経理はほぼ未経験だったが高校時代に商業科で学んだ簿記の知識を思い出し、文さんに教わりながら少しずつ経理業務を習得。現在はアイリッジの外注費、販管費・立替経費などの計上や管理を担当。 2018年入社|小阪さん 前々職ではITベンチャーでバックオフィス全般を担当したのち、前職ではディレクターを経験。ディレクターも楽しく良い経験はできたが管理部門への適性を感じ、専門性のある仕事をしたく簿記を勉強。アイリッジの経理部が立ち上がるタイミングの2018年に経理実務は未経験でアイリッジに入社。入社当時はアイリッジの請求・売上計上業務からスタートし、グループ会社であるフィノバレーの月次決算を担当。産休・育休を取得後、2024年5月に復職し現在はグループ会社プラグインの月次決算をメインで担当。 働き方の柔軟性とコミュニケーションQ.アイリッジで働く魅力は? 小阪さん: 私はフルタイムで育休復帰したのですが、子育てと仕事を両立できています。フレックスが使えない会社だった場合、時短で復帰となっていたかもしれないですが、アイリッジではフレックス制度やリモート勤務ができるので、現在は8時~17時で勤務しています。柔軟な働き方ができるので助かっています。 子供がまだ0歳児なので体調不良で保育園に預けられない日もありますが、相談すると文さんがすぐに業務のサポートをしてくださり、本当に心強いです。 綾子さん: 私にとっては人間関係の良さが一番の魅力で、本当に居心地が良い会社だなと思っています。コロナ禍、管理部門はなかなかリモートは難しいのでは?という風潮の中で、早いスピード感で文さんが経理部もリモート勤務ができる体制を構築してくれて… リモートでもスムーズに業務ができる環境が整っているので、いまでも週1~2日の出社のみで、基本的にはリモートで働けているのがありがたいです。 小阪さん:家で仕事できるって本当に良いですよね! 綾子さん:通勤時間がないのいいよね!コロナ禍になってからの変化のスピードはベンチャーの良いところだなと実感しました。 リモートでの部内のコミュニケーションも問題ないですし、社員のみなさんもSlackのレスポンスも早くて、本当に良い方が多いので助かっています。 文さん: アイリッジはマネージャー層の仲も良くて、縄張り争い的な部署間の対立はないです。横の連携があるので、気軽に相談もできますし、とても助かっています。経理部内でも部署横断でも、みんなの見ている方向が同じなので、変な気遣いをせず、問題点の改善に向けて率直に意見を出し合って、「経理部として」または「アイリッジとして」あるべき方向に進んでいけるのが魅力かな、と思っています。 Q.経理部やアイリッジの雰囲気は? 文さん:コロナ前はフル出社だったので、いまのハイブリッド勤務になってからとではだいぶ変化がありますが、直近で経理部に参画いただいた方からも、『気兼ねなく質問や相談ができる』と言われます。いまは主にSlackでのコミュニケーションですが、投げかけた質問にもすぐに誰かが反応してくれて、円滑かな。 小阪さん:出社のタイミングが総務や労務の方と一緒になることが多いんですけど、仕事じゃない話も和気あいあいとできる雰囲気なので、経理部でまとまらずに他の部の方とも割とコミュニケーションは取れていると感じます。 綾子さん:出社すると結構世間話もしているかも。私的には、経理部内って『ほんわか』していると思っているんですよね。例え業務上で齟齬がうまれても人間関係には影響しないし、みんな優しい雰囲気だよね。 文さん:私もそう思ってる。みんな割と言いたいことはちゃんと言うし、それに対して聞く耳を持つ風通しが良い環境だなと思っていて、改善に向けて意見が対立しても話し合って解決できる人間関係だし、上下関係をあまり意識せずコミュニケーションがとれる会社ですよね。 全社的にも役職で呼ばずに、社長のことをみんな『小田さん』って呼んでいたり、私のことも『文さん』と呼んでくれたり。 小阪さん:アイリッジは感情的になる人もいないですよね。 綾子さん:うんうん。ほんと良い人が多いよね。 🎤文さんに質問Q.マネジメントで心掛けていることは? Q.次にどんな方にジョインしてもらいたい? 文さん:個々のスキルや性格にあった伝え方をするように心がけています。 一人一人としっかり接するよう意識しているものの、部内の人数も増えてきた中で正直十分な時間をとれてるわけではないので、次にご入社いただく方にはハブ役としてメンバーのいろいろな意見を拾い上げまとめていっていただける方にジョインいただきたいなと思っています。 コミュニケーションを円滑にとり、経理部としての成長・チームとして成果を出していけるようにという点に賛同して推進いただけるとうれしいです。 言われたことだけをこなすのではなく、与えられたミッションに対して自分で考えて行動できる人を求めています! 🎤綾子さん・小阪さんに質問Q.お二人から見た部長の文さんってどんな方? Q.どんなメンバーが経理部にマッチする? 小阪さん:文さんはクールですかね!クールですごい仕事量をこなしている感じ。 綾子さん:芯の通った方だと思います。仕事量はもう半端ないです(笑) 小阪さん:あとは…奥深い。 文さん:奥深い??!!!え?奥深い?(笑) 小阪さん:話せば話すほど知ることがあって面白いんですよね。 お酒がお好きだったり、音楽がお好きだったり多趣味で、自分の楽しみを持たれていて。 綾子さん:文さんってパワフルだよね!見た目は静かそうなのに実はめちゃめちゃパワフルで仕事とプライベートをしっかり分けてリフレッシュしている印象。 Slackはすごくクールなので、人によってはぶっきらぼうに感じてしまうこともあるかもしれないけど、実際会うと全然そんなことなくて。 文さん:厳しく聞こえちゃうかなっていうのは自分でも意識しているんだけど『〇〇してくださいますか?』という指示ではなく『〇〇お願いします』と簡潔に要件を伝えることが多くて…丁寧ではないので乱暴に聞こえちゃうかな?とは思うときもあるかな。 小阪さん:文さんはサバサバしている方なので、ずっと気にかけてほしいような “かまってちゃん” だと、文さんのマネジメントとの相性は良くないかもしれないです(笑)手取り足取り教えてほしいって思っている人だと合わないかも。 文さん:そうだね(笑) 小阪さん:経理部は社内外いろんな人とコミュニケーションを取らないといけないので、ひたすら事務仕事しているわけではないし、リモート環境下でも自発的にコミュニケーションを取りに行ける方じゃないとむずかしいかもしれないです。 リモートだと相手の状況が見えないけど、分からない時に分からないと躊躇せずに、積極的に声を出せる人がマッチすると思います! 綾子さん:確かにコミュニケーション能力が高い方は経理部に早々にフィットすると思います。 小阪さん:こういう日々のコミュニケーションがあるから、ちょっと相談したいとき・分からないことがあるときに気軽にSlackやGoogle Meetで話ができる関係が構築できますよね。 文さん:1on1も最初は毎日実施していて、しっかりフォローしていますので困りごとは日々解消していける環境です。今後新しくご入社される方もご安心ください! *~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 皆さん、アイリッジ経理部の雰囲気や働き方の魅力が良く伝わる貴重なお話をありがとうございました。 いかがでしたでしょうか? フレキシブルな働き方や、円滑なコミュニケーションが特徴のこの環境で、新しい挑戦をしてみたい方はぜひご応募ください。皆さんのご応募をお待ちしています! ▼【アイリッジ】経理担当/グロース上場(将来リーダーも目指せます!) 一次面接は、部長の佐藤と人事の川田がざっくばらんにお話させていただきます! まだすぐに転職は考えていない方・とりあえず話だけ聞いてみたいという方も大歓迎です! カジュアル面談からご希望の場合は、お気軽にこちらよりご連絡ください。 hrmos.co【アイリッジ】経理担当/グロース上場(将来リーダーも目指せます!) アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる hrmos.co【アイリッジ】経理/財務(開示経験者募集)※プレイングマネージャー/グロース上場 アイリッジグループ(株式会社アイリッジ・Qoil・プラグイン)東京都港区 ほか0箇所フルタイム 募集要項をみる 募集職種一覧 採用サイト





