コロナ禍に高熱の娘が病院前で嘔吐 途方に暮れた母親に起きたこと
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2023年5月以降、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が『5類感染症』に移行しました。
まだまだ感染者は絶えませんが、各地でイベントなどが再開するほか、マスクを外して出かける人も増えています。
しかし、コロナウイルスが蔓延し始めた当時は、誰もが得体の知れないウイルスに対し、不安を抱えていました。
外出すること自体がためらわれ、人との距離感も大きく変わった時代です。そんな空気の中で、子どもの体調が急変したとき、親はどれほど心細い思いをしたでしょうか。
そんなコロナ禍の真っただ中に起きた、ある出来事をご紹介します。
『コロナ禍の優しさ』
紹介するのは、読者から寄せられたエピソードを漫画化している、西山ともこ(nishiyama_tomoko07)さんのもとに寄せられた、ある母親の実体験。
当時、5歳の娘さんを育てていた母親は、このまま世の中がどうなってしまうのか、不安を感じていました。
コロナウイルスの感染が広がる中、幼い子どもを連れての外出には、常に緊張が伴っていた時期のことです。
高熱の娘を抱えて歩いた20分、そして病院前での出来事
母親は、高熱のある娘さんを抱きかかえ、20分ほど歩いて、駅前の病院に到着。
診察まで外で待っていると、娘さんがその場で嘔吐をしてしまいました。
高熱の子どもを抱えながら長い距離を歩き、ようやくたどり着いた病院の前での出来事です。診察を待つ間、娘さんの体はすでに限界に近い状態だったのでしょう。
しかも、慌てて家を出たことで、ハンカチやティッシュのほかに、手や口などを拭くものを持っていなかったといいます。
娘さんはまだ診察を受けておらず、コロナウイルスに感染している可能性だって十分にあるはず。
コロナ禍の当時、街中での嘔吐は周囲の目が特に気になる状況でした。感染への警戒心が高まっていた時代だからこそ、母親の不安は一層大きかったはずです。
母親は「街中で嘔吐するなんて、よく思わない人もいるのではないか」という不安と、「早く片付けてあげないと」という焦りでいっぱいになってしまいます。
娘さんにも申し訳ないと思い、今にも泣き出してしまいそうな状態の母親。すると…。