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詩 | 受信しているだけで

詩 | すずなり

九歳さんには逃げ道がない

詩 | 新月

詩 | 水平線が沈み

詩 | 反照の朝

この街には、小さな缶を売る店がある。缶は、知らないはずの三日間や一ヶ月を重ねていく。それは触れられなかったはずの出来事や思い。 封を解いた瞬間、その時間は静かに生活に層を残す。 やがて彼らの人生の輪郭を、わずかに、しかし確かに変えていく。 硝子の街の片隅で、渡す者と受け取る者達の現代幻想連作。 ◇はじめての方へは最初のひとつとして ・静かな変化を辿るなら→ 『Lot.03|夜ごとの天体観測・3ヶ月』 ・やわらかな時間から触れるなら→ 『Lot.04|夜更けの発酵・2ヶ月』 ・物語の起点から辿るなら→ 『Lot.01|南のリゾート・1ヶ月』 ◇本作は短編連作です。どの章からでもお読みいただけます。